留学するなら知っておきたい!エッセイを書く上で必要な段落構成やパターン

英語学習 Selamat Petang! こんにちは、Zukiel Skywalkerです!! 皆さんは学校の課題でレポートを提出したことはありますか?海外の大学に留学すると、課題で何かについてのレポート=エッセイというものを提出する必要が出てきます。しかし、ただずらずらと英文を書けば良いというものでもないのが海外の厳しいところ。ちゃんとしたルールに従って書かなければ、評価が悪かったり最悪の場合そのレポートが無効になってしまうことも…。今回は英語でのエッセイ製作に必要な段落構成やパターンの種類についてご紹介していきたいと思います!!  

基本的な段落構成を知ろう!

冒頭でもご紹介した通り、エッセイを自己流で書いても良い評価は得られません。まずは基礎中の基礎である、エッセイを構成する為に必要なパラグラフ(段落)構成についてご紹介していきたいと思います。段落はTopic sentence(主文), Supporting sentence(裏付け), Concluding sentence(結末文)の3種類の文章で成り立っています。 Topic sentenceとは簡単に言うと「これから話す内容は〜についてです」というのを読み手に教える為の文章です。例えば、「Some people skip to take breakfast, and it can be serious problem for your health.」という文が段落の冒頭にあれば、読者は「朝食を抜くことが健康に引き起こす問題についての文章なんだな」と簡単に理解できますよね? そして、次に来るSupporting sentenceでは「何が問題なのか」を説明してTopic sentenceで自分が主張していることの理由付けをします。上の例文に続くSupporting sentenceを作ると「This is because, it makes your immunity weak.」(何故なら、朝食を抜くことであなたの免疫力を弱らせるからです。)というような文で続けば自然ですね。そして理由のみでは無く、具体的に何が起こるのか、何が問題なのかなどの詳細情報を後に述べることが出来れば完璧です!このSupporting sentenceでは何個かの根拠で理由付けをした方が内容が膨らみやすく、字数不足を回避することができます。また、事実だけでは無く自身の経験や例え話なんかも十分Supporting sentenceとして使うことが出来ますよ! 最後にその段落を締めるのがConcluding sentenceです。この文は要するに内容的に締まっていれば自由に書いても問題ありません。例文に続くConcluding sentenceを書くと「In short, if you want to stay healthy, you should take breakfast every morning.」(結果、もし健康でいたいなら朝食を毎朝食べるべきである。)といったところでしょうか。Conclusion signalと呼ばれる「締めにいきますよ!」とアピールするフレーズ(In conclusion〜, To sum up〜など)をConcluding sentenceの最初で使うと読み手に伝わりやすくなります。 これらTopic sentence, Supporting sentence, Concluding sentenceをサンドウィッチの様に重ねて1つにしたものがエッセイを構成するパラグラフ(段落)になるのです!! 英語学習

内容に合う段落のパターンを覚えよう!

基本的なパラグラフ構成の流れが分かった所で、次は様々な内容のパラグラフに対応出来る様にいくつかの構成パターンをご紹介します。構成パターンは大きく分けて4種類あります。 まず1つ目が「Logical division of idea」と呼ばれるパターン。これは1番基本的なパターンであり、上の基本的なパラグラフ構成で紹介したメインポイントを理由付けして証明していく構成になります。例えば「Technology can replace human’s job」(テクノロジーは人間の仕事を取って代わることができる)という例文をLogical division of ideaで構成すると、1段落目で「Some supermarkets have self-service line.」(最初に、いくつかのお店にはセルフレジがある。)とレジ係が技術に取って代わられることを表して、後にレジ係が技術に取って代わられることの利点を挙げて根拠を示します。次の段落で「Also, we don’t have to go to a bank because of ATM.」(またATMのおかげで私たちは銀行に行く必要が無い。)として、後にその利点を挙げていけば、実例を持ってテクノロジーが人間の仕事を取って変われることを証明出来ますね! 次に紹介するのが「Process Paragraph」というパターン。これは別名how-to paragraphと呼ばれることもあり、説明書のように物事を1から順に説明する時に使用します。例えば、「how to choose classes efficiently」(効率的にどの様に授業を選ぶか)というトピックを書く際に、「At first…(最初に),Next…(次に),After that…(その後は)」と順を追って詳しい工程を説明していけば実践的で説得力のある文章が書けるでしょう!過去から現在にシフトする時など、内容によっては時制に注意する必要があります。 3つ目は「Definition paragraph」というパターン。これは簡単に説明すると歴史の教科書のような書き方です。歴史の教科書を読むと、最初に何かしらの歴史的な出来事が書いてあり、続いてそれが起きた時期やその内容、誰が関わったかなどの情報がずらーっと書いてありますよね。この様に、何かについての情報を1つのパラグラフにまとめて書くパターンがこの「Definition paragraph」なのです!このパターンはエッセイの序盤で、トピックについての基本情報を読み手に説明する事で話題に興味を持たせる為に使われます! 最後に「Cause and Effect paragraph」をご紹介します!例えば、「温暖化が進む→海の水位が上昇する」の様に「ある事が起きると、こういう影響が出てくる」という様な内容を書く際によく使われるパターンです。“ある事”の部分がTopic sentenceとなり、“影響”の部分がSupporting sentenceとなるので、「Logical division of idea」に形が似ている様に見えますが、このSupporting sentenceの部分がTopic sentenceの根拠なのか、それともTopic sentenceによって生じる影響についてなのかで使い分けましょう! 今回は留学するなら必ず知っておかなければならない、エッセイ制作に必要な基本的な段落構成や内容別の段落パターンをご紹介しました。次回は、エッセイとサマリー(要約文)の具体的な書き方や引用する際のルールなどをご紹介します! Jumpalagi! See you later!!
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