留学先で体験したちょっと不思議な演劇の授業

留学先で体験したちょっと不思議な演劇の授業

私が留学したオーストラリアの現地校では選択授業がありました。芸術分野で、料理や絵画、建築、演劇などの授業を選択することができました。私は、日本の高校で選択授業で絵画を選択していたので、普通の高校では珍しい演劇を選択しました。

留学してすぐこの授業を選択したので、初めは先生が何を言っているのか分からなかったのですが、演劇の授業では、体で表情で表現し、伝わることが大事。クラスもほとんどグループワークだったので、友達に改めて詳しく丁寧に趣旨を説明してもらいました。

中でも印象に残っているのは、テーマを決め、曲を一曲選んでテーマに沿った表現をリズムに乗せて表現するという課題。発表当日は服装やメイクを自分たちで自由に決めて発表しました。友達5人グループになって、念入りに計画を立て、休み時間なども練習をしました。実際の発表は、大きいステージで、大勢のクラスメイトと、先生の審査が入るので、非常に緊張しました。

しかし言語が分からなくても、表現して伝えるということは世界共通で言葉は不要です。当時ダンスが好きだった私は、全力でパフォーマンスをしました。

他にも、FOCUS!と叫んでウォーキングの練習をするという授業も非常に楽しかったです。初めはFOCUS!という意味すらわからなかった私。しかしウォーキングをする生徒の表情は真剣。これは、「集中!集中!」と叫びウォーキングをしながら精神を統一させ演技に集中できる様なメンタルを作る練習だったのです。

この様なユニークな授業を受けたことがなかったので、初めは驚きの連続でしたが、慣れると表現をするということが楽しくなってきている自分がいることにきがつきました。

海外では、言語でも表情でも「自分を表現する」ということが非常に重要視され求められていると感じました。日本ではなかなか受けることのない珍しい授業を体験してみて非常に多くの気づきを得ることができました。

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