オーストラリアでいざ運転!日本との違いは・・・?
イツキです。以前に書いた記事で国際免許を取ればオーストラリアでも車が運転できると言うことを紹介しました。でも、国際免許を取り運転免許を取得したからといって、外国の見知らぬ土地で怖いですよね。
そこで今回はオーストラリアの交通ルールについて、日本の交通ルールとの違いを踏まえながら紹介していきたいと思います。
日本と同じ左車線
まず気になる事は、車は左か右どっち車線を走行するのか?ではないでしょうか。
日本はもちろん左車線ですが、例えばアメリカとかカナダは右車線。普段私たちは左車線で運転しているため、急に右車線になったら、いつも通り行っている右折、左折などの仕様が変わってくるので大分運転に支障が出る恐れがありますよね。
でも大丈夫です。オーストラリアは日本と同じ左車線であるため基本的な交通ルールは同じであると捉えていただいて大丈夫です。また、車線の幅も日本に比べると広い為車の運転自体にあまり自身がない方でも運転しやすいと思います。おまけ情報ですがオーストラリアと同じオセアニアに属するニュージーランドも左車線ですよ。
ラウンドアバウト
車線は一緒ですが、だからといって交通ルールが全て一緒というわけではありません。
もちろんオーストラリア特有の交通ルールが存在します。その多くはなんとなく理解できるものが多いですが、中には理解するのが難しいものもあります。その一つがラウンドアバウトです。
ラウンドアバウトとは大きなロータリー式交差点こと。その交差点のルールとして右側から入ってくる車が常に優先(つまり先にラウンドアバウトに進入している車が常に優先)なので、自分の運転している車がラウンドアバウトに進入する際に他の車が進入してくるか注意しなければなりません。ラウンドアバウト内に進入したら、ロータリーを回りながら右手に見える車を優先し、自分の入りたい方向の道へと入る。なおラウンドアバウトを抜ける際にはウインカーで抜けるむね後続車に知らせること。
このような交差点は日本にはないので、初めて走行する際は戸惑うことになるでしょう。
運転される予定がある方はラウンドアバウトについて詳しくWebサイト等で調べてみてください。
オーストラリア版高速道路について
日本でいう高速道路のことをオーストラリアではフリーウェイFreeway(略してFwy)あるいはモーターウェイMoterway(略してMwy)と言います。ごく一部の高速道路のみ有料(といっても通行料金は一般車でA$1.10~2.20ほど、「TOLLWAY」という表示あり)で、基本的には無料と考えてよいです。
そのため進入方向を間違えても、気軽に次のインターで逆方向に入り直すことができます。
なおシドニーやメルボルンでは、有料道路のETC化が進んでおり、一部モーターウェイはE-Toll(日本でいうETC)専用となっています。E-Toll専用道には料金所がない。
レンタカーにはE-Tollがついいないが、その場合はガソリンスタンドなどにある登録機械で通過後48時間以内にE-Toll passを購入しなくてはいけません。留学生である私たちはおそらくレンタカーの利用の確立の方が高いと思うので、シドニーやメルボルンで走行する場合はこのことを頭に入れておいたほうが良いと思います。
オーストラリアでのガソリンの給油
オーストラリアではガソリンスタンドのことを「ペトロールステーション(Petrol Station)」と呼びます。
計量方式は日本と同じで、「ℓ」を使用しています。給油方式は都市周辺がセルフ・サービス、郊外や地方ではフル・サービスが一般的で、沿線道路沿いでは24時間営業の店も多いです。店舗は日本と同じようなガソリンスタンドとコンビニに給油所が併設されているような形態が一般的。
ガソリンの種類には「Regular(レギュラー)またはLeaded(レディッド)」、「Super Unleaded(アンレディッド)」、「Unleaded(アンレディッド」の3種類あり、レンタカーは「Unleaded(アンレディッド)」を給油するので、留学生である私たちはこれだけさえ把握していれば問題ないと思います。
まとめ
オーストラリアは日本と同じ左車線であるため基本的な運転の仕方という面では困ることはないでしょう。しかし、細かい交通ルールの違い、有料道路、ガソリンの給油といった運転に関わる違いがたくさんあると思うので、そういった違いに注意をして運転を楽しんでください。