コロナ下のドイツでのクリスマスの過ごし方は?大晦日は日本と違う?

コロナ下のドイツでのクリスマスの過ごし方は?

コロナ下のドイツでのクリスマス

コロナの影響が今もなお続く中、ドイツでのクリスマスが例年より少し静かに行われました。

冬に入り、コロナの感染者が急激に増え始めたことにより、ロックダウンを行っていました。

しかしそのロックダウンでは不十分ということもあり、クリスマス直前に強いロックダウンが開始され、家族や友達へのプレゼントの準備がクリスマス直前では難しくなりました。

その結果、強いロックダウン開始の前日などはプレゼントやクリスマスへ向けての買い込みで、お店はどこもとても混んでいました。お店に入るための長い列が外にあるお店も多数見かけました。

今年のプレゼントの購入はオンラインでという人たちも多かったようです。

そしてクリスマス期間12月24日から26日、クリスマスはドイツ人にとって家族と過ごす大切な時間ということを考慮し、接触制限が少し緩和されました。

自らの世帯に加えて親族4人までの私的な集まりが可能(14歳以下の子供はこの制限人数に含まれていない)となり、離れて住んでいる家族と一緒にお祝いすることが可能になりました。

コロナにより外出自粛が求められたことにより、例年に比べてクリスマスのイルミネーションを自宅の窓や庭に置く人たちが多く、散歩をして近所を歩いているときれいなイルミネーションを見かける機会がたくさんありました。

地域やお店のイルミネーションも通常通り行われていて、クリスマスを少しでも感じることができました。

ドイツでの大晦日

ドイツでの大晦日

ドイツの大晦日は日本と大きく異なります。日本ではおせちを食べて、神社に行き、甘酒を飲んだりと落ち着き、静かに過ごしていますが、ドイツでは新年を迎えた途端に花火が行われます。

大きな都市では大きな花火が打ち上げられます。そして各家庭でも花火を打ち上げることができます。日本の花火として定番な手持ち花火ではなく、打ち上げ花火も自宅の庭や広い屋外の場所で行うことができます。

クリスマスが終わると様々なお店で新年のための花火が売られ始めます。ドイツのお店で花火が売っているのはこの時期のみです。お店の広告にも花火が掲載されます。

花火の大きさにより価格は大きく異なり、比較的手に取りやすい価格のものから、高額なものまでとたくさんの種類があります。

特に高いものは一度着火すると自動にたくさんの花火が空に打ち上げられるもので、この場合は花火のサイズ、そして個数によっても値段が変わってきます。

ドイツでクリスマスは家族と過ごすことが一般的ですが、大晦日は友達と過ごす人が多いです。友達とお酒を飲みながらテレビを見て、ボードゲームをして、新年を迎えたら外に行き、花火を行います。

新年を迎えてからがお祝いのスタートでもあるため、朝までパーティーが続きます。

クラブやバーでお祝いする人も多いそうです。機会があれば、ぜひ日本と異なる大晦日を体験してみてください。

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