あまり知られていないTESOLとは?

みなさん、こんにちは。アリスです。
せっかく留学にいくのであればなにか検定を取りたいという方や将来教育関係を目指している方にも1つの選択肢として、今回はあまり知られていないTESOLについてご紹介したいと思います。

あまり知られていないTESOLとは?

TESOLとは?

TESOLとは英語を母国語としない人向けの英語教師資格の1つです。
対象となる学生の年齢は特に設けられておらず、小学校~成人学生にも教授できる資格で、海外や日本に戻った際に様々な英語教育機関(小学校・中学校・高等学校・英会話教室など)で働く際の1つの資格として国際的に利用できます。
教育機関に関わる人でなくとも最近多いのが、会社で社内向けやパートナー向けに英語の研修を実施することになり、担当として教えることになった等で取得するかたもいるようです。

TESOLを取得するには大きく分けて短期間で取得できる資格と大学院で本格的に学ぶ英語教授法修士号という学位の習得があります。今回は学位習得ではなく、短期間のコースのものをご紹介していきます。

TESOLとは?

TESOL取得のためのコース内容・期間

短期間のコースのものは8週間程度のものが多く、観光ビザ(3か月滞在可能)でも取得することができます。これまでに教育関係で教えたことがない経験のない方でも1から学べるコースです。

内容としては、初めの4週間はスキルや授業のやり方、生徒のマネジメントや異文化理解等について取り組みます。定期的に習ったテクニックや授業法を実際にクラスメイトの前でやってみるといったプレ授業を行います。各分野の教授法を学ぶことで自分の英語も見直しもでき、自身の英語力を上げることもできます。

また、プレ授業に向けてプレゼンテーションとして、パワーポイントやレッスンプラン、アクティビティ等を考えるなど、自分で考えて取り組む要素もあるため、教育関係の仕事につかずとも今後の就職の際にも役立つはずです。

これらをすべて英語で行うので周囲のレベルも高く、ハイレベルな環境です
また、コースの担任が毎回授業についてのフィードバックをくれるのでより早く自分の苦手な分野を克服することができます。

TESOL取得のためのコース内容・期間

入学条件

学校にもよりますがUpper intermediateレベルが必要となります。英語力が足りない場合も一般英語コースとセットで入学することができます。
※大学や語学学校、専門学校で働きたいという学位習得の場合はIELTSでいうと5.5~7.。通訳コースレベルの相当高い英語力が求められます。

まとめ

短期間で習得できるため、仕事の休暇中や学校の春休み期間内に就学することは大きな魅力の1つ。
そして、教育関係の方だけでなく社内での研修を考えている方、自分自身の英語を見直したい方にも有効的なコースです。教え方を学ぶことで自分の中でも分法等の整理が付き、習得したものを定着しやすくなりますし、持っていれば今後日本だけでなく通用する資格ですので、今後グローバル化を考えている方も持っているとプラスにはなります!!

ぜひ1つの選択肢として検討してみて下さいね。

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