【ドイツ留学】実際、英語はどのぐらい通じるの?
ドイツで、英語はどのくらい通じるの?
こんにちは、ライターAnです。 今月から、いよいよドイツでの生活が始まりました! ドイツ留学をする、というと必ず飛んでくるのが、「ドイツ語出来るの?」という質問。 実際にドイツに来てみて感じた、「どのぐらい英語が通じるか」についてお伝えします。「英語が通じない国」に留学するということ
皆さんが留学を考える時、多くの人は英語圏の国を考えるはず。 しかし、「ヨーロッパが良い!」となればイギリスしか選択肢がありませんし、多くの場合アメリカ・カナダなどの英語圏留学は高倍率で、競争が激しくなっています。 もちろん英語圏の国に行くのも素晴らしいこと。でもせっかくの留学なら、人と違う体験がしたい…。 そんな考えのもと、ライターAnは留学先にドイツを選択!大学の授業の多くは英語で受けられますし、多くの人が「意外とドイツは英語が通じる」と言っているのも聞きました。 実際、ドイツでは英語がどのぐらい通じるのでしょうか?英語さえあればOK:空港、大学、ホテル
まずは、「英語さえわかればOK」な場所から。 空港や大学には、英語での案内がたくさん書いてあり、全くドイツ語がわからなくても、スムーズに手続きを進めることが出来ます。 こちらは、ドイツのフランクフルト空港のターミナルをつなぐシャトル電車の写真。 「Abfahrt in」の下に「Departure in」と書いてあります。空港内も、出口という意味の「Ausgang」の下には「Exit」と記載があり、迷わず進むことができます。 私の通うゲーテ大学の案内も、基本的にすべて英語で届きますし、学生課の方は英語がペラペラ。 寮の案内も英語・ドイツ語両方で書かれているので、何も問題はありません。もちろん、シラバスや授業も、英語表記。このあたりは大学によるようなので、しっかり調べてから、留学先を選びましょう。 私が渡航初日に泊まっていたホテルでも、多くの方が英語を話せました。案内も英語で書かれており、ドイツ語が全く出来なくても問題はありません。 ガイドブックに載っているホテルや、Expediaの予約サイトに載っているホテルなら、多くは英語のみで生活出来るはずです。ドイツ語力がゼロだと辛い:スーパー、ショッピングセンター
次は、「ドイツ語力がゼロだと、わからないことが多い」レベルの場所。 それは、留学生であれば必ず訪れる、スーパーやショッピングセンターです。 私が住むフランクフルトには、Hauptwache(ハウプトヴァッヘ)という大きめの駅があり、大型のショッピングセンターがいくつもあって賑わっています。H&MやAdidasなど、日本にもあるブランドも多いです。 そんなショッピングセンターやスーパーの中のお店には、基本的に英語表記がありません。 大型ショッピングセンターであれば、英語版の案内ガイドがあることも多いです。しかしお店の中に入ると、辺り一面ドイツ語だらけ。 つまり、「この商品が何なのか」全くわからないのです! 留学2日目には、保湿用のオイルが欲しかったのに、消毒用のオイルを買ってしまった…ということがありました。 わからない商品は、その場で調べたり、家で検索したりします。 これはスーパーでも同じ。なんとなくこれが冷凍食品で、これがドレッシングで…というのはわかりますが、本当にそれが自分の求める商品なのかどうかは、買ってみないとわかりません…。 しかし、買い物自体はドイツ語いらず。商品を出せば、あとはレジが値段を表記してくれるので、それを支払うだけです。最初に「Hallo!」、最後に「Tschüss!」の挨拶だけでOK。 また、ショッピングセンター内でプリペイドのSIMカードを購入した時は、店員さんが英語で応対してくれました。ドイツ語しか通じない:街中の小さなお店
「ドイツに行ったら、街中のお店でパンを買ったり、コーヒーを飲んだりしてみたい」と思っていた私。 しかし、街中の小さなお店は、基本的にドイツ語しか通じません。 さっそくホテルの近くにソーセージ屋さんがあったので、ホットドッグを買ってホテルで食べようと訪れてみました。しかし、「テイクアウト」の表現が全くわからず、お皿で渡されてしまうことに…。なんとか英語で伝えようとするものの、店員さんは「?」という表情をしており、つらい気持ちになりました…。 英語は通じませんが、何回か買い物をするうちに慣れてきます。 初日は思ったような買い物をすることすら難しかったですが、翌日にはローカルのお店でポテトやアイスを購入することができました。 「テイクアウト」はドイツ語で「zum mitnehmen(ツム ミットネーメン)」と言います。挨拶をし、商品の名前を読み上げ、個数をドイツ語で伝え、持ち帰りならそう言えば完璧です。現地語がわかると、留学はもっと楽しくなる
ドイツでしばらく過ごしてみて、「最低限のドイツ語があれば、ドイツで生活をすることは可能」ということがわかりました。 難しい手続きは英語対応できそうな大型店に行けば良いですし、買い物をしたり、大学で授業を受けたりする分には何の不都合もありません。 しかし、ドイツ語がもっと出来るようになれば、よりドイツに馴染むことが出来るし、生活がよりしやすくなるし、何よりこの先半年間住むドイツのことがもっと好きになれそうな気がするのです。 留学をもっともっと楽しむために、この先もドイツ語の勉強に励みたいと思います!ドイツ留学関連記事
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