留学中の時間の使い方~1日24時間じゃなく1週間168時間で考える

留学中の勉強時間留学中は課題も多く、遊びへの誘惑も多く、時間をうまく使う難しさをひしひしと感じますよね。 私も留学1年目は、時間の使い方に苦労しました。その経験から、留学2年目には大学のチュータリングセンターで、コーチとして勉強の仕方や時間の使い方についてアドバイスをするアルバイトをしていました。 今回は、経験をもとにコーチとしてアドバイスしていた内容を紹介します。

1日24時間じゃなくて1週間168時間

よく1日は24時間しかないと言いますが、留学中に意識してほしいのは「1日24時間」ではなく「1週間168時間」ということ。なぜなら1日で勉強も遊ぶのも寝るのも全部うまくバランスを取るのは難しいけれど、1週間でなら調整できるからです。 168時間をどう使っているか見直すのに、下記サイトが便利です。 https://webapps.ohio.edu/studytips/Time_168hours.html 履修している授業とそれに費やしている課題の時間、食事や睡眠に週何時間使っているかを入力すると、1週間にあと何時間残っているか教えてくれます。 これで計算して168時間を超えていたら自分が想像している以上に無駄な時間を使っているということに気付かされます。

To Do Listをバカにしない

「To Do List (することリスト)」をつけている留学生がどれ位いるか分かりませんが、リストを作るのって基本的なことだけどとっても大事なこと。 to do lists リストを作ることでどれだけやることが溜まっているのかが一瞬で可視化でき、それが遊びすぎたり寝すぎたり、ダラダラしすぎたりすることの予防に繋がります。 大事なのは些細なことでもリストアップすること、そして毎週アップデートすること。私は毎週金曜日に勉強以外のことも全部リストアップした表を作り、締め切り期日を全てに定め、緊急度をABCで振り分けていました。 例えば、下記の感じ。
  • 経営学の課題(11/15):B
  • 両親と久しぶりにスカイプする(11/24):C
  • アジア学のペーパー(11/4):A
  • インターンの出願(11/5):A
次週になるとAだったものが終了し、BだったものがAに繰り上がります。どんなに後回しにしたくても、Aのついているものから取り組まないといけないという意識になるのでおすすめです。

Fixed Calendar(固定カレンダー)を作る

学期が始まって3週間くらい経つと授業も確定し、各授業のレベルや課題の量などの傾向もわかってくる頃。 そのタイミングで私が作るのをおすすめするのが固定カレンダー。履修している授業の時間割に、毎週必ず出席するミーティングや固定のアルバイトシフトを加えて予定表から時間をブロック。いわゆる空きコマの時間の使い方を決めたカレンダーを作成します。 スケジュール 一般的にアメリカの大学では1時間の授業に対して最低でも2時間、授業外に予習/復習する時間を確保するべきと言われています。もちろん授業の科目とレベルによりますが、この固定カレンダーにも授業外に勉強する時間を先にブロックしてしまい、残った時間の使い方を考えるのがおすすめです。 以上が時間のコントロールが苦手な学生に私が最初に伝えていたアドバイス3つです。 自分のTo Do ListとFixed Calendarを作るだけじゃ対して変わらないと思うかもしれませんが、まずはどれだけの時間でどれだけの勉強をしないといけないかを把握することが大切です。 ぜひ試してみてくださいね!

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