ドイツの就職事情。”スペシャリストを育てる”ドイツの職業教育

1. ドイツの就職事情は日本と大きく異なる
ドイツに来て、ドイツの学生と日本の就職について話した時に、びっくりされることが多々ありました。 「大学の勉強と就職は関係ないの?なぜ?」 「なんで新卒を一括で採用するの?なんのスキルもないのに?」 「院生が就職できないなんて信じられない!」 などなど…。 ドイツの就職制度は、日本のものとは大きく異なります。 というかそもそも、教育制度から大きく異なっているのです。2. 小学5年生にして運命が決まる!?進学or職人コース

3. 大学に行かない場合は、「スペシャリスト」に

4. 大学ではインターンシップを経て就職へ!
一方、大学に進学する生徒は、先述したようにアビトゥーアをとります。アビトゥーアは州によって難易度が異なるとの噂。アビトゥーアを取った後は、好きな大学に入学することができます。 ドイツの大学には偏差値がないので、自分の専門分野に合わせて大学を選びます。私の通うゲーテ大学は、経済やビジネスの分野が特に有名なので、それらを学びに通いに来る人が多いようです。 その後、ドイツの学生はインターンシップを経て就職をします。インターンシップは大学によって異なり、卒業のために必須なパターン、必須ではないが大学が推奨するパターン、学生が自分の意思で参加するパターンなどがあります。インターンシップで、自分の勉強と実務を関連づけ、その上で実務経験を強みとして就職します。 大学の授業を受けていると、企業の人がインターンシップの広報をしにくることも多いです。多くは数ヶ月〜1年ほどのプログラムで、フルタイムでの参加になります。5. どのぐらい大学に進学するの?


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