
スペインのマドリードに留学しているnomuです。みなさん、クリスマスはいかがお過ごしになりましたか。今回は欧米式のクリスマスの過ごし方について紹介したいと思います。
意地でも帰る、クリスマス
みなさんは”ヨーロッパのクリスマス”と聞くとどんなイメージを思い浮かべますか?”盛大に祝いそう”、”本場ならではの祝い方?”などでしょうか。
日本ではクリスマスはカップルのためのロマンチックな日ですよね。一方、ヨーロッパではクリスマス=家族のためのものです。親戚が大集合し、家で盛大に祝われます。反対にヨーロッパでは新年は友達と過ごすためのものなので、日本とはクリスマスと新年のイメージが逆になったと言うべきでしょうか。
ここで驚きなのが、ヨーロッパではみんな揃ってクリスマスにとても熱心だと言うことです。クリスマスを家族と過ごすためなら、意地でも地元・故郷に帰ります。今年は12月26日が火曜日なので、スペインでも26日から仕事が始まるところが多いのですが、私のシェアハウスのスペイン人も一回地元にクリスマスのために帰って、26日から始まる仕事のためにまた飛行機で帰ってくる、と言う気合の入れようです。

私が通っている語学学校には、ユーロ圏からの留学生がたくさんいます。彼らも飛行機のえ2〜3時間くらいで国に帰れますので、こぞってクリスマスから新年の時期に一時帰国します。1学期(試験が1月に終わる)のみの留学生でも、この時期に必ず帰国します。
大学の学生寮に住んでいる日本人の友人によると、彼女の寮は大部分がユーロ圏の留学生なので、今の時期はもぬけの殻のようです。私達からすると、そこまでして帰るの?と思ってしまいがちですが、家族を大事にする姿勢が伝わってきます。
ですが残された身としては、ヨーロッパでのクリスマスはかなり寂しいものです...
物寂しい?街の様子
クリスマスの街の状況も私たちのイメージとはかけ離れています。24日、25日はスーパーでさえ閉まります。またみんなこぞって帰省しているので、メトロやメインの広場もがら空きです。この実情を知る前までは、”クリスマスに旅行なんておしゃれだな〜、いつかいってみたいな”と私も夢見ていましたが、航空券が無駄に高いわりに街に繰り出してみてもほとんどのお店が閉まっているのでおすすめできません(笑)
街に大きく飾ってあるツリーは日本よりも規模が大きくカラフルで、街もクリスマスムードに包まれているので、12月〜クリスマス前までの旅行はとても魅力的だと思います!

ヨーロッパのクリスマスは留学生や旅行者にとっては寂しいものになりがちですが、私はなんとかシェアハウスのチリ人たちとそのメキシコ人の友達と一緒にクリスマスを過ごせました(汗)みんなヨーロッパからは遠すぎて帰国できない仲間ですね...

そんなクリスマスも終わると、新年です。毎年、人が多すぎて入場規制がかかるマドリードのメイン広場、プエルタデソルで年越しする予定です!ヨーロッパならではの年越し模様もお届けできたらと思っています!
¡Hasta luego! (また今度)
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