ケンブリッジ英検とは？5段階レベルや対策コースの詳細

こんにちは、アリスです。
今日はどこか聞いたことあるけれど具体的にはあまり有名でないケンブリッジ英定についてご紹介していきます。

ケンブリッジ英定とは？

イギリスにあるケンブリッジ大学が統括する検定、ケンブリッジ英定。
イギリスだけでなく、ヨーロッパ諸国では英語試験の中でも1番の知名度を誇っており、世界で最も知名度試験の高い試験といわれています。

Use of English（英単語や熟語の使い方）など一般英語にの要素を多く含んでいるのが特徴です。世界役150カ国以上で認められている試験です。
試験の難易度が5段階でレベル分けされており、より自分にあったレベルで受講できることもメリットの1つです。一般的な英語に少しネイティブが使うような言い回しの仕方やアカデミックな部分をプラスしたい方におすすめです。

TOEICやIELTSと違い、テスト結果の有効期限はなく、一度取得すれば一生有効であるのは大きな魅力ポイントの1つです！

ケンブリッジ検定のテスト内容

オーストラリアでは大学や専門学校を目指す場合、多くの方がIELTSを受講しますが、アカデミックな要素が多いため、ケンブリッジ英検は日常的な英語力が得られます。

■リスニング：2回繰り返されます。
■ライティング：主にメール、エッセイ、手紙、報告書を題材にしたもの
■リーディング：雑誌、新聞、書籍などから抜粋した内容
■スピーキング：自己紹介、ペアでの討論、試験管からの質問
※時間は各レベルによっても異なります。

ケンブリッジ検定のレベル

■KET：基礎、TOIECで520点レベル。
日常生活で最低限の基礎的なコミュニケーション力

■PET：初級、TOIECで630点レベル。
簡単な日常会話に参加できるレベルか。

■FCE：中級、TOIECで760点レベル。最も受講者が多いレベル
中級英語を使って仕事や留学を目指す人向け。

■CAE ：上級、TOIECで870点レベル。
仕事で英語を駆使できる上級の英語力があるか。
英語圏の多くの大学では入学時に必要な英語力の証明としてこのレベルを採用している。

■CAP：最上級、TOIECで990点の最上級レベル。
ネイティブの英語力があるかどうか。
英語圏の大学で入学時に必要な証明となる他、世界の各機関でも認められる。

ケンブリッジ英検の結果

試験の結果はTOIECのような点数制ではなく、合否となります。
評価がA～Eの段階で分かれており、A、B、Cであれば合格、D、E判定であれば不合格です。
就職やTAFEや英語圏大学、大学院の進学または会社への入社のために取得したい場合は5段階レベルの中で最低でもFCEレベル以上の資格を取得する必要があります。FCE以上で「ある程度の英語力を身に着けている」と評価されます。そのため、まずはFCEレベルを目指し、FCE→CAEとレベルを上げていくのがいいと思います。

学校でケンブリッジ英検対策

学校で学べるケンブリッジコース

FCEレベルに合格するとなると英語力のみでなく、流れやテクニックを身に着けることも必要です。語学学校でのケンブリッジ英検コースは分法や構成力をつけることに合わせ、この流れやテクニック等も身につけられます。

学校の探し方

オーストラリアでは中級以上のFCEレベルからのコースを開講している語学学校が多いですが、その他のレベルを受講したい場合はある程度学校は限られますのでまずは開講している学校を探しましょう。
また、合格率や金額、国籍の割合、クラスの人数、等も提示している学校も多いのでどの学校にするのか決める際に参考にしてみてください。

コースの期間・入学日

ケンブリッジコースはほとんどの学校で10～12週間でコースを開講しています。
そのため、入学日が各学校で決まっていて、入学日は各学校1年に4回程度になります。
（2020年度の場合ほとんどの学校が1月、3月、7月、9月の入学※1部変更の可能性があります。）
しっかりと日程も確認しておきましょう。

入学条件

■IELTSのスコアを5.5以上持っている
■一般英語コースのUpper Intermediate以上を卒業している

上記のように各学校で入学条件定めてるいるかプレイスメントを受けたうえで合格しなければ入学することができません。
学校によってレベルも違うのでまずはいくつかの学校でプレイスメントテストを受けてみても良いでしょう。ただ、1度テストを受けた場合再受講できない場合が多くあります。

テストに合格しなかった場合は規定のレベルに達するまで一般英語コースがどれくらいの期間必要か提示されますので英語力のレベルによってはケンブリッジコース就学前に一般英語コースに数週間通うことになります。

まとめ

一般的な英語に少しネイティブが使うような言い回しの仕方やアカデミックな部分をプラスしたい方に次の日からつかえる日常的な会話が習得できます！日常会話で使えるのでほかの検定コースよりも個人的には楽しいと思います！
TOEICやIELTSと違い、テスト結果の有効期限はなく、一生有効なので一度取得すれば永続的にレジュメ等にも記入できますよ！

興味を持った方はぜひ、入学日、入学条件に気を付けて探してみてください。
以上、ケンブリッジコースの紹介でした！