行こうと決めたそのときがチャンス!海外インターンシップ

海外でインターンシップをすることに興味がある人は、留学に興味がある人と同じくらいいると思います。海外インターンシップは春休みや夏休みの長期休暇を利用して行く大学生が多いですが、通常通年で行くことが可能です。海外インターンシップは行こうと決めたそのときがチャンスです。ICC国際交流委員会へ取材してきました。

海外インターンシップ

Not 留学、but インターンシップ?

さて、なぜせっかく海外に行くのに、留学ではなくてインターンシップなのか。海外留学は日本でも最近は多くの学生が経験しています。長期から短期、期間はバラバラですし、正規留学か語学留学なのかで留学や語学のレベルも違ってきますが、どちらも結局“留学”です。しかし、海外インターンシップは経験者がまだ海外留学経験者よりも少なく、注目される傾向にあります。また、就業経験を実際にすることも就職への自信に繋がります。もちろん国内外を問わず、インターンシップを経験することは就職に有利になります。インターンシップ経験者は就職活動の際に内定率も高く、内定者数も多いという傾向があります。

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海外インターンシップと国内インターンシップ、どう違う?

インターンシップなら国内でもできるのに、どうしてわざわざ海外に行ってやるのか。

そんな疑問を持つ人もいるのではないでしょうか。海外インターンシップと国内インターンシップの違い、それは仕事の内容です。国内インターンシップではもちろん実践的に業務をさせてくれるものもありますが、見学や体験、もしくは参加学生でチームを組み、課題やプロジェクトに取り組むものなども半数程度を占めます。一方、海外でのインターンシップでは9割ほどが実際に業務につく実践的なものになっています。期間も日本では1日程度のインターンシップが最も多く行われていますが、海外では数週間のインターンシップが普通です。海外では学生はインターンシップを通して、就職先を見つけることが多いので、インターンシップも盛んに行われています。

海外インターンシップ

海外インターンシップでこれが身に付く!

海外インターンシップで身に付けることのできるスキルはたくさんあります。

まず、なんといっても語学力が身に付きます。インターンシップなんて働いているだけで、勉強してないじゃん、と思うかもしれません。しかし、厚生労働省のデータによると、海外インターンシップを経験者の約9割が渡航前と渡航後ではTOEICのスコアが向上したと答えています。TOEICのスコアは平均で99.1ポイントアップしたようです。海外インターンシップの経験者の46.4%の人がTOEICのスコアで730点以上あるといいます。日本の企業の新卒採用では、TOEIC730点以上で語学力があるとして評価されることが多いです。そのため、語学力を身に付けるという点で海外インターンシップはおすすめできます。

経団連の調査では企業が新卒者を採用する際に求める能力として、コミュニケーション能力と主体性を特に求めていることが明らかになっています。それに対し、海外インターンシップ経験者が挙げる海外インターンを通して得た能力は幅広い視野に続いて、コミュニケーション能力と性が上位にランクインしています。海外インターンシップでは企業が新卒者に求めるスキルを身に付けるのにぴったりの経験です。

海外インターンシップ留学

どうやって見つける?海外インターンシップ

海外に行ってインターンシップやボランティアをしたいと思うけれど、どこで募集しているのか、どこで応募できるのか分からないなんてことはありませんか。インターンシップやボランティアをしたいけれど、どこでできるのか分からないというひとはまず、自分がどんなことをしたいのかを決めましょう。教育関係かファッションかITか。それとも後進国でのボランティアか、アメリカの都会で本場の企業でインターンしてみたいのか。急成長しているアジアでビジネスに参加するのか。選択肢はたくさんあります。

自分がどんなところでインターンシップをしたいのかが決まれば、次は実際にインターン先の企業を見つけます。見つけ方・応募方法としてはエージェントに手配を依頼をする方法がおすすめです。しかし、エージェントを利用することにももちろんメリット・デメリットがあります。

メリット

  • 現地到着時の移動や滞在場所などエージェントと通すことで手配してもらえる(海外インターンシップでは留学とは違い、滞在先など必ずしも学校で手配してくれるわけではない。)
  • エージェントはインターン先の企業との関わりが既に存在していますので、個人の申し込みでは受け入れてもらえないような企業でもエージェントを介してなら受け入れてもらえることもあります。
  • 応募する際にCV(履歴書)や渡航計画書など、必要書類の添削をしてもらえる

デメリット

  • エージェントを利用することで個人ですべて手配するよりも費用は高くなりがち。
  • 期間がエージェントによって決められていることもしばしば。(大体一週間程度から最長四週間程。)
  • 個人で直接企業と交渉してインターンをする場合には滞在費の一部を出してくれることも。

などがメリットとデメリットです。

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海外インターンシップの費用とは

インターンシップはやはり無給のものが多いので、海外インターンシップでは国内インターンシップをするよりも費用がかかりがちになります。(もちろんホテルでのインターンなど、有給のインターンシップが全くないわけではありませんが稀です。)トビタテ!ではインターンシップの為の留学をすることも可能なので、この奨学金プログラムを利用してのインターンシップなら費用を抑えてのインターンシップも可能です。(奨学金以外の方法で、どうしても費用を抑えて海外で就業経験を得たいという場合には、ワーキングホリデーがいいかもしれません。)

海外インターンシップの費用

まとめ

海外インターンシップというとなんとなくハードルが高いように聞こえるかもしれませんが、実際は飛び込んだもの勝ちのようなものだとわたしは思っています。わたしはアメリカの高校卒業後にいきなりある東欧の国にあるインターナショナルスクールでインターンシップをしました。

アクシデントも多々ありましたが、結局4か月半程楽しく過ごし、あっという間に終えてしまいました。

価値観の異なる人々と働くことは大変でしたが、本当にたくさんのことをインターンシップを通して学ぶことができたと思っています。また今年か来年の夏くらいにはインターンシップをしに海外に行けたらな、と思っています。なので、あんまり考えすぎずに行きたい!と思ったら、ぜひ行ってみてほしいと思います。

参考

http://www.mhlw.go.jp/houdou/2004/12/dl/h1227-3d.pdf

https://www.keidanren.or.jp/policy/2015/028_honbun.pdf

http://www.disc.co.jp/uploads/2013/04/14_ryugakusei.pdf

http://www.iccworld.co.jp/

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