学生ビザの申請に必要なもの、GTE(留学理由書)の書き方
こんにちは、アリスです。
これまで日本は国の評価が高く、比較的学生ビザの承認がされやすいといわれてきました。しかし、近年学生ビザの申請が年々厳しくなっており、さらに詳しい追加申請書類の要求やビザが却下されたというケースもでてきています。
そのため提出書類をしっかり準備すること、特にGTEには念入りな準備が必要です。一度学生ビザを却下された場合、次回以降の申請は却下のリスクが高まりますので少しでも不安な場合はエージェントを活用することをおすすめします!
では、まずは具体的に学生ビザに必要な書類をお伝えします。
必要書類リスト
■学校から発行される入学許可書(CoE)
学校の入学条件を満たし、申し込み・入学金を支払った後発行されます。
■パスポートのコピー
■学生保険(OSHC)
学校入学日~その後のホリデーを含む期間を満たしているもの
ワーホリで加入するような保険とは違い格安な分、保証内容も少ないです。
■留学理由書(GTE)
こちら後ほど詳細を説明していきます。
■健康診断の証明
看護系や特定の職種に関わる予定の方のみ
上記に加えて、申請後に移民局からオーストラリアに滞在できる十分な費用があるのか証明できる資料や経歴証明書、学位証明書を提出するよう要求される場合もあります。
GTEとは?書くべき内容
GTEとはなぜ学生ビザをしたいのか理由をまとめたものです。
内容によって、ビザが却下されるかが決まるためこのGTEはとても重要な役割を担っています。具体的には以下のような内容をA4サイズ1枚におさまる程度でもちろんすべて英語で記載します。
- 該当の学校・コースを選択した理由
- 卒業した後の将来プラン
- なぜ該当のコースをオーストラリアで勉強したいのか
- 就学期間の十分な滞在費をどのように確保するのか
申請が受理されるGTEの傾向としては学びたい理由が過去に学んできた学位や職歴とどのよう関連しているのか、今回学ぶ内容が今後のキャリアにどのような役割・影響を与えるのかを伝えられるとより具体的になり、説得力が上がるため審査が通りやすいです。
そして、移民局が最も知りたい内容が「学業が目的で学生ビザを申請しているのか」という点です。そのため、その他の永住権取得・就職や稼ぐこと・観光等の目的を書くことはマイナスになる要素なので注意して下さい。※観光業の就学予定の場合の観光等、関連性があるものを除く。
上記の要素をしっかり記入できていても移民局側が少しでも疑問や学業以外の目的を感じたら、追加で書類を要求される場合もあります。
注意点すべき点
1度却下されている場合や数回以上学生ビザを申請している場合、却下される可能性が高くなります。また、2回目以降の学生ビザ申請の場合は1度目のコース内容と今回のコース内容が関連していない場合や最初と2回目のGTEでの内容に統一性がない場合も却下のリスクが高まります。
こういったリスクがあることや、英語ですべて記入するため日本語では言えても英語で意味が通じるか不安な場合なども、留学エージェントを利用すれば申請を何度も行っているのでより通りやすい書き方のアドバイスや添削、代行してくれる場合もあります。