スペインでは一学期の終わりは、1月になります。授業はお休み。テスト期間が終わって時間が余っていたので、友人と弾丸で一泊二日、マジョルカに行ってきました。
マジョルカというと夏にスペイン国内だけではなく世界各地から観光客が集まるリゾート地。今回は冬のオフシーズンのマジョルカ観光を紹介します。
Palma de Mallorca(島の中心地までのアクセス)
パルマ・デ・マジョルカ空港(PMI)まではマドリードから飛行機で約1時間半、私が利用したのはヨーロッパを回るのに便利な格安航空会社、ライアンエアーで往復32ユーロでした。ライアンエアーは遅延も多いですがコスパが抜群なのでおすすめです。
午前中にマジョルカに到着し、市内まではバスで20分ほど。往復のチケットを購入すると少し安くなります(8ユーロ)。バス停は街歩きに便利なPlaza de Españaで降りると便利。
一月のマジョルカは思っていたより寒い！最高気温は15度程度でしたが雨が降っていたのでコートは手放せませんでした。
まずはビーチへ
マジョルカに来たからには海が見たい！ということで、まずはホテルが立ち並ぶビーチへバスで移動。パルマ駅前からバス15番でPlatja de Palmaまで約20分で到着します。
バスは一回1.5ユーロ。10回分で10ユーロのabonoというタイプもありますが市内は徒歩で回れるため特に必要と感じませんでした。
ビーチはオフシーズンだけあって地元の人が数人いるだけでほとんど貸し切り状態。まだ寒かったので海水浴はできませんでしたがヤシの木やきれいな海を見るだけで内陸のマドリードにはない魅力を味わえました。
街中を観光
次に向かったのが町の中心部、カテドラル。バスでパルマ駅まで戻り徒歩で20分ほどで到着します。
冬は入場が15時30分で終わってしまうので早めに行くことをおすすめします。入場料は一人7ユーロ。中にはガウディ設計の天蓋があり、少し変わった教会が楽しめます。
写真を撮るなら近くの噴水のある池からがベストスポット。夜にはライトアップするので日が沈むまで近くのカフェで休むのもいいかもしれません。
ショパンの町バルデモサ
翌日に行ったのは、ショパンが愛人ジョルジュ・サンドと一冬を過ごしたというバルデモサ。小さな家が集まる自然いっぱいの可愛い街です。
パルマ駅からバス210番で約30分。これはマジョルカのどのバスにも共通することですが、インターネットに乗っている時刻表と、実際の運行状況がかなり違うので、事前に駅で最新の時刻表を確認する方が無難です。
観光スポットはカルトゥハ修道院と、その近くにある展望台がメインです。カルトゥハ修道院はショパンの髪の毛やピアノが保存してあり興味深かったです。小さな町なので滞在時間は多くて3時間程度を見ておけば大丈夫です。
まとめ
一泊二日の短い滞在でしたが海にも行き、自然とたくさん触れ合えたので気分転換になりました。観光スポットは多いわけではないので冬に行くなら一泊でも十分です。
今回は時間の都合でいけませんでしたが、ドラック洞窟という鍾乳洞もきれいなので行きたい方はもう一泊延ばしてもいいと思います。
オフシーズンでも魅力いっぱいのマジョルカ、ぜひ次の旅行先にしてみてはいかかでしょうか。
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