カナダの大学へは編入制度を使うと良い?
カナダの有名大学、例えば British Columbia University や Toronto Universityへ入学したい。
でも、留学費用が高い。授業料が高い。
英語力が足りない。。。
大学の授業料は留学生にはご存知の通り 高いです。
留学生は現地生の2-3倍します。
カナダの有名な大学や4年生大学に入学するには高い英語力が必要です。
日本の大学にはあまり一般的ではありませんが、カナダでは編入制度がよく使われます。
多くのカナダ人も カレッジへ行ってからUBCや他の四年生大学へ通っています。

編入制度とは
University Transfer Program と言います。
コミュニティカレッジに入学し、だいたい大学2年生まで勉強します。
3年生から提携のある有名な大学 ユニバーシティへ編入します。
編入制度を使うと良いメリットとデメリットをご紹介します。
メリット
・費用
コミュニティカレッジに行ってから編入すると
コミュニティカレッジは授業料が有名な大学や四年生大学よりも安いです。
・英語力
カレッジから入学すると 4年生大学の高い英語力は必要ありません。
また、カレッジに語学コースやクラスが有る場合も多いです。大学によっては語学クラスも単位になります。
・クラスの人数
コミュニティカレッジにもよりますが学部やクラスによっては人数が4年生大学のクラスよりも少なく、大学の先生方がフレンドリーで質問しやすいです。
例えば、
ビジネスコースや心理学などは生徒が多いです。
哲学や犯罪心理学のクラスはだいたい30人ほどでした。
デメリット
・成績
編入コースに入ったからといって必ず行きたい大学に編入できるわけではありません。
良い成績と出席をキープする必要があります。大学や学部によって規定はの成績は違いますが5段階評価で だいたい3.5以上無いと4年生大学へ編入できません。
・留学生の枠は人数が限られている
それぞれの大学や学部によって人数はちがいますが、留学生への枠には限りがあります。
そのため、有名大学は競争率が非常に高いです。
・クラスの人数制限
各クラスには人数制限があります。有名なクラスや人気のクラスはすぐに埋まってしまって取れないと編入する時期も変わってきます。
4年生大学もビジネスのクラスなどはすぐに埋まってしまって、卒業が遅れることもあります。
・州によっては単位が変えられない
州によって単位のシステムが違います。
BC州でコミュニティカレッジに行き、大学へはトロント大学へ行きたい。
BC州の大学の取って単位が移行できない。単位として認められない場合も多くあります。
BC州の大学へ行きたい場合はBC州でコミュニティカレッジに行くことをお勧めします。
・同じ州なのに単位が移行できない?
州が同じなのに単位ができない、もしくは単位が半分になったりします。
例えば Douglas College から University Of Victoria へ編入したい。
Douglas Collegeでは3単位で認められますが、University Of Victoria へはこの単位が1.5単位しか認められないということがあります。大学の単位の基準やシステムが違うと単位が足りないということもあるので気をつけてください。その際は追加に必要な単位を編入先の大学で取得しなければなりません。
これから正規留学して4年生大学へ行きたい方
英語力がもっと必要な方は
語学学校→カレッジ University Trasfer Program →3年次から 4年生大学へ編入
をお勧めします。
実力が有る方 そして 金銭的にも余裕が有る方は
1年次から 大学 Universityへ入学をお勧めします。
BC州で編入を考えてる方は このサイトが便利
BC Transfer Guride
https://www.bctransferguide.ca/

左側に現在通っているコミュニティカレッジの名前とコースとコースの番号を入れます。
右側に編入したい大学名とコースをタイプします。
他の大学へ単位が移行できるか知りたいときは
左下の ”Institutuon" のどれもを選んだり、他のの大学をいくつかチェックします。
そして、Searchをクリック
どこの大学へ単位がいくつ移行できるか このサイトは教えてくれるので便利です。

初めにどこの4年生大学へ行きたいか決めといてから、提携があるコミュニティカレッジを探すことをお勧めします。
単位の移行も気をつけなくてはなりませんが BC Transfer Guideのサイトを使えば難しいことはありません。
編入制度を使って行きたい大学へ行くのはどうですか。