留学後、浦島太郎状態にならないために
スイスにようやく慣れてきたような気のする留学voice特派員のkuraraです!でも、慣れるってどんなことを指すのやら??
今回は留学したことがある人ならきっと共感してくれるであろう浦島太郎状態について記事を書いていきます。

浦島太郎状態とはなんぞ?
浦島太郎状態とは自分だけ違う時間軸にいることを指します。童話の浦島太郎は、竜宮城でもらった玉手箱を開けたら一人だけおじいさんになってしまいましたね。浦島太郎のように周りの変化に取り残される、または自分だけが変化している状態です。
私の場合、何年も前にカナダに長期留学した時には、週に何回か日本のニュースは見ていましたが友達とのやりとりはスカイプが主流だったためそんなにこまめに連絡をしていませんでした。
帰国してみると、クラスメイトや友達はみんなスマートフォンを持っていて、LINEが流行りだした頃。スマートフォンを購入し、LINEというものがわかるまで半年かかったくらい技術の進化やブームの移り変わりに翻弄されました。
日本のこと知らなくても海外にいるんだから気にしなくていい?
日本のニュースや動向を知っていても、どうせ留学してるんだから関係なくない?と思った方がいたら、ちょっと立ち止まって考えて欲しいです。
海外では政治のことは日常会話で話題になることがしばしばあります(友人関係にもよるとは思いますが)。
例えば、日本の第1党は?日本の首相はどんな防衛政策をとっているのか?天皇制度とは?などなど聞かれることがあります。
そんな時、「いやーあんまり政治に興味ないんだよね」と答えると相当不思議がられます。というのも、海外では学校でも家族間でも政治についてディベートする機会が日本に比べて多いからです。
とはいえ、どこの政党を支持しているの?と聞くのはプライベートな質問すぎるので控えたほうが良いです。

どうやって日本の状況を知ったらいいの?
今やネットニュースアプリがたくさん登場し、私が初めて留学した頃よりも豊富なコンテンツが揃っています。
また、私は日本のファッション雑誌を読むのが大好きなのですが、当時はネット購入したところで家族に送ってもらう手間を考えると二の足を踏んでいました。
電子書籍が進歩を遂げている現代、日本の雑誌をスマートフォンや電子書籍端末にダウンロードしてすぐ読むことができます。
さらには、動画サイトでも「日本 ニュース」と検索すれば、日本のニュースがライブ配信されていることも!

日本人の友達を留学先で作り外国語で討論してみる
前述の通り、日本の政府についてだったり経済についてだったり聞かれることが多い留学生活。それぞれに専門用語があるため、外国語で説明するのはなかなか大変ですよね。
そんな時頼りになるのは自分よりも語学力が高いと思われる友達と練習すること!
日本語がわかる相手だったら、詰まってもなんて言えばいいのか教えてもらえるのでオススメです!
私は現在の留学で、日本のことはわかるのですがむしろスイスのことがわからないので浦島太郎状態です。
そうならないようにきちんとニュースには目を通しましょう!