これは使える!語学学校の宿題に学ぶ、効果的な学習方法
留学先の語学学校やコミュニティカレッジでの英語学習は日本では得られないものがたくさんあり、私の英語力がぐーんっと伸びていくのをよく実感しました。多くのものが留学先ならだったものの、日本でもできる・留学前後にも使える方法がいくつかありました!そこで今回は、私の通ったある大学付属語学学校のリスニングの授業の宿題を紹介します。
必要なものはノートとインターネットのみ!
リスニングの授業の宿題は、プレゼンやインタビュー、スピーチを見て/聞いてレポートを書くことでした。このレポートの方法は英語力向上にとても効果的だったうえ、英語の情報を処理する能力がとても身に付きました。ポイントはできるだけ学問的なこと、時事問題などを扱った情報源を探すことです。これはインプットする英語の質を高めるためと英語の勉強をしながら新しい知識が身に付くからです! まずはインターネットで情報源を探します。私のおすすめはTED。TEDはプレゼンを文字に起こした原稿や英語字幕があるので、難しいレベルに挑戦したい人やリスニングが苦手な人にも話を追いやすいです。ものによっては完成度の高い日本語訳などもあるので、初心者の人にも非常に良いです。TEDは学問的な題材が多いので大学留学を考えている人にもとてもおすすめです。動画の時間も様々なので、自分の時間と相談しながら、所要時間や難易度を選べるのもメリットです。 その他にもCNNやニューヨークタイムズなどのニュースサイトにも動画があるのでリスニングにはもってこいです。 情報源を見つけたら、動画を見てメモを取ります。できるだけ字幕なしでまずは聞くこと。字幕が必要であれば英語字幕で、それでもだめなら日本語字幕というように、自分を追い込んだ学習をしましょう! 内容がつかめたらノートにレポートを書いていきます。レポートの書き方
※上の画像は実際のレポート- プレゼン・インタビューの題名、投稿者、サイト名
- 情報源をはっきりさせましょう。後で確認するのにも便利です。
- Main Idea
- 何の話なのかを書きます。自分の言葉で1~2文でシンプルに表現しましょう。
- Details
- 必要と思われる話の詳細を書き込みます。例えば実験について、数値について、手順の内容など。
- Summary
- 結論を書きます。In conclusion,... According to ✕✕..., などで始められる文がGOOD。
- 意見・感想
- 何かアイディアを提供しているプレゼンであれば、I agree/disagree with ✕✕... など自分の賛成・反対の意思表示を最初にして、理由を述べると書きやすいです。そのあとに、In my opinion... などで自分の考えたことを書きましょう。
- 自分が驚いたこと、思っていたことと違ったものなどを書くのもGOOD!
- 例や自分の体験などを用いて、自分の意見感想として完成させましょう。
- 初めて聞いた単語
- ここで初めて聞いた単語を書きます。できれば英英辞典で調べ、意味を確認しましょう。話の流れで意味が確実につかめたものはカウントしなくてもいいです。効率が良いのは一つのプレゼン/インタビューに対し3~6つに知らない単語、頑張るなら10個までで十分です。
プラスα アレンジ
- 情報源をプレゼンやインタビューから、記事や論文にすることで、リーディングのレポートにもできます。
- ノートに書く時間がなければ、自分の頭の中でやってもOK!
- スピーキングにつなげるなら、動画を見た後に、上の2,3,4,5を話す特訓をする。