海外で正社員採用は目指せるの？

私が留学したかったのは語学習得が目的なだけでなく、日本に帰国した際に活用できる能力もつけて帰ってきたい！
という気持ちが強くありました。

そのため正社員として海外の会社で働きたかったのですが、正式な採用をおこなっているような会社ではローカルも応募するような会社なので、英語がネイティブではない・滞在に期限があるという条件付きの留学生は、面接さえしてもらえないケースがほとんどです。

それでも私の実力の範囲でも可能な限りトライしました！
その経験とも踏まえてご紹介していきたいと思います！！
まずは、オーストラリアで仕事をするうえで大前提の雇用形態からお話していきます。

■雇用形態別メリット・デメリット比較

オーストラリアでは正社員というよりも以下のような3つに雇用形態が分けられます。

①カジュアル

就労時間・日数に保証がない
有給・凝結がない
給料が高い
事前の通知なしに雇用を終了させることができる

これはアルバイトのような雇用形態であるため、たとえ週5で働きたくとも、実際には週2や3しか入れないというようなこともあり、収入は安定していません。
ただ、その分時給が高めに設定されています。（カジ留学先で正社員として働きたい！！
ュアルの時給は最低賃金よりも25％上乗せされることが義務つけられています。）

②パートタイム（週38時間以下）　③フルタイム（週38時間以上）

就労時間が一定である
解雇せれる前に事前通知がある。
有給・病欠がある

体調が悪くて休んでも規定の日数以内であれば有給の上で休むことができます。
有給休暇（Annual leave）を使わなかった場合は仕事を退職する際に（会社によってはお金が欲しい時にも）有給休暇分の時間×時給でお金として受け取ることができます。

日本でいう「正社員」とはここでいうフルタイムの中でも2～4年契約ではなく、「無期限の契約」であり、永住権等を持っている人でなければまずこの形態での採用はないです！

■留学生が働ける業種

通常であると短期的なビザを保持している方（1年～2年程度）の場合、基本的には飲食店や農業など能力が問われず働ける職種が多いです。ワーホリビザであれば同じ職場では最長6ヵ月、学生ビザであれば週20時間までといった条件もありますので、オフィス系の仕事は少ないです。アパレルの販売員や語学学校の受付として働ければと良い方です！！

その中で、私はかなり稀なケースでワーホリビザを保持していましたが、現地の留学サポートをするようなオフィスでフルタイムへの移行前提でパートタイムとして採用されました。

■私がオフィスワークの会社で採用された理由

私はオフィスワークの仕事を探していましたが、正直ワーホリビザで働けるオフィス系はほぼありません。今後学生ビザやパートナービザを申請する予定で滞在を延長する保証がある、IELTS5.0以上を持っている場合は採用される可能性が高まります。

私はワーホリビザだったので就業時間に拘束はなかったのですが、ビザに期限があるというのが1番のネックでした。そのため、面接では今後ビザを延長する可能性はあるかについての質問もあり、「6ヵ月のみであれば採用はしない」とハッキリ言われました。

元々日本での経験や実績があったのでそれが採用担当者の目に留まりました。
私の韓国人の友人もワーホリビザであったものの、実績があったため現地のIT企業に採用されました。つまり、レジュメでの経験の記載に加えて面接で実績等も話せれば採用される余地はあります！！

私の場合は採用まで3次面接までありました。
1回目の面接は集団面接（16対面接官1で相当怯えていました…笑）で面接官は日本人の方でしたが、その後の2回は英語での面接でした。周囲は英語力が高くやパートナービザや現地の大学に通う方が多くいましたが、採用された理由はやる気とこれまでの実績をみて責任感をもって仕事を進めてくれそうであったとフィードバックをもらいました。

■インターンからの正社員採用ってあるの？

あります！！
ただ、インターン中での実績がないと無給インターンのまま6か月以上も過ごして終了するケースもあります。よく語学学校の受付でインターン3ヵ月を行ったうえで「パートタイムとして採用する」というケースがありますが、3ヵ月以上たっても採用されないというケースもよく見てきました。
対して、インターンとして3ヵ月在籍する中で多くの広告活動やSNSで会社のフォロワーを増やした実績が認められパートタイムとして採用されたという友人もいますので、実績や欠員が出た等のタイミングにもよります。