留学にもっていくべきものは?帰国時に持ち物はどうする?

こんにちは!たぬとらみです。今回は、留学の持ち物について紹介します。
実際に、留学に行ってみて「持って行くべきもの」「持っていかなくていいもの」を紹介します。
また、留学に行く際の持ち物は他の記事でも紹介されますが、留学から帰国する際に「持ち帰るべきもの」「持ち帰らなくていいもの」はあまり紹介されていないので、それらも併せて紹介していきます。
持っていくべきもの
①日本食
これは、本当に持っていって良かったです。
留学に行く前は、現地の食を楽しみたいと思っていましたが、長く行けば行くほど恋しくなります。長期交換留学経験者、10人に聞きましたが、100パーセント日本食が欲しいと言っていました。
もちろん現地でもアジアンスーパーマーケットや日本食レストランで食べられますが、スーツケースに余裕があれば持って行くことをオススメします。
私が持っていったのは、
-パックごはん(6個)
-レトルトおかゆ(6個)
-ふりかけ各種
-レトルト味噌汁
-緑茶
です。
具合が悪くなったときに食べるものが海外ではチキンヌードルスープなどお腹に優しくありません。なので、特におかゆには助けられました!パックご飯も気軽に電子レンジでチンして食べられるので良かったです。
留学先で仲良くなった友人に日本食をふるまうときに役立ちました。
アメリカの炊飯器とお米では割高で日本のようにおいしく炊けないので持っていてよかったと思います。
②風邪薬
海外で病気になると病院に行っても上手く症状を伝えられなかったり、苦労します。日常会話は話せても病状を説明するのは難しいです。発疹やめまい、立ちくらみなど英語に直せますか?難しいですよね。
また、保険に加入していても手続きがややこしいです。そのため、できるだけ軽い風邪のうちに自分で薬を飲んで治せるようにしといた方がいいです。
私が日本から持っていた薬は
-風邪薬(葛根湯など)
-のど薬、のど飴
-ビタミン剤
-正露丸
-痛み止め
-酔い止め
など思いつく薬は全て持って行きました。
市販薬なら基本的には問題ないと思いますが、長期留学で大量の薬を持っていくときは主治医から英語で処方箋を記入してもらうと安心です。
しかし、私は海外に4回行きましたが、一度も薬を止められたことなく処方箋を見せる必要はありませんでした。
③アクエリアスの粉末
これも具合が悪くなったときに助けられました。
やっぱり具合が悪くなったときは慣れ親しんだものがいいですね。
アメリカ、オーストラリアにもスポーツドリンクはありましたが、驚くほどカラフルです。美味しいのですが、何が入っているのかわからないので体調不意の時には私は控えていました。
④洗濯ネット
ホームステイでもシェアハウスでも寮でも共用の洗濯機を使います。
日本では100均ですぐ買えますが、現地ではなかなか難しいです。持って行くことをオススメします。
⑤ビーチサンダル
お風呂に行く時や部屋の中など、ちょっとした移動にあると便利です。
110円で買えるのは日本だけです。夏が暑い地域では靴の代わりにもなるのでぜひ持っていきましょう。
⑥肌につけるもの
日焼け止めなどは、日本ほど高品質のものはありません。
帰国する際、余ったのでホストファミリーにあげたら喜ばれるくらいです。
あと、シャンプーやコンディショナー、ボディーソープなどです。
私はもともと海外ブランドを使っていたので、気にしていなかったのですが、髪の痛みがひどくなってしまいました。また、女性であれば化粧品なども日本のものを持っていくのをオススメします。
⑦旅行用のウエストポーチなどの小さなカバン
現地調達もできますが、100均で買っていきました。
日常生活や海外で旅行するときに重宝しました。
⑧お土産
100均で日本らしいものを大量に買って行きました。
お寿司の消しゴムやボールペン、巾着、緑茶パックなどです。お世話になった人に渡せるので用意しておいていいと思います。
まとめですが、留学中に持ってきてよかったなと思ったのは、ほとんど具合悪くなった時に使う必要なものでした。人間、生活していくうちに慣れていくので思っていたよりも身の回りのものは海外製でも大丈夫でした。
しかし、体調不良のときは心も体も弱っているので日本の使い慣れたものがとても安心しました。あまり体調が悪くならない人も万が一のときに少し入れておきましょう。
あとは、100均の便利グッズ達です。これは緩衝材代わりにたくさん詰めていきました。何より、海外の人たちは100均のグッズが大好きなので見せたり、渡したりすると喜んでもらえました。
