旅の始まりはいつもドキドキ!荷物検査をスムーズに潜り抜けよう!

留学する際の手荷物検査

大学のプランで長期の留学をするかたはもうすぐ出発の方が多いのではないでしょうか。
ドキドキですね。
みなさん、荷造りはできていますか?
何を持っていくべきなのか迷いますよね。
そして、飛行機に乗る前に必ず通らなくてはいけない保安検査場(荷物検査などをするところ)。
ドキドキしますよね。

わたしも何度も通ってもドキドキします。実際に持ち物を没収されたこともあります。(笑)
お気に入りの日焼け止めだったのでショックが大きかったです。

そうならないためにも、スムーズに通るためにも!!
何を持って行ってはいけないのか、だめなのか、解説したいと思います!!

今回はわたしの経験と空港関係で働く知り合いに教えてもらったことを記事にしてみました。

荷物検査の基本

・バックまたはスーツケースは縦横高さが115cm以内のもの1つ
(ハンドル、スーツケースのキャスターなどを含む)
⇒スーツケースにだと30~40Lのサイズですね。
大きめのリュックなどだとちょうどよいかもしれません。

・その他、カメラを首から下げることや、パソコンケースなどを持つことが可能。
⇒私は留学したとき、パソコンケース・大きいバック・財布やパスポートなどを入れる首から下げるポシェットの3つを持っていきました。

出典:https://www.jal.co.jp/dom/baggage/inflight/

・手荷物に入れる水分を含むものは1つが100mlまでのもの。
  ⇒水分が含まれているもの全て。クリーム類やコンタクト、歯磨き粉など。
・上記のものの合計が計1リットル以下であること。
・これらを透明の縦20cm×横20cmのジッパー付きの袋に入れる。
 ⇒空港で売っていますが高価なので、事前に100円ショップなどで買うことをおすすめします。
・スーツケースの中に入れられる水分量は決められていません。

出典:https://www.narita-airport.jp/jp/security/liquid/

実際に検査を受けるときは

・荷物はすべて荷物検査用のトレイに置く。
 ⇒来ている上着、時計は荷物としてトレイへ置く。
  金属のアクセサリーは小さいものなら外さなくても大丈夫です。
 ⇒ポケットに入っているものトレイへ出すとより良いです。
  特に、鍵などの金属品が入っていたら必ず出しましょう。
 ⇒パソコンやスマホなどの電子機器はカバンから出す。

 ※電子機器などの金属の塊のようなものは他の荷物と一緒にX線を通すと、他のものと重なりよく見えなくなってしまいます。再検査になるので必ずカバンから出しましょう。
※金属探知機では人がナイフや拳銃を身に着けていないか検査するところなので小さく金属量の少ないアクセサリーなどは外さなくて大丈夫です。

よく迷う!機内への持ち込みOK?NG?

1.化粧品⇒機内OK(規定あり)

上記に書いたように持ち込みOKです。ですが、注意が必要です。例えば、内容量は130mlと記載されているもので、実際に入っている量が50mlくらいでも、ボトルに130mlと記載されていたら持ち込みNGです。

2.ヘアアイロン、バッテリー⇒機内OK(規定あり)

コード式、ガス式ヘアアイロンは持ち込むことは可能。ですが、バッテリー式のアイロンは持ち込み不可になります。リチウムイオンバッテリーの爆発が考えられるため、手荷物にもスーツケースにもNGです。ちなみに、スマホや充電池などの容量の小さいものは機内への持ち込みOKです。

3.スプレー缶⇒機内OKだけど…

ヘアスプレーや制汗剤などの身だしなみを整えるものであれば
 ・スーツケース⇒500ml以下、合計2000ml以下
 ・手荷物   ⇒100ml以下、ジッパー付きの透明の袋に入れる

身だしなみには関係がない、毒性のある殺虫剤などは持ち込み禁止です。
また、酸素ボンベなど気体のみのスプレー缶もNGです。
基準は身だしなみに関係あるかどうかです。

スプレー缶を持ち込むこと自体はOKですが、あまりお勧めはできません。
ものによっては規定内でも破裂の恐れがあるからです。
可能であれば避けておくべきです。

4.ハサミ、カミソリ⇒できればスーツケースに入れよう!

