ブルガリア留学の大学の講義はどうなっている?
こんにちは!私はブルガリアのソフィア大学に1年間交換留学中です。今回は、ブルガリアでの講義について紹介します。
ブルガリア留学に関する情報は、インターネットで検索してもなかなか出でこないと思いますので、今後留学する方の参考になればいいなと思います!
ブルガリアでの講義の言語は何語??
留学というとどうしても、言語能力を向上させることを考えますよね。
「ブルガリアで、英語を勉強できるのか?」
と、思う方はたくさんいると思います。
ブルガリアでは英語が通じないという情報をよく目にします。というのも、共産主義時代の主要な第二外国語はロシア語だったため、大学生の親世代の方々とかは英語が話せないことが多いです。ですが、大学生や若者たちは日本人よりもずっと英語が話せます。
基本的に留学生(ブルガリアを専門としていない学生)は、現地の学生とは別の留学生用の授業を受けます。現地の学生は、もちろんブルガリア語で受けますから、留学生は留学生用に英語などで開講されている授業、または、現地の学生も受けている英語の授業を履修します。
私の学科は、正規留学生向けで全ての授業が英語で開講されています。EUについて幅広く学科(European Union and European Integration)で、B2レベルの英語を学ぶクラスもあります。
他に留学生向けに開講されている学部学科は、経済、教育、法、哲学などです。日本で英語系学科で学んでいたり、英語に自信のある方は、英語学科(English and American Study)の授業をお勧めします!レベルはC1〜2ぐらいです。
これらの授業一覧は、エラスムス(ヨーロッパの学生のためのプログラム)のサイトで確認することができます。
ネイティヴの国と比べますと、英語力の向上自体を目的にするのは適していないかもしれません。留学での学びは色々あると思いますが、他の国ではできない体験の方が、英語力向上より貴重だと思います。
もちろん、留学生のためのブルガリア語講座も英語で開講されています!!先生によって当たり外れがあったりしますが、話せる日本人は少ないですし留学生活が楽しくなるのでお勧めです。
気になる授業は?
現地の学生は、基本的に授業が固定されています。ですが、留学生は自分の好きな授業のみ履修することができます!
授業は主にレクチャーとセミナーに分かれており、前者はディスカッションが中心で、後者は日本の大学のように教授の話を聞く受け身型です。
時間割からわかるように、授業1コマの長さはバラバラです。
そして、先生方はブルガリアンタイムで行動されていますから、30分遅刻なんてザラです。休講連絡なしに来ないこともしばしば。
成績は6段階評価
授業は1〜6段階で評価され、6が日本の大学のSやA+になります。授業内のプレゼン、課題のレポート、また試験や小テストによって評価されます。
そしてその評価は、テストの時などに学生ブックに記入されます!
ちょっとアナログでびっくりしますよね!この本をなくしたらどうなるのだろうと思っていましたが、しっかりデータでも管理されているそうです!
いかがでしたでしょうか?日本の大学とは違って仕組みを理解するのが大変なことが多いですが、参考になれば幸いです。