人生一度きり!幼稚園の先生だった私がワーキングホリデーを決めたわけ

はじめまして。
anneと申します。

私は、2018年11月からカナダにワーキングホリデービザ。バンクーバーのスターバックスで働けることになり、バリスタとして就労。ワーキングホリデービザが切れた後は就労ビザを取得して時間帯責任者として働いていました。

今回は、なぜ私が前職を辞めてカナダにワーキングホリデーに行こうと決めたのか、そしてカナダの魅力などについて紹介します。

人生一度きり!幼稚園の先生だった私がワーキングホリデーを決めたわけ

1、『幼稚園の先生』では見られない世界を見てみたかった

私は、カナダに来る前まで6年間、幼稚園で先生をしていました。子どもたちの成長に携われる仕事にやりがいを感じていましたし、教育現場でベストを尽くしたいと奮闘する毎日でした。

しかし、『幼稚園の先生』では見える世界がどうしても限られてきます。世界は日々変化して進んでいるのに、ただ必死に働き続けることに疑問を感じ始めたのが、ワーキングホリデーに行くことを考え始めたきっかけでした。

実は、高校生の頃から海外への憧れが強く「旅行ではなく、海外で生活したい」という思いがありました。結局、進路を決める時に保育の道を選びましたが、私の中には海外への思いがずっと消えなかったのだと思います。

その夢が捨てきれず、何度か短期留学もしました。大学生の時にバンクーバー。就職してからも長期休暇を利用してロサンゼルスに一週間。どちらも短い期間ではありましたが、私にとって貴重な経験になりました。

そういった経緯もあり、一旦幼稚園の先生を辞めて、ワーキングホリデーをすることを決めました。上司に退職の意向を伝えると、人手不足の状況だったため初めは渋い顔もされましたが、最終的に私の意向を尊重して温かく送り出してくれました。

幼稚園の先生をやめて、カナダでワーキングホリデー

2、なぜ留学ではなく、ワーキングホリデーを選んだのか

私が留学ではなくワーキングホリデーを選んだ理由は、就労も就学も認められていること。そして、18歳から30歳までという年齢制限があったことです。

ワーキングホリデーの場合、国によって規定や期間は異なりますが、就労と就学が認められています。
ビザの期限の一年間で英語を勉強できて、さらに現地で働けることは、私にとって大きなポイントでした。ポイントは3つ。

(1) 収入が得られる

日本で働いた貯金を切り崩しながら生活すると、全てのことにおいて常にお金を気にすることになります。せっかく来た海外で、残りのお金のことばかり気にしながら生活するのは嫌でした。旅行や現地でできた友達との交流など、海外でなければ経験できないことを思い切り楽しむためには、現地で働いて収入を得る必要があったのです。

(2) 英語力を伸ばせる

就学ができるのも大きなポイントでした。海外で仕事を見つけるためには英語力が不可欠です。日本食レストランのように日本語でも働ける環境もありますが、私は英語環境で働きたいと考えていました。渡航前の私の英語レベルはほぼ初心者だったので、語学学校に通って英語を基礎からしっかりと学びたいと考えていました。

(3) より広く深く、いろいろな人とつながりを持てる

観光や留学といった方法でも、海外の人とかかわる機会を持つことはできます。しかし、私にとっては少し物足りなさがありました。現地で働けば、様々な国籍、人種の人たちと協力や相談などをしながら一緒に働くことができ、同僚や友達としてより深い人間関係を持てるということもポイントでした。

また、留学は年齢に関係なく何歳からでもチャレンジできますが、ワーキングホリデーの場合、年齢制限があります。退職した当時、私は27歳。ワーキングホリデーの年齢制限である30歳は目前でした。そこで、やりたいことはやれる時にやろうと思い、ワーキングホリデーで渡航することに決めました。

語学留学ではなく、ワーキングホリデーにした理由

3、キャリアチェンジのために英語力とグローバルな感覚を身に付けたかった

そもそも、私が幼稚園の先生を辞めてワーキングホリデーを決めた目的は“キャリアチェンジ”でした。人生一度きり。ずっと幼稚園の先生を続けるのではなく、せっかくなら長い人生の中でいろいろなキャリアや働き方に挑戦してみようと思ったのがキャリアチェンジを目指したきっかけです。

そして、そのために重要なのは、英語力と国際的な感覚を持つグローバル人材になることだと考えました。

ワーキングホリデーから帰国後の就職活動では「ただ遊んできただけでしょ」と思われることが多いと言います。しかし、IELTSやTOEICなど英語の資格と、グローバルな視点を持ち合わせていることをアピールできれば、ワーキングホリデーをキャリアのブランクではなく、ステップアップとして捉えられるのではないかと思いました。

語学学校に通って英語力を高め、現地で働きいろいろな国の人とかかわることで国際的な視点を養う。ワーキングホリデーの限られた一年間でも十分可能だと考えたのです。

留学で身に付けたいこと

4、多民族国家、カナダの魅力

ワーキングホリデーに行くことはすぐに決まったのですが、なかなか決められなかったのが渡航先でした。その中でも最後まで悩んだのが、ニュージーランドとカナダのどちらにするかでした。

私がワーキングホリデーに行くにあたり、絶対に外せなかった条件は3つ。

  • 英語を集中して学べるカリキュラムのある語学学校がある
  • 自然豊かで気候が安定している
  • 比較的治安が良い

ニュージーランドとカナダ、どちらもこれらの条件に当てはまる魅力的な国だったのですが、いろいろ考えた結果、カナダのバンクーバーを渡航先に決めました。

最終的に決め手となったのが、カナダが多民族国家で、移民の受け入れに寛大であること。さらに、LGBTQやしょうがい者など多様性への理解があることでした。

また、アメリカや南米などに近く、日本からだと行けないような観光地にも行けることも決め手になりました。

カナダの魅力

5、まとめ

私が幼稚園の先生を辞めてからワーキングホリデーでカナダに行くのを決めるまで、自分の人生や将来についてかなり考えました。そして、実際にワーキングホリデーを経験した今言えることは、たくさん悩んで考えた時間やプロセスは本当に必要な時間だったということです。

私は、どちらかというと石橋を歩いて渡りたいタイプの人間なので「本当にワーキングホリデーでいいのか」「帰国後はどうなるのか」という不安もありました。しかし、今はあの時一歩踏みだすことができて本当に良かったと思っています。

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