授業は週4日のみ?ドイツ大学院生の1日!

こんにちは、留学VoiceライターのNariです。 ドイツではやっと新学期が始まって1か月が過ぎ、やっともとの大学生活に慣れてきたところです。今回はドイツでの大学院生としての生活スケジュールについて書こうと思います。

1週間の授業スケジュール

留学中の1週間のスケジュール 今学期の私の時間割を表にまとめてみました。 ドイツでは、修士課程の内容にもよりますが、卒業までに合計120ECTS(European Credit Transfer System:ヨーロッパの単位システム)が必要になります。なので、2年間で卒業するとして、だいたい1セメスター30ECTSを目安に履修します。(修士論文は30ECTS) 試験を課される授業もあれば、論文提出を課されるものもあるので、一概には言えませんが、コマ数で言うとだいたい6コマの授業です。 1コマの授業は90分で、授業と授業の間の休み時間は30分です。 表の薄いピンク色の授業は私の修士課程の授業で、その他にもドイツ語や英語などの学びたい言語コースを追加で履修することもできます。 また、現在履修中の国際財政学の授業のような、学部によっては授業自体が2部構成(講義+練習問題の解説など)になっている授業もあり、その場合は休み時間を挟んで3時間の授業を受けることになります。 隔週で受ける授業のほかに、Block Seminarといった短期集中で単位を取ることができる授業もあり、その場合1日6時間ほどの講義が約1週間にわたって行われます。 私も、11月第3週にBlock Seminarを受けていた時は、隔週の授業と合わせて1日に8時間の講義を受けている日もありました。 その他にも、大学が主催する論文の書き方に関するレクチャーや、他の学部の大学院生と交流するイベントも随時スケジュールに入ってきます。

1日の流れ

ドイツ 平日はアルバイトとの両立もあり、授業と授業の空き時間や授業が終わったらできるだけ、宿題を終わらせたり、次の授業に向けて読むように指定された資料などを読むようにしています。 授業と授業の空き時間には、友達と大学のカフェテリア(Mensa)でご飯を食べたり、郵便局や買い物に行くといったちょっとした用事を済ませるときもあります。(ドイツ、特にバイエルン州のほとんどのお店は20時で閉店してしまいます。) ドイツの大学の授業では、毎授業ごとに結構な量の資料を事前に呼んでくるようにとの指示があり、課題量も決して少なくはありません。 どの学生も、前日までに指定された資料や課題をきちんとこなして授業に挑んでいます。大学院生活を送るうえで、スケジュール管理はとても大切です。 私自身も、大学院に入学したばかりのころは、読まなければいけない資料の量や課題量のとても苦労し、週末までの勉強のために費やしなければいけませんでした。 現在はスケジュール管理にも慣れ、主に平日には3時間以上、予習・復習のために時間を確保できるようにし、週末は自分の時間にあてることができるようにしています。 また、大学には1番混雑するメインの大きな図書館のほかに、学部や学科ごとの小さな図書館もあります。 どの図書館にも照明や電源設備がそろっているので、自分のパソコンを持ち込んで休み時間や空き時間に、移動に時間を取られることなく1番近くの図書館で勉強することができます。

平日と休日

ドイツビールの店 大学院の友人たちと話をしていると、ほとんどの学生が平日と休日のメリハリがついた生活を送っています。 平日は、授業の準備・予習を含めしっかりと3時間以上勉強したり、提出課題の研究・リサーチをして、休日・週末は自分の時間にあてています。 図書館に行くと、よく大学院のクラスメイトや友人たちを見かけますし、図書館の閉館時間の直前の遅い時間まで残っている学生もよく見かけます。 私も、平日は大学院でやることを集中してこなし、週末の特に日曜日は、美術館や博物館を訪れたり、近くの街に観光に出かけたりと、ゆっくりと自分の時間を確保できるようにしています。 もちろん、試験期間中はさらに勉強をする時間が増えるのでなかなか休日にゆっくりすることは難しくなりますが、週末に自分の時間や友人との時間を確保することで、次の週への頑張りやリフレッシュにもつながっています。

まとめ

ドイツの大学院では、授業の準備もですが、しっかりと研究・勉強することが求められます。その中で、友人との時間や自分の時間を楽しむために、しっかりとスケジュールを管理することが大学院生活を送るうえでの重要なポイントになります。

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