ドイツ近辺で留学しているならメールスブルクへ小旅行!
こんにちは!スイス ドイツ語圏に留学中のkuraraです。
今回は日本ではあまり知られていない、ドイツの観光地、メールスブルクについてご紹介して行きます。
メールスブルクってどこにあるの?
メールスブルクはドイツのバーデン=ヴュルテンベルク州に属する小さな街で、人口は5000人ほどしかいません。
ボーデン湖の湖畔に位置する美しい街でメロヴィング朝時代(フランク王国の最初の王朝、481~751年)の要塞やいかにもヨーロッパらしい大きな広場、城を囲むかのように広がるブドウ畑などが魅力的です。
どうやってメールスブルクまで行くの?
メールスブルクまで行くにはフェリーに乗るルートがオススメです!
私の場合は、スイスのドイツ語圏からの行き方になります。
まず、主要な特急が停車するコンスタンツまで向かいます。
コンスタンツ駅前のバス停から①番のバスに乗り、Staad/Autofähre, Konstanzの終点まで目指します。バスに乗っている時間は15分ほど。
その後は、船に乗り込み30分ほどでメールスブルクの港まで着きます。
切符は往復で複数人分購入することができますが、私が訪れた際にはコンスタンツ駅前の券売機は壊れていたので、乗客はバス停の運転手から購入していました。
※ 往復・2人分で21ユーロほど。
メールスブルクの港から中心地までは湖畔沿いを10分程度歩いていくと着いてしまうのでとっても観光しやすいですよ!
どんな観光名所があるの?
最も目をひくメールスブルクの建造物といえば、かつてのメロヴィング朝の国王ダゴベルト 1 世が建てたとされる中世の佇まいを残した旧城です。
チケットはお城の門から斜め前にあるお土産屋さんで購入することができます。
旧城の中はとても広く、1時間くらいは少なくともゆっくり楽しめるでしょう。夏には城内でコンサートが催されるようです。
お城を出て、正面の坂を少し登り右に曲がるとメールスブルク新城が現れます。
淡いピンク色をしたバロック調の新城は、領主司教の邸宅として使用されていた建物です。
歴史博物館になっており内部にある18 世紀の建設当時のフレスコ画が必見です。中庭からは赤い屋根の可愛いおうちが並んでいるのが見られます。
食事は美味しいの?
小さい街にも関わらず、レストランやカフェがたくさんあるので、食べるところには困りません。
典型的なドイツ料理を召し上がるのももちろんいいのですが、ボーデン湖で収穫されたお魚を使った料理はぜひ試していただきたいです。
お土産は何がオススメ?
この地方はピノ ノワールのワインが名産。
街のワイン酒場でも飲めますが、Rieschenや Chorherrnhaldeはオススメのワイナリーです。
ベストシーズンは?
私がメールスブルクを訪れたのは11月だったため、かなり寒く、ホテルも4組しか泊まっていないほど静かな時が流れていましたが、夏は多くの人でレストランやオープンカフェが埋まるようです。
夏も捨てがたいですが、ワイン収穫時期に合わせて秋が特におすすめです!
是非、週末の旅行先として訪れてみてはいかがでしょうか?