ハサミは刃渡りが6cm以内で鋭利すぎないものは持ち込みOKです!
例えば、糸用ハサミやペン型のハサミであれば持ち込み可能です。
※止められて定規でサイズを測られます
また、刃渡りが8cmを超えてしまうと警察を呼ばれてしまいます!!
また、カミソリはどんなものでもNGです。

5.刃物⇒NG!!すべてスーツケースに入れよう!

機内持ち込みはどんなものでも禁止です。また、果物ナイフ、アーミーナイフなど小柄なものはもちろん。缶切り、爪やすりやペーパーナイフなどもナイフの代わりになってしまいそうなもの、ナイフのような形をしているものは全て没収です。

例えば、ナイフの形をしているボールペンなどもNGです。
また、・刃渡りが6cmを超えてしまうもの、6cm以下でも折り畳み式でロック機能がついているものを持っていたら、警察を呼ばれます。
ちなみに空港内で売っている日本刀の形をしているキーホルダーや、おもちゃの拳銃などでさえ場合によってはNGです。空港でホストファミリーへのお土産として買ってしまったらすぐにスーツケースへ入れましょう。

6.ライター⇒機内持ち込みOK(規定あり)

1人1つまで持つことが出来ます。ただし、火が青いものは火力が強いので禁止です。

7.薬⇒機内持ち込みOK

市販の薬、病院でもらった薬ともにOKです。ですが、大量に持っていると目的地の税関で怪しまれてしまうかもしれないので機内で飲む量だけ持ち、あとはスーツケースに入れましょう。どのようなものかすぐに証明できるように処方箋や診断書などを持っていきましょう。可能であれば、到着後のために英語の診断書を持っていると安心です。出発前に主治医の方と相談しましょう。
また、市販の薬はできれば開封前のものを持っていきましょう。

8.食品、ベビーフード⇒OK

食品はお店で買った品はOKですが、味噌、ゼリーやパウチの食品、缶詰食品などの水分の多いものは化粧品と同じく100ml以下の決まりです。これらは開封前のものを持っていきましょう。

  • ペットボトル飲料(どんなものも100mlを超えるため)
  • フルーツなどの生物
  • 手づくりのものは、NGです。

一方、ベビーフードやミルクなどは規定がなく、
未就学児のこどもがいたら水筒のも持ち込みOKです。(中身の確認はされます)

ただし、目的地の国の税関によっては禁止のものもあるかもしれません。
よく確認しましょう。

もし持ち込めないものを没収されたくなかったら…

止められてしまったものはどんなことをしても持ち込むことはできません。
ですが、とても大事なものや形見のナイフなどを持っていたら困りますよね。
その場合は一旦、検査場を出て、
・空港内にある宅配サービスで家に送る
・1週間のお預かりサービス
・見送りの人がいたら渡しに行く

などの対処が可能です。
その場合、検査員の方が航空会社の方に連絡してくださるので余程の事がない限りは飛行機に乗り遅れることはないのでご安心を!!
何が起こってもいいように飛行機の離陸の遅くても1時間半前には保安検査場をくぐりましょう。

また、スーツケースの検査の後、中に持ち込み禁止品が入っていたら、取り出すために出発前に呼び出されます。日本の空港では海外のように勝手にスーツケースを開けることが出来ません。プライバシーは守られますが、それにより出発時間が遅れてしまったりするので気を付けましょう!!

まとめ

いかがでしたか?
せっかく旅行、留学のために買いそろえたものを失うものは悲しいですよね。
みなさんが安心して快適に飛行機に乗れるよう、今回この記事を作成してみました。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
この記事に載っていないもので確かめたいものがあったら下記のリストでチェックしてみてくださいね。
参考: 成田空港ホームページ

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