どこ行く?ワーキングホリデー ~アジア編~
ワーキングホリデー協定国のアジアの国々を紹介していきます。2016年4月現在、アジアの中で日本とワーホリ協定を結んでいるのは韓国・台湾・香港の3つです。
韓国
- 滞在期間は最長1年間。
- 就労や語学学校への就学の制限はない。
- 日本から近いので渡航費が安い。
- 韓国語は日本人にとっては習得しやすい言語。
- サマータイムの期間を除いて、日本との時差がない。
- ワーホリビザの発給数は毎年1万という制限があるが、申請は毎年400名ほどで通年申請が可能。通常、書類に不備がなければ申請した翌日に発給される。
- 韓国へのワーホリビザはシングルビザであり、もしも滞在期間中に日本に一時帰国するなどして韓国を出国する場合には再入国許可証を取得する必要がある。
- 日本から飛行機または船での渡航が可能。LCC(格安航空会社)も充実。
- 物価については、ものによりけり。生活用品や食糧は割高になりがちで、自炊するよりも外食の方が安上がりになることも。公共交通手段は安価。
- 日本食が手軽に手に入る。
- アルバイトの時給は高時給で5000KRW(476円)程度のため、アルバイトでの収入を頼りに生活するのは難しいため、渡航前の資金作りが重要。
- 海外で日本人でも比較的雇われやすい日本語教師は会話指導講師にあたり、会話指導ビザが必要になるのでワーホリビザで渡航した場合、ビザを切り替える必要があります。しかし、会話指導ビザを取得するためには四大卒である必要があるので注意です!
- 治安は悪くはないが、夜遅くは出歩かないようにする方がベター。夜間の外出の際には、地下道ホームレスの人々の集まる場所や繁華街には注意が必要かも。
- お酒がコミュニケーションの手段になっていることもあるので、お酒が苦手な人は注意!飲む量が多いことでも有名。
台湾
- 日本は台湾を公式に国家として認めていないので、ビザの申請は台湾の民間団体である、台北駐日経済文化代表処を通して行います。
- 滞在期間は最長1年間。最初に発給されるビザは180日の滞在日数になっているが、現地で一回限りの延長が可能。滞在期間は入国日からではなく、ビザの発給日から計算されるので注意。
- ワーホリビザの発給は年間5000人の定員がある。1~5月、6~12月の各機関に2500名ずつのみ発給される。ただし、上限に達することは稀で、通常申請した翌日には発行される。
- 他のビザへの切り替えは認められていない。
- 就学は語学学校のみ最大3ヶ月認められている。就労については時間や職種(風俗等を除く)に制限はないが、1年間フルで働くことはできない。
- 中国語(北京語)を学ぶことができる。
- 物価が安い。(但しその分働いて得ることのできる収入も少ない。)
- 日本との時差は-1時間
- 日本からは飛行機で渡航するのが一般的。LCCも充実している。
- 食糧は日本と比較して安価。しかし、輸入品は割高になりがちなので現地の物で済ませるといい。公共交通機関は安価で利用できる。
- 日本食が手軽に手に入る。
- 気候は熱帯に属する地域もあり、とても温暖。
- 親日家が多く、日本人には生活しやすい。
- 治安は非常に良い。
香港
- 滞在期間は最長1年間
- ワーホリビザの発給は毎年250人の定員がある。
- 公用語は中国語と英語。一般には広東語を話す。語学学校では英語と中国語、どちらも学ぶことができる。
- 就学については語学学校のみ最長6ヶ月可能。就労については、同一の雇用主のもと、3ヶ月以上働くことはできない。
- 日本からが直行便で4~5時間で行ける。LCCも充実。
- 時差は-1時間
- 飲茶など、外食文化が発展しており、キッチンがない家庭もある。
- 家賃が非常に高いので、家賃を抑えることが生活費の節約に直接繋がる。
- 香港での滞在方法はゲストハウスもしくはシェアハウスが一般的。
- イギリスの統治下にあった時代から移民が多く、国際色豊かな環境。
- 中国本土へのアクセスも良好。
- ジャスコなど、日本のスーパーがあるので、必要なものは日本のものでも大抵手に入る。
- 仕事をするには広東語が話せるようになる必要がある。
- 夜でも出かけられる程治安は良いが、もちろん警戒は必要