留学中にホームシックになる?参考にしたい!留学先でのホームシック克服法

“ホームシック” なぜ起こる?
留学生によく聞かれる”ホームシック”。日本の生活や日本の友人が恋しくなり、憂鬱な気持ちになってしまうことを言います。そんなホームシックは、そもそもどうして起こるのでしょうか?① 異国での慣れない生活
遠く離れた場所、不慣れな言語、日本とは違う生活習慣…留学で異国の地に突然放り込まれると、何をしていいか分からなくなってしまいます。日本では簡単に出来た買い物ひとつに苦労したり、全く見慣れない路線図を頼りに移動したり、食事が口に合わなかったり…初めての土地では全てが不慣れで、常に緊張感を持って行動することになります。このプレッシャーが辛く、「日本に帰りたい」と思う原因になります。② 一人で過ごす時間の長さ
私は日本にいる時実家で暮らしていたので、家に帰ると必ず誰かがいましたし、「朝から晩まで一言も発さない」という日はほとんどありませんでした。また、しょっちゅう友人とごはんを食べていたので、毎日のように予定がありました。 しかし、留学に来ると、一人で過ごす時間が大変長いです。初めての一人暮らしに加え、友人も初めの方はなかなか出来づらいですし、日本のテレビ番組は見られません。ヨーロッパであれば、夕方から夜中にかけては日本の友人が寝ている時間なので、コミュニケーションを取る相手もいません。この「一人でいる時間の長さ」が、さみしさを強く感じさせることとなります。③ 心を開ける友人の不在
留学先で出会った友人とは、何度と会っていくうちに仲良くなっていくものですが、初めの方はなかなか心を開くのが難しいです。特に、最初から言語が流暢でない場合は辛いでしょう。何かがあっても、相談できる相手がいないと、寂しく感じてしまいます。 ホームシックを感じてしまうのは、主に①〜③が原因でしょう。もちろん、日本食やテレビが恋しい!という方も多いと思います。ホームシックは誰にでも起こりうることで、悪いことではありません。しかし、せっかくの貴重な留学生活なので、現地の生活を満喫し、楽しい思い出をたくさん作りたいですよね。留学中のホームシック克服法

① その国の”お気に入り”を作る
もう留学に来てしまい、しばらく日本には帰れないわけですから、その土地の「お気に入り」を作りましょう。言い換えれば、なんとかその国、その都市の良いところを発掘するということです。 私の場合は、ドイツならではの美味しいものを見つけようと、毎日のようにスーパーに行ってビールを買い、飲み比べていました。「こんなにいろんな種類のビールが飲めるのはドイツだけだ」と思うことで、段々とドイツが好きになってきました(笑) また、「お気に入りのスポット」などを作るのもおすすめです。景色が綺麗な場所や、素敵なカフェなど、街を歩けばひとつぐらいお気に入りのスポットが見つかるはずです。ひとつでも好きな場所が出来れば、生活にも慣れてくると思います。② 現地でなるべく早く友人を作る
やはり現地の友人は大切です。友人が出来ると、一気に留学生活が楽しくなり、充実したものになります。 初めの方は様々なイベントに参加しましょう。最初にコミュニティを広げておき、その中から気の合う人を見つけるというのがベストだと思います。留学生同士とはいえ、全員と気が合うわけではありません。何人か気の合う友人が出来れば、そのつながりでコミュニティを広げることも出来ます。 いっそ、友達に「ホームシックなんだ!!」と相談してしまえば、「それなら遊びに行こう!」と誘ってもらえることもあるでしょう。イベントや授業で積極的に友人を作っていくことが、一番のおすすめです。③ 日本の友人とコミュニケーションする
一方で、日本の友人もよき相談相手になります。特に留学経験者や、海外生活を経験したことがある人と話すと、良いアドバイスが得られます。時にはスカイプやライン電話をつなぐことも、心の支えになります。 SNSの使い方は人それぞれですが、私は留学中にあったささいなこともTwitterなどで発信して、日本の友人から反応をもらっていました。日本の友人からは「留学生活が羨ましい」と言われることも多く、「貴重な時間なのだから楽しまなければ」と思えるきっかけともなりました。④ 時間をつぶせることに熱中する
先ほど述べた通り、留学生活では「一人の時間」が長いです。もちろん、留学であれば机に向かう勉強が第一なのですが、なかなか思うように集中できないこともあるでしょう。そこで、一人の時間をつぶせる何かに熱中し、さみしさを紛らわせるのがおすすめです。 英語を勉強中であれば、洋画やTED Talksなどの鑑賞がおすすめ。また、一人暮らしをしたことがない方であれば、料理も非常に良い経験になります。一人でぼーっとしている時間が長いほど、考え事をしてしまい、ホームシックになりがち。やることを増やして、気を紛らわしましょう。⑤ 「留学生活もなかなか良い」と言い聞かせる
時には「思い込み」も必要です。最初の数ヶ月は、日本と留学先の国を比べて、「やはり日本は良い国だ…」と考えてしまうことも多いと思います。しかし、あえて口に出して「留学先の国も良い」「留学生活は貴重だ」と繰り返すことにより、やる気が湧いてきます。ホームシックを抱えている友人同士でその気持ちを共有すれば、一層生活に気合が入るはず。

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