フランスの学生ビザについて知りたい!

前回はフランスのワーキングホリデーについて書きました。語学留学をする人は多くの人が学生ビザを取得すると思います。今回は学生ビザについて書いていきます。

フランスのビザ

フランスはビザなしで日本人であれば、約3か月(60日間)滞在することが可能です。ただし、180日間のうち60日間滞在することが可能であるため、一度日本に帰国し、すぐに戻り、再び3か月間滞在するということは不可能です。フランスに半年内で3か月以上滞在する場合にビザが必要となります。フランスのビザには代表的な学生ビザとワーキングホリデービザの二つを含め、様々なビザがあります。

学生ビザ

このビザは高等教育機関または公立・私立の教育機関における学業(専門学校や語学学校)を目的としてフランスに3カ月以上滞在する方に適用されます。このビザは大きく分けると、4か月から6か月まで有効な一時滞在長期ビザ6か月以上の2つのビザに分かれます。18歳以上なら誰でも申請することができます。語学を目的に留学を行く人に最適なビザです! フランス

申請方法

1.Campus France(キャンパスフランス)に手続きをする

3 ヶ月以上の長期フランス留学を予定しているすべての方に義務付けられています。この手続きは何か月も前からすることができ、長期学生ビザを申請する際には必須です。また、この手続きは有料です。(個人留学の場合2万円、交換留学の場合は1万5千円かかります)キャンパスフランスのオンラインで必要事項を記入する必要があります。 履歴書・動機書の記入 キャンパスフランスでの重要な記入項目は履歴書と動機書です。ここはフランス語か英語で記入しなければなりません。
  • 履歴書 - 留学計画 :フランスで何を学びたいか、その目的・理由など
  • 将来の展望 :将来どんな仕事がしたいか、職業計画と留学計画の関連など
  • 動機 :留学志望動機、留学を成功に導くためにどのように準備しているかなど
  • 進路変更(必要な場合のみ入力) :フランス留学をきっかけに進路変更を考えている場合、その動機と今後の学業・職業計画など
≪参考≫ フランス大使館 ビザ申請

2.必要な申請書類をそろえる

ビザ申請に必要な申請書類をそろえましょう!ワーキングホリデービザとは異なり、現地の語学学校の入学許可書などが必要なため、3か月以上前から準備する必要があります。キャンパスフランスへと同時進行で行うことをおすすめします。経済証明書はワーキングホリデービザと異なる金額なので注意してください。また現地に6か月以上滞在する場合は、渡仏後、移民局へ書類を提出する必要があります。 ビザ申請

3.ビザ申請をしにいく

必要書類がそろったら、予約をしてビザを申請しに行きましょう。ビザ申請をするときには、予約をして大使館に行かなければいけません。また、ビザ申請は申請者本人でなければいけません。申請料金として50ユーロかかります。詳しいビザの予約方法は次のリンクに詳しく書いてあるので、参考にしてください。予約は3か月前から可能です。 ビザ申請予約システム(http://www.ambafrance-jp.org/article3843キャンパスフランスの面接 フランスの学生ビザの特徴は面接があるということです。ビザ申請と面接はそれぞれ予約しなければなりませんが、同日に予約したほうが良いでしょう。キャンパスフランスの面接はオンラインで提出した動機書を中心に質問されます。面接官はほとんどがフランス語が堪能な日本人です。日本語でいくつか質問された後、フランス語で簡単な質問をされます。フランス語の質問には答えられなくても、ビザ申請に左右されることはありません。交換留学生はこの面接は免除されます。 ビザ申請のための面接

学生ビザの利点

  • 申請時に年齢制限がない
  • 現地で学生でいる限り、滞在許可の延長が可能
  • 学生ビザでも働くことができる(ただし、労働時間が限られる)
  • 最も取得しやすいビザである
  • 家賃補助などの申請ができる
  • 学生割引などが利用できる
  • 過去に取得していても申請することができる
フランス語の勉強

おわりに

今回はフランスの学生ビザについて書きました。ワーキングホリデービザ興味がある方は前回のフランスのワーキングホリデービザって?もチェックしてみてください! ≪参考≫ 在日フランス大使館 留学エージェントに資料請求

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