留学の第一歩!大学の第二外国語はどれを選択すべき?

第二外国語 こんにちは、大学4年生のライターAnです。 これから大学に入る皆さんの中には、「大学に入ったら留学がしたいから、語学を頑張りたい!」という人も少なくないはず。 大学においては、英語以外にもう一つの言語「第二外国語」を履修する必要があるところがほとんどです。 そんな第二外国語は、どれを選ぶのがベストなのでしょうか?

選択した第二外国語で、大学生活が変わるかも?

大学に入って選択する「第二外国語」。英語の他にもう一つの言語を履修する必要があります。1年生・2年生時で学ぶという大学が多く、週1コマ〜週3コマほどが第二外国語に割り当てられます。多くの大学では、「ドイツ語選択クラス」「フランス語選択クラス」といったように第二外国語でクラスが分かれます。 また、第二外国語によって習得の難易度も異なります。つまり、選択した第二外国語で、大学生活が大きくかわるということもありうるのです! この記事では、もっともメジャーな第二外国語であるフランス語」「ドイツ語」「スペイン語」「中国語」の4つの言語について、それぞれのメリットとデメリットを紹介したいと思います。  

ドイツ語

ドイツ語 ドイツ・オーストリア・スイスの一部で使われているドイツ語。法学や医学において、もっとも重要視されてきた言語であり、日本とも深い関わりがあります。 ライターAnも、ドイツ語を選択しました!

【メリット】

ドイツ語は「難しい」言語であるとよく言われますが、実は英語と文法が似ている部分が多く、かなり勉強しやすいです。 男性名詞・女性名詞・中性名詞によって冠詞や形容詞の活用などが異なりますが、表に当てはめれば意外と分かりやすく、例外も少ないです。発音もかっこいい! また、法学や医学、音楽などの分野でドイツ語が担ってきた役割は大きく、それらの分野に興味がある人にとっては、楽しく勉強ができるはず。 また、生徒が比較的真面目なことが多く、クラスの雰囲気が落ち着いているのがメリットとも言えます。 

【デメリット】

ドイツ語はかっこいいイメージがあるからか、女子の履修者が少なく、クラスが男子ばかりということも少なくありません。 真面目な男子が集うことも多く、華やかな大学生活とはちょっとイメージが違うかも…!?(私の主観です笑) また、ドイツ語の先生は概して真面目で、そう簡単に単位をくれないという一面も…。 また、使用地域が狭く、将来的に使う機会があるのか?という疑問もあります。  

フランス語

フランス語 国際連合において、英語と同じくらい重要視されている言語であるフランス語。 優雅で華やかなフランスの世界に浸れるということで、女子からとても人気のある言語です。

【メリット】

メリットは、女子の履修者が多いこと。先ほど述べたように、多くの大学では第二外国語によってクラスが分かれます。フランス語選択のクラスは、他の言語に比べて女子が多く、仲良くなるクラスが多いんだとか。 また、日本でもフランスの雑貨屋さんは多く、フランス語がわかっているとちょっと日常が楽しくなる、という話も聞きます。 国際連合を始めとする国際機関でもフランス語は重要視されているため、将来国際的な活躍をしたい人にとっては非常におすすめできる言語です。「星の王子さま」「レ・ミゼラブル」などの著名な文学作品も多く、フランス文学に触れたい人にもおすすめ。 

【デメリット】

フランス語は発音が難しく、話す・聞くが出来るようになるにはかなりの時間がかかります。 また文法についても、基本的な文法の他に例外が大変多く、覚えるのが本当に大変とのこと…。実は、フランス語を落として留年した友人が3人もいます…! ドイツ語も規則が多く難しい言語であると言われますが、逆に規則を覚えてしまえば当てはめるだけなので分かりやすい、という考え方もあります。   

スペイン語

スペイン語 スペインや、南米において使われているスペイン語。「勉強しやすい」「楽」というイメージがあるからか、私の大学では履修者がもっとも多く、42クラス中12クラスぐらいがスペイン語です。 

【メリット】

メリットとしては、発音がとても簡単なこと。基本的にローマ字読みをするだけなので、巻き舌さえ習得すればOKなとても取り組みやすい言語です。 また、ラテンの国だからかクラスの雰囲気が明るくなりやすく、テストなどで一緒になるとにぎやかなのはだいたいスペイン語クラスです(笑) 先生も明るい人が多く、単位取得が一番簡単とも言われています。実際、まわりでスペイン語を選択した人で、後悔している人をほとんど知りません! 

【デメリット】

スペイン語は、スペインと南米という限られた地域のみで使われている言語であり、フランス語やドイツ語と違って学術論文などでもあまり使われていません。 そのため、大学でせっかく習っても、旅行以外にほぼ使い道がないのが難点。 また、メリットの裏返しですが、「楽」というイメージが先行しているあまりに、勉強が嫌いな人がクラスに多く集まりがち。ドイツ語のクラスがいつもシーンとして真面目なのと対照に、スペイン語のクラスは授業中までガヤガヤうるさく、授業に集中しづらいというのが大きなデメリット。 真剣にスペイン語を勉強したい人は、特別クラスを履修することを強くおすすめします。  

中国語

中国語 日本ともっとも関わりが深く、また他の言語に比べて圧倒的に使用者数が多い中国語。これからの世紀においても間違いなく重要になってくる言語です。

 【メリット】

ヨーロッパ言語と違い漢字が多く、やはり親しみやすい言語なので習得がしやすいです。 日本に来ている留学生も、圧倒的に中国の学生が多いため、中国語が少し話せると留学生の友達が出来やすくなります。 また、現在中国への進出に力を入れている日系企業は非常に多く、中国語をしっかりと学んでおけば将来的に海外で働く機会を得やすいと言えるでしょう。 授業中に、日中関係などの話を聞けるのも、国際的な視野を広げるのに役立ってくれます。

【デメリット】

中国語は、発音がヨーロッパの言語に比べても難しく、イントネーションひとつで意味が変わってしまいます。 そのため最初は苦戦しやすいとのこと。 また、スペイン語と同じく「楽」と言われやすい中国語。ほとんど勉強しなくても単位が取れるとの噂もあります。 しかし、2年間の学習を終えた後、「もっと独学が難しい言語を勉強しておけばよかった」と思う人も少なくないそうです。 勉強をしたいなら、周りに流されない強い意志が必要かもしれません。 

まとめ:一番興味がある国を選ぶのがベスト!

好きな言語 ここまで4言語のメリット・デメリットを紹介してきました。 第二外国語を学ぶ際は、もちろん一緒にその国の文化や歴史も学ぶことになります。そのため、楽だからといって全く興味のない国の言語を選ぶと、意外と苦痛に感じてしまう人も多いです。 自分が一番興味のある国の言語を選ぶことが一番おすすめ。 私自身、ドイツが元々好きでドイツ語を選びました。難しいと感じることも多かったですが、全く後悔はしていません。   また、しっかり腰を据えて第二外国語を勉強した場合は、特別クラスを履修してみるのも良い経験になると思います! 第二外国語を賢く選んで、楽しい大学生活を送りましょう。
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