私は、心配性で持っていきたいものが多すぎて、スーツケースがパンパンで重量オーバーになってしまったので、みなさんは気をつけてください。
持っていかなくていいもの
次に、スーツケースがパンパンで重量オーバーになってしまったときに抜くべき、持っていかなくていいものを紹介します。
前提として持っていかなくていいものはあまりなかったのですが、なくても困らなかったなというものを紹介します。
① 衣服
現地調達できます。まず、第一に男女問わず日本のファッションと海外のファッションは違います。よく海外留学から帰ってきた人が露出の多い服を着るようになっていたなどの話を聞きますよね。
私も日本から持っていた服は洗うのが大変だったり、海外では浮いてしまうので海外で服を買いました。また、明らかに留学生だとわかる服装だと観光地ではスリなどの標的にされてしまうので、観光地では特に気を付けましょう。
また、留学生の友人の多くは冬服などは冬が近づいてから、日本から船便などで家族に送ってもらっていました。なので、出発のときにスーツケースに詰めて持っていく必要はないと思います。
② 教科書
日本で使用していた専門分野の教科書や英語の教科書は重量もあるので、持っていかなくていいと思います。
アメリカの大学ではほかの記事でも紹介したように課題や予習が多いです。正直、日本から持ってきた教科書を見返す余裕もありませんでした。修行に使う教科書を読み込むのに必死でした。なので、基本的には日本から教科書を持っていく必要はありません。
しかし、もし海外の大学で専門分野の授業を履修することが決まっているなら、日本の教科書を持っていたほうが知識の補完ができます。すべての教科書を持っていくのではなく1,2冊選んで持っていきましょう!
持ち帰るべきもの
① 海外の大学で使用した教科書、ノート
これは重いのですが、必ず忘れずに持って帰ってください。
日本ではもう一度購入したいと思っても値段が高かったり、販売していなかったりなどします。
また、日本に帰国してから復習する際にも教科書だけでなく、自分がメモしたノートは記憶を思い出すのに役立ちました。
私も留学から帰国した後、大学への体験記やレポートを記入する際に自分のノートや教科書はとても役に立ちました。
② シラバス
これは交換留学をしている学生は必須で持ち帰らなくてはいけません。
日本の大学で単位互換をしたい場合はシラバスで詳しい授業内容がないと単位交換ができないことがあります。
私もシラバスを忘れてしまった授業は帰国後に教授で授業内容をメールで送付してもらわなければいけませんでした。なので、みなさんは忘れずに持ち帰りましょう。
また、サイトにシラバスが載っていても交換留学が終わるとログインできなくなってしまうことがあります。そのため、念のため紙で印刷して持ち帰るようにしましょう。
③ 日本の友人や家族へのお土産
これは長期留学だと忘れがちですが、必ず用意しましょう。
留学は自分一人では行くことができません。親や祖父母が費用を出してくれたり、先生や友人が支えてくれたおかげで留学に行くことができます。なので、帰国後はお土産を持参してぜひ感謝の気持ちを伝えるようにしましょう。
なかなか改めて感謝の気持ちを身近な人に伝えることは難しいのでぜひ帰国のときに伝えましょう。
余談ですが、海外の人は自分の気持ちをストレートに言葉に表します。ぜひ見習って気持ちを言葉にしてみましょう。
持ち帰らなくていいもの
① 洋服
前述したように、海外のファッションと日本のファッションは違います。
アメリカ留学の際に着ていた洋服は露出が多く日本に持ち帰ってきてもあまり着る機会がありませんでした。
また、大学指定のパーカーやTシャツも日本では部屋着くらいでしか着ることができなかったので持ち帰らなくてもいいかなと思いました。
もちろんお気に入りの洋服は持ち帰ったほうがいいと思います。全部持ち帰るのではなく日本に帰国した際に着るかどうかを考えたほうが良いと思います。
② お菓子
アメリカのお菓子は量も多く、味も甘くて美味しいです。
日本のお菓子よりも味が濃いものが多いです。私はお菓子が大好きだったのでたくさん持ち帰りました。しかし、気圧の影響でポテトチップスは膨らんでしまったり、あまり持ち帰るのはおすすめしません。
また、お菓子はかさばるのでスーツケースに入れて持ち帰るのは大変でしょう。
以上、「持っていくべきもの」「持っていかなくていいもの」「持ち帰るべきもの」「持ち帰らなくていいもの」を紹介しました。
ぜひ、みなさんが留学に行く際や帰国する際に参考にしてみてください。忘れ物に気を付けてチェックリストを作成し、抜け漏れがないように何度も確認するようにしましょう!