
こんにちは。今回はスウェーデンに留学する方法をご紹介したいと思います。スウェーデンはマイナーな国なので、あまりインターネット上でも情報が少ないと思うので、この記事が今後スウェーデンに留学される方の助けになれば幸いです。
なお今回の記事は大学学部生が、英語でスウェーデンに留学をする場合をまとめました。
大学を経由してのスウェーデン交換留学
大学生でスウェーデンに留学をしたい場合は、大学を経由しての交換留学が最も簡単な方法です。交換留学は一定の英語力以上を要求されますが、その代わりに現地で正規の学生と同様の授業を受けることができます。帰国後は留学先で取得した単位を卒業単位として算入することができます。
私は早稲田大学生ですが、交換留学で行ける大学はルンド大学、ストックホルム大学、ヨーテボリ大学、ウプサラ大学、リンネ大学の5つがありました。さらに語学留学(通常の授業は受けずに英語の授業のみを受ける)で行ける大学はルンド大学、ストックホルム大学がありました。
このように、現在日本の多くの大学は学生を留学に行かせようと積極的に取り組んでいるため、各大学の提携校も年々増えています。大学生のみなさんはまず、自分の大学にスウェーデンへの交換留学または語学留学ができる提携校があるかを探してみてください。
交換留学の場合は大学により選考方法が異なるので自分の大学の選考方法を早めに調べて対策をすることが大切です。
私費留学
自分の大学にスウェーデンの提携大学が無い場合、私費留学という手段があります。一般的には「Free Mover」と呼ばれています。私費留学の場合、日本の大学は休学し、自分で出願から学費の納入、留学中の住居探しまですべて自分で行わなければいけません。
留学先大学を決める際には、まずどの大学が私費留学を受け入れているかを各大学のホームページなどから調べましょう。ちなみに私の大学(リンネ大学)は私費留学も可能です。ただ、今来ている日本人は全員交換留学でした。
そして留学先の大学を決定したら、
Universityadmissions.se(英語)で申請をします。ここでは、実際に大学でどのようなコースをとるかなどを決定します。申請する際には自分のアカウントを取得する必要があります。申請の際には
- 大学在学証明書もしくは高校卒業証明書
- 大学の成績証明書
- TOEFLの点数の証明書
- スウェーデンでの滞在費用の負担能力を証明する書類(金額はよく変わります)
- 申請費用
- パスポートのコピー
なども同時に提出します。その後は返事を待ち、最終的に大学側とどの授業をとるかなどを相談した後に学費を払います。
ちなみに、願書の申請期間は授業が始まる半年前です。なので、早めの行動を心がけましょう。
スウェーデン留学の現状
スウェーデンは2011年秋学期以降段階的に学費を有料化しており、日本人は授業寮を払わなければいけなくなりました。今、私費留学をする場合で一学期30単位をフルで取得するようにすると55万円ほどかかります(2016年6月現在)。
スウェーデンに留学をしたい場合はTOEFL-ibt 80点が目安となってきます。中にはそれより低い点数でもいける大学もありますが、留学をするならば80点をとる実力であることが望ましいと思います。
また、私費留学の場合、スウェーデンでの住居を見つける必要があります。しかし、現在スウェーデンは難民の受け入れに伴い、住宅が非常に不足しています。実際に私の大学ではEUからの留学生は自力で住居を探す必要があり、中には住居を見つけられずに泣く泣く留学をあきらめる学生もいました。私費留学の場合は留学先の大学に相談をして、斡旋企業などを教えてもらうようにしましょう。
スウェーデンに留学する人は毎年400人ほどと言われています。マイナーだからこそ留学にたどり着くまでが大変ですが、留学したら、自分だけの素敵な留学生活が待っています。スウェーデン留学に興味がある方はご相談にも乗りますので、気軽にご連絡ください^^
参考サイト:
Study in Sweden
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