弁理士が語学留学?国際特許出願のための語学留学!

特許の出願代行などを行う弁理士ですが、近年特許を国内だけではなく海外でも取得流する企業が増えているため、英語のわかる弁理士の需要は右肩上がりです。
外国への特許の出願は英語での書類作成や文献の調査など高度な英語のスキルが求められるため、それに対応できる弁理士は非常に重宝されます。そのため、意外と知られていませんが弁理士を目指す人で留学をする人の数が増えて来ています。

今回は国際特許出願やスキルアップのための留学についてご紹介します。

語学留学

弁理士のグローバル化の背景

特許権や実用新案権、商標権、意匠権などを含む知的財産権はどんどんグローバル化が進んでいます。
これらはインターネットの普及により、ビジネスのグローバル化が大きく影響しています。今までは知る由もなかった他国の新商品も、今ではインターネットを通してすぐに知ることができます。
そのため、他国の企業に自社のアイデアを盗用されたり、逆に他国の企業から権利を侵害していると訴訟を受けるケースが確実に増えてきています。このようなトラブルを避けるためにも、日本だけではなく、外国にも権利を申請する企業が増えてきているのです。

外国出願に対応可能な特許事務所の数

全国の特許事務所

企業の外国出願のニーズの高まりから、外国出願に対応可能な特許事務所の数も増えてきています。
全国の特許事務所で見ると28%の特許事務所が事務所名に”国際”という言葉を使っています。

東京の特許事務所

東京で見ると32%の特許事務所が”国際”と付いた事務所名なので、
全体的に約3割の事務所が外国出願に対応できる事務所となっています。

この数字から見ても、やはり弁理士の英語力のニーズは非常に高いといったことが伺えるでしょう。
特許出願ラボ調べ  ※iタウンページデータ参照)

弁理士が語学留学?

弁理士というと一見語学留学とは無縁な気もしますが、実はそんなこともありません。
特に特許の出願に関して、英語の重要性は日々増しています。またアメリカでは弁理士はPatent attorneyと呼ばれこれを目指すためロースクールで学ぶ人が多いです。
日本人で米国弁理士(Patent attorney)を目指す場合、ロースクールで学び弁理士試験を受けるといったルートが最も近道でしょう。しかしこのロースクールに入学するためには一定水準以上のTOEFLが求められます。また専門用語の知識も必要となるので、入学前には十分な英語力が必要です。

そのため、語学留学でロースクール留学の準備を行うのも一つの手です。
今回はTOEFL対策のできるおすすめの語学学校を紹介したいと思います。

TOEFL対策におすすめの語学学校3選!

TOEFL対策

サウスピーク

特徴

フィリピンのセブ島に位置するサウスピークは欧米諸国への留学よりも安価に留学が可能です。
様々なコースがあり初心者から上級者まで対応可能なサウスピークでは、TOEFL対策のコースがあります。
このコースでは「TOEIC600点から、3ヶ月でTOEFL iBT80点を目指す」という目標を掲げており、英語中級者を短期間で一気に上級者レベルまで押し上げるカリキュラムとなっています。
TOEFL iBT80というスコアは、77パーセントのアメリカの大学が課している入学基準を満たすスコアとなっています。

米国留学の前に費用を抑えて語学留学をしたいという場合、セブ島のサウスピークで留学することをお勧めします。

場所

フィリピン・セブ島

費用

留学費(授業料+寮費):486,850円

セブ島留学の場合多くの学校が寮を保有しており、食事付きで滞在することができます。
留学費は寮費込みで表記されていることがほとんどです。
フィリピンは物価も安いのでお小遣いとして月10,000円見ておけば十分に生活できるとおもいます。

ELC ロサンゼルス

特徴

ELCロサンゼルスは高級住宅街のウエストサイドに位置するアメリカの語学学校です。
ロースクール留学の前に、アメリカでの生活に体を慣らしたい場合はTOEFL対策からアメリカで行うのもいいかもしれません。
アメリカの語学学校の中でもELCロサンゼルスは憧れのアメリカンライフを満喫しながら、しっかりと英語を学べる語学学校です。
週に30コマの英語のレッスンを行うTOEFLコースは最低4週間からのコースで希望の期間を選ぶことができます。
アカデミックアドバイザーによるサポートも無料で受けることができるので、学習の進捗をしっかりと確認することができます。

場所

アメリカ・ロサンゼルス

費用

授業料:US $385/週〜

滞在費:US$300/週〜

ELCロサンゼルスでは滞在期間によって授業料が異なります。
長くなればなるほど、週あたりの授業料が割安になります。
また滞在費についてはホームステイと寮、アパートメントで費用は異なり、ホームステイが最も安い滞在方法になります。

滞在期間や滞在方法により費用は異なりますので詳細は資料請求をお願い致します。

カプラン バンクーバー

特徴

カナダの大都市バンクーバーにあるカプランバンクーバーは、世界6カ国に40校のキャンパスを持つ大手の語学学校です。
英語教育のノウハウが豊富で、カプラン独自で開発した教材、K+notesという物を使って指導を行なっています。
TOEFL® PREPARATION COURSEは週15時間のTOEFL対策と週20時間のアカデミック英語クラスで構成されており、非常に濃い内容のカリキュラムとなっています。
加えて、2週間に1回の模擬テストやK+ Online and K+ Online Extraでの自主学習が含まれていまおり、確実にTOEFLの点数アップをしたい人にぴったりなコースとなっています。

カナダの大自然に触れながら、のびのびと留学準備のできるお勧めの語学学校です。

場所

カナダ バンクーバー

費用

1ヶ月:21万円~

ELCロサンゼルスでは滞在方法によって合計費用は異なります。

詳細は無料で資料請求をお願いします。

米国弁理士資格を取ったら

ロースクールに入学し、晴れて米国弁理士資格を取ることができたら、米国で弁理士として働くといった道と、日本に在住し米国への特許出願をサポートするといった道が開けます。
米国で弁理士として働く場合は永住権を取得しRegistered Patent Agent/Attorneyと呼ばれるUSPTOに登録された弁理士となる必要があるため、日本人にとってハードルが高いのは事実です。
日本の国際特許事務所に所属し、米国への出願をサポートする場合、培われた英語力と米国の特許法の知識は非常に重宝されます。
近年IT化も進み、ビジネスはよりグローバル化しています。
それに伴い国内だけでなく、国外でも知財を守るというのは非常に重要視されています。

米国への特許出願のスキルはこれからも需要は増え続けることは間違い無いでしょう。

弁理士になったら特許出願ラボに登録しましょう!

特許出願ラボとは、特許出願を希望する企業が、複数の特許事務所に一括で見積もり依頼を出せるウェブサイトです。
企業側は発明のタイプや予算に合わせてぴったりの特許事務所を選ぶことができます。
特許事務所側も、しっかりと事務所の強みにあった発明の依頼を受けることができるのでスムーズに多くの案件を集めることができます。
特許出願ラボでは多くの国際特許出願の依頼も舞い込みますので、弁理士になったら特許出願ラボへ登録をしておきましょう。
(特許出願ラボ https://tokkyo-lab.com/

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