留学した国は、オーガニックコスメ大国!ドイツのスキンケア事情とは?

美肌の大敵「乾燥」と「硬水」
日本は湿度が高く、冬以外は強く乾燥を感じることは少ないですよね。 しかしヨーロッパは、大陸であるがゆえ、空気がとても乾燥しています。 私は日本にいる時、お肌の乾燥を感じたことはほとんどありませんでした。 しかしこちらに来て1週間。 ボディクリームをさぼっていたら、なんと肩の皮膚が粉を吹きました…。大陸の乾燥を実感した瞬間です。 また、マグネシウムやミネラル、カルキを含んだ硬水は、お肌を傷めてしまうことがあります。 きれいな人も多いヨーロッパですが、「乾燥」「硬水」といった要因には悩まされているそう…。 留学生の中には、ひどい肌荒れに悩まされてしまう人もたくさんいるようです。
クレンジングも化粧水も乳液も見つからない…!
実はドイツには、「オイルクレンジング」も、「保湿化粧水」も、「乳液」も、ほとんど販売していません。 ドイツではdmやROSSMANNというドラッグストアが至るところにあり、品揃えが大変豊富。 しかし、上記のスキンケア用品が置いてあるところは、ほとんどありません。 代わりに置いてあるのが、「クレンジングウォーター」、「拭き取り用化粧水」、「保湿クリーム」です。ドイツのスキンケアは超シンプル

メイク落とし
ウォータータイプかミルクタイプのクレンジングを、コットンに含ませて拭き取ります。目元などの落ちにくいメイクは、ポイントメイクリムーバーを使って落とします。洗顔
洗顔料を使う代わりに、拭き取り式化粧水を使います。コットンに拭き取り式化粧水を含ませ、優しく拭き取ります。 クレンジングによっては、洗顔もいらない場合があります。保湿
拭き取り式化粧水の後に、保湿クリームを塗ります。 気になる部分にはニキビ用クリームや、美容液も塗ります。 つまり、 拭き取り(クレンジング)→拭き取り(化粧水)→保湿クリーム の3ステップで終了なのです! しかも、水は使いません。 水を使った洗顔がメジャーでない理由は、硬水の成分と石鹸・クレンジングの成分が混じり合い、肌荒れの原因となってしまうからです。 また、日本のようにオイルクレンジング→洗顔料で洗顔、といったダブル洗顔をしていると、肌のバリア機能が失われ、お肌がさらに乾燥にさらされることになってしまうからです。ドイツ式洗顔にチャレンジ!
私も最初は日本から持ってきたオイルクレンジングと洗顔料を使ってケアをしていました。しかし、お肌のごわごわ感やくすみが気になり、ドイツ式洗顔にチェンジ。
優秀オーガニックコスメ達

WELEDA
隣国スイスに本社を置く、オーガニックコスメのブランドです。 日本でも多く取り扱われています。 特に香りつき保湿クリームや、ボディケア商品が有名。香りや配合によって異なるカラフルなパッケージが可愛いです。 ドイツだと5ユーロ〜10ユーロの間で購入できる商品が多く、トライしやすいです。お土産にもおすすめです。Lavera
Laveraは、ドイツ発祥のオーガニックコスメ。 日本でもハンドクリームやリップクリームなどが販売されています。 ずらっと並んだ銀色のロゴが目を引きます。Laveraも、ドイツだと10ユーロ前後で買える商品が多いので、いろいろ試してみることが出来ます。Dr.Hauschka
Dr.Hauschka(ドクターハウシュカ)も、ドイツ発祥のオーガニックコスメです。 特に肌荒れに悩む方からの高い支持を得ています。 ドイツでは、「ドラッグストア」と「薬局」が分かれています。 ドラッグストアはdm、ROSSMANNなどで、処方箋のいらないサプリメントなどの薬や、普通のスキンケア用品を購入することが出来ます。 薬局はApothekeといい、処方箋が必要な薬や、一定の基準を超えたオーガニックコスメなどを販売しています。 Dr.Hauschkaは、薬局で販売している、信頼度の高いコスメブランド。平均20ユーロくらいで購入できるので、肌荒れに悩む方はぜひともトライしてみてください。dm alverde
ライターAnが最近愛用しているのが、dm alverdeの商品です。 先ほど述べたドラッグストア、dmのオリジナルオーガニックコスメ。 オリジナルブランドなので、とにかく安いです…!フェイスクリーム50mlが、3ユーロほどで販売しているので驚きます。 安いのに、きちんと品質が保証されているオーガニックコスメです。
ドイツで買えるもの・買えないもの
最後に、ドイツでも買えるスキンケア製品と、日本でしか買えないスキンケア製品を簡単に分類してみたので、参考にしてみてください。ドイツで買えるスキンケア
- クレンジングウォーター
- ポイントメイク落とし
- 拭き取り用化粧水
- 保湿クリーム
- アイクリーム
- ベビーパウダー・ベビーローションなど
- ボディクリーム
- リップクリーム
- コットン
日本で買っておくべきスキンケア
- クレンジングオイル(ウォータータイプが苦手な方)
- 毛穴パック
- ピーリングジェル
- フェイスマスク(シートタイプはドイツではレアです)
- 保湿用化粧水
- 顔用カミソリ
- 乳液
留学中も美肌を保とう!
乾燥や硬水、さらには食生活のトラブルなど、留学生活では思った以上に肌荒れが起こりやすい環境にあります。 ドイツ以外のヨーロッパ諸国に行かれる方は、ぜひ参考にしてみてください。
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