【来社レポート】Bcebu/ BECI (2025年9月)
セブ島のリゾートエリアに位置する大規模校 Bcebu、そしてバギオに3つのキャンパスを展開する BECI。今回はこの2校を代表して、日本人マネージャーの栗原さんに来社いただきました!最新の学校情報から新しい留学スタイルの話題まで、たっぷりとお伺いしました。
Bcebuはどんな学校?
Bcebuはセブ島の中でも最大級、在籍生徒数は500名を超える大規模校です。特徴は何といっても スピーキング対策に強いカリキュラム。英語初心者から中上級者まで「話す力」を伸ばしたい学生に人気があります。
特にBcebuの独自プログラムであるSP(Speaking Prescription)は、話している様子を動画に撮り、誤った発音や単語、文法などを可視化もので、スピーキングを伸ばしたい人にぴったりの学校です!


(※私とKJも最近受けました!)
また校内にはカフェやボクシングジムといったテナントが入っていて、まるで「ひとつの街」のよう。リゾートエリアらしい開放感と利便性を兼ね備えており、勉強だけでなく生活面でも充実した留学生活を送ることができます。
BECIはどんな学校?
一方のBECIは、避暑地としても人気のバギオに3つのキャンパスを展開しています。キャンパスごとに特色が異なり、
- スパルタな環境で英語修行したい人
- バギオ中心街に近く、英語学習と海外生活の両方を充実させたい人
など、生徒の目的に合わせて学校を選べるのが魅力です。栗原さん曰く「それぞれのライフスタイルや学習目的にピッタリ合うキャンパスを選べるのがBECIの強み」だそうです。
今回のアップデート情報
BECIシティキャンパス:FLEXIコースが社会人に人気!
BECIのシティキャンパスでは、社会人に向けた FLEXIコース が注目を集めています。
授業は平日 17:00〜21:00のマンツーマンレッスン。

昼間はリモートワークをして、夕方から英語をしっかり学ぶというライフスタイルが可能です。仕事と留学を両立できるため「限られた時間を有効に使いたい社会人」に特におすすめとのこと。実際にこのスタイルで1日を過ごすと、充実感が桁違いだと感じました。
BcebuとLCICの2拠点留学がアツい!
さらに栗原さんからは、セブ島で人気急上昇中の新しい留学スタイルについても伺いました。
それが BcebuとLCIC(Lapu Lapu Cebu International College)を組み合わせた2拠点留学。
LCICは2021年に開講した大学で、大学生限定で留学生を受け入れています。授業はすべて英語で行われ、単位も取得可能。現地の学生と一緒に大学の授業を受けられる点が大きな魅力です。

ただし、いきなりLCICで学ぶのはハードルが高い。そのためまずは スピーキングに強いBcebuで英語力を集中的に鍛え、その後LCICで大学の授業に挑戦するという流れが人気になっています。
例えば「4週間Bcebuでマンツーマン授業 → その後4週間LCICで現地学生とディスカッション」というプラン。SDGsや国際社会に関するトピックを現地で学びながら英語力も実践的に伸ばせる、今注目の留学スタイルです。
SDGsも学べるセブ留学の可能性
LCICのSDGs授業の話題から広がったのが、「セブ島はサステナビリティに関心のある学生にとって理想的な留学先ではないか」というテーマです。
フィリピンは経済成長が著しい一方で、地域によって発展の度合いに大きな差があります。中心街は急速に開発が進む一方、少し外れると全く違う景色が広がる。こうしたコントラストを肌で感じられるのは、セブ島で学ぶ大きな価値のひとつです。
Bcebuはボランティアにも力を入れている!
またBcebuには、学校が独自に企画・運営する アウトリーチプログラム(ボランティア活動) があります。学生たちは留学中にホームレス支援や地域活動に参加し、実際の社会課題を目の当たりにします。

(※Bcebuの校舎内にはアウトリーチプログラムで撮影された写真が貼られています。)
「ボランティアで現状を知る → LCICでSDGsを体系的に学ぶ」という流れは、短期間でも実現でき、しかも英語学習と並行できる。これはまさに“学びと実践が融合した留学プラン”だと感じました。
留学Voiceスタッフとしても「もし大学生の頃にこんなプランがあったら、絶対に参加したかった」と思うほどの魅力的な内容です。
まとめ
今回の来社で印象的だったのは、BcebuとBECIが単なる語学学校にとどまらず、「学び方そのもの」を提案していることです。スピーキング重視の実践的カリキュラム、働きながら学べるFLEXIコース、そして大学と連携したLCICとの2拠点留学。さらにSDGsやボランティア活動を通じて国際的な視野も広げられる。
「英語を学ぶ」だけでなく「英語で何を学ぶか」を考えさせてくれる、そんな新しいスタイルの留学を垣間見ることができました。