日本と海外の英語学校の違いは?それぞれのメリットは?

日本と海外の英語学校の違いは?それぞれのメリットは?

はじめに

イツキです。英語を学ぶには様々な方法があります。独学で英語を勉強する。学校の先生に英語を教えてもらう。英語学校に通うなど英語の勉強のしかたは人それぞれです。

中でも3つめの「英語学校に通う」は大きく二つに分かれます。

一つは「日本の英会話スクールに通う」二つ目は「海外の英語学校に留学する」。この二つに分かれるでしょう。私は両方経験したことがあります。

そこで今回の記事では実際に両方行った経験から日本と英語学校の違いに焦点を当てて、それぞれのメリットなどついて紹介したいと思います。

クラスメイトの違い

まず一つ目の違いです。これは一番大きな違いにあたると思います。

それはクラスメイトに他の国の人がいるか、いないかです。日本の英会話スクールは日本にあるため、必然的にクラスメイトは日本人のみになります。それに対して海外の語学学校はグローバル、アジア圏、南米、ヨーロッパからなど様々な国から留学生が訪れるため、他のクラスメイトは海外からの留学生が多くなります。

この環境、どちらの方が良いか、それは間違いなく海外の英語学校です。クラスメイトが日本人だけだと、ついつい日本語を使ってしまうことがあります。私は今日本の英会話スクールに通っていますが、クラス内で日本語を話してしまっている人々を目にします。それに対して海外の英会話学校は英語を話せざるを得ない環境です。

さらに、学校によっては母国語禁止制度をとっているため英語が分からなくても、コミュニケーションをとるには英語を話すしかありません。その分、英語を話す機会が増えるため、英語力の向上につながります。

クラスの人数の違い

二つ目の違いはクラスの人数。

日本の英会話スクールは海外の英語学校に比べると一クラスあたりの人数は少ないです。一クラスあたり5~8人程度の少人数のクラス制をとっています。

日本の英会話スクールは曜日や時間帯によって開校されているクラスが違います。

生徒たちは自分のレベルのクラスを開講されているクラスに行ってとるという授業の受け方が一般的。そのため日によってクラスの人数は変わります。運がよければ自分ひとりだけのマンツーマンという場合もあります。そのため、人数が少なければ少ないほど英語を話す機会が増えるところが英会話スクールの良い所です。

それに対して海外の英語学校は1クラス10~15人程度で構成されています。海外の英語学校は通っている人数が多い。なおかつ毎週のように新しい留学生を受け入れているため人数は多くなります。

人数が多いので自発的に発言しないと英語を話す機会が生まれません。特に南米圏やヨーロッパ圏の人は積極的に発言します。

彼らに負けないくらい積極的にならなければいけません。そのため内向的な方は最初にクラスになじむのに苦労するかもしれません。

海外の語学学校のメリット

授業の違い

ここまではクラスの違いについて書いてきましたが、ここからは授業の内容の違いについて書いていきます。日本の英会話スクールは英会話という文字から会話を中心に行います。

では具体的にどのように行われているのか、私が通っている英会話スクールを例に説明します。

まず先生からお題をふられて、それについて一人一人そのお題を英語で話します。お題は様々で「先週行った楽しかった事」「昨日食べた晩御飯について」「今年の目標」 などといったお題を英語で答えます。

そして次に先生が用意したプリントの英文を読みディスカッションをします。これは時事ネタが多くこの前はイギリス皇室の問題についてディスカッションをしました。

このディスカッションに時間を一番費やします。そのため会話が途絶えることなく続きます。

それに対して海外の英語学校は会話だけでなくリスニング、ライティング、リーディングを満遍なく行います。

基本的には学校が用意した教材を元に勉強します。その教材はスピーキング、リスニング、ライティング、リーディングのパートの量が同じであるため、バランスよく英語を伸ばすことを重視しています。

そして、クラスの先生は授業後に課題を毎日与える為、自分たちのやってきたことをアウトプットする機会を毎日得る事ができます。そのため効率的に英語を伸ばす事ができることにつながります。

これらのような違いから会話をひたすらしたいというかたには日本の英会話スクール、英語を総合的に高めたいというかたには海外の英語学校があっているかもしれません。

費用の違い

次に費用の違いについて書いていきます。

結論を先に言うと日本の英会話スクールより海外の英語学校の方が圧倒的に費用がかかります。

私が行っている英語学校のコースは一回80分の授業を月に6回まで受けることができるというコース。費用は全て含めて月に1万2000円程度年間で15万円程度です。それに対して、海外の英語学校の相場は月に10~15万円かかります。年間で120~180万円程度のお金がかかります。

それに加え生活費、食費、 ビザ代、航空券など様々な費用がかかるため合計すると年間で200~300万円程度かかります。

しかしその大金を払う分、英語学校で毎日英語を勉強できる、海外でしかできない経験をできるといったメリットがあります。

なので、英語を最低限のコミュニケーションが出来る程度に伸ばしたいのであれば日本の英会話スクール、英語力をお金をかけてでも徹底的に伸ばし海外生活を経験したいのであれば海外の英語学校があっているかもしれません。

まとめ

以上の4つの違いについて紹介しました。

どちらかが劣っているわけではなく、それぞれ違ったメリットがあるということが分かっていただけたかと思います。

私はどちらも経験しており、日本の英会話スクールに現在通っていますが、海外留学していた時よりも英語が伸びてないという実感はありません。少しずつ英語の知識の幅が増えていると思います。

英語を勉強したいという方は自分の目標や学びたい事、予算にあっているほうを検討して英会話スクールなり海外留学に行く事をおすすめします。

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