エディンバラから日帰りで行ける観光地「詩人ウォルター・スコットの大豪邸」

スコットランド、エディンバラの大学院に留学中の Yusei です。留学や言語学習に関連する情報に加え、エディンバラから日帰りで行けるとっておきの観光スポットを不定期で紹介しています。

今回は街から電車で1時間ほど離れた場所にある、詩人ウォルター・スコットの大豪邸について紹介したいと思います!

イギリスのウォルター・スコットの大豪邸
ウォルター・スコットの大豪邸

詩人ウォルター・スコットって?

文学を勉強した人なら一度は聞いたことがあるのではないでしょうか?

ウォルター・スコットとは19世紀に活躍したエディンバラ出身者で、スコットランド内外問わず多くの注目を集めた詩人・作家です!

日本語に翻訳されている作品としては、1805年の「最後の吟遊詩人の歌(The Lay of the Last Minstrel)」、そして1810年に公開された「湖上の美人(The Lady of the Lake)」などがあります。

エディンバラ出身、そしてその人生の多くを過ごした場所ということで、彼の作品からの引用文は街の至る所に飾ってあります。

街の中心にあるスコット記念碑は街のシンボルとなっており、£5 払えば上のフロアへ行くこともできます。287段の階段を登ったてっぺんからは街の美しい景色が望めます!

エディンバラのシンボルの一つ、スコット記念碑
エディンバラのシンボルの一つ、スコット記念碑

ウォルター・スコットの大豪邸、アボッツ・フォード

アボッツフォードにはウォルター・スコットが買い取り人生の多くを過ごした豪邸、そして美しい庭園が広がっています。

数々の木々や花々が育てられているガーデンは、スコット自らが設定したとも言われており、彼自身が植えた木も見ることができます。

イギリスのウォルター・スコットの大豪邸

また豪邸・庭園の裏には川が流れており、ランチとシートを持っていけばピクニックをすることも可能です!

古い城と自然に囲まれたこの場所で、ウォルター・スコットの作品に大きな影響を与えた壮大な風景を是非楽しんでみてください。

豪邸の裏を流れるツイード川
豪邸の裏を流れるツイード川

これらのガーデンや川のほとりを歩くのみの場合の料金は以下の通りです。

  • 大人(17歳以上):£5.60
  • 学生・シニア(60歳以上):£5.10
  • 子供(17歳未満):£3.00
  • 家族(大人二人、子ども三人まで):£13.00
  • 家族(大人一人、子ども三人まで):£10.00

5歳未満の子どもは料金が無料となっています!

書斎や食事場を見学できる!

ガーデンを抜けた建物の内部では、ウォルター・スコットが実際に使用していた書斎や、豪華な食事場を見学することができます。

入り口のそばには豪邸を守るための武器や甲冑が綺麗に飾られており、一気に過去の世界に戻ったような気分を味わえます。

ウォルター・スコットの豪邸内

彼自身の胸像が置いてある書斎では、多くの本や資料を実際に見ることが可能です。美しい内装と一緒に、約200年前の世界を体験してみてください!

残念ながら日本語はありませんが、英語・ロシア語・ドイツ語・フランス語・中国語の音声案内があるので深い歴史に興味のある方は是非利用してみると良いでしょう。

ウォルター・スコットの豪邸内

建物の中を見学したい場合は、上記とは別のチケットを買う必要があります。ガーデンの散策に加え、建物内の見学が含まれたチケットの料金は以下の通りです。

  • 大人(17歳以上):£11.20
  • 学生・シニア(60歳以上):£10.20
  • 子供(17歳未満):£5.00
  • 家族(大人二人、子ども三人まで):£28.00
  • 家族(大人一人、子ども三人まで):£19.60

またイギリス在住で住所を持っている方は同じ料金で年間パスポートが作れるので、学生証やパスポートなど、身分がわかるものを持って行ってください!

まとめに

今回はエディンバラから1時間で行けるおすすめスポット、アボッツフォードについて紹介しました。

ウォルター・スコットはエディンバラの人間なら誰でも知っている有名な詩人なので、彼の過ごした場所や作品に影響を与えた風景を見に、是非訪れてみてはいかがでしょうか?

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