イタリアのロックダウンの様子。

イタリア・フィレンツェは11月15日より再びロックダウンに。
再びコロナウイルスの感染者が増えているためです。色別(レッドゾーン、オレンジゾーン、イエローゾーン)地域別に危険度に分けられ、レッドゾーンになると事実上のロックダウンです。

イタリアのロックダウンの様子。

初回のロックダウンよりも厳しいものになるかと思われていましたが、実際には、意外と緩い印象を受けます。遠出をする際には、許可書が必要と言われていますが、実際近所に少し出る際には、許可書は必要ない状態です。
近所を少し散歩しても、人はまばらで、学校や買い物に行く人のみ見受けられます。必要最低限の外出は、控えているように思います。
開いているお店は、スーパー、カフェ(テイクアウトのみ)、たばこ屋、薬局、ドラックストア、本屋のみです。ブランドショップや、洋服屋は、全て今は閉まってしまっています。
休日には、パトカーが多く街をパトロールしていて、警察も多くいました。
また、スーパーに行く際も一家一人のみしかスーパーには入れず、入る際にも入場制限が設けられており、検温、消毒、マスクが必須です。レジに並ぶ際も、前後の距離を開けるよう、厳しく言われます。

イタリア留学中のコロナウイルスの状況

(左:2020年11月18日 フィレンツェの町はガラガラの状態 右:2020年9月 コロナ前のフィレンツェの様子) 

多くのレストランや美術館は閉まっており、観光客もほとんどいないので、街は本来のフィレンツェとは大違い。休業を迫られているお店やその従業員らは非常に厳しい状況のように見られます。しかし、フィレンツェのこの美しい街並みは人々の心を少し満たしてくれるようにも感じます。
街を少し散歩していると、所々でクリスマスのイルミネーションの飾り付けがちらほら見られました。ツリーやイルミネーションをみると、一気に街にクリスマスモードが漂います。

イタリア留学

なかなか状況がどの国も収まらないこのコロナウイルス。
どんなに明るくポジティブなイタリア人でさえも、家で過ごす時間が今年は多く、気分が下がりがちになってしまうこともあるといいます。
そんなときこそ、誰かの小さな気遣いやサポート、優しさが心に染みることがあります。いつもは当たり前に思えるイルミネーションのデコレーションでさえ、綺麗で心を癒してくれます。
ロックダウンだからこそ見つけられる新たな発見が沢山あると気付かされる日々です。

留学エージェントに資料請求