1年以上、スイス留学するなら必須!滞在許可延長の手続き

こんにちは!スイスに留学中のkuraraです。
今回は1年以上スイスに留学する上で必要な滞在許可証の延長についてご紹介して行きます。

1年以上、スイス留学するなら必須!滞在許可延長の手続き

スイスの滞在許可証とは?

スイスの滞在許可は4種類あり、基本的に1年更新になります。

・短期滞在許可証(L)

3ヶ月から1年までの間、スイスでの就労資格がある見なされたEUおよびEFTA加盟国の国籍保持者が対象者です。

・滞在許可証(B)

長期滞在者を対象にした許可証で、1年以上の就労や留学を予定している場合においてEUおよびEFTA加盟国の国籍保有者が受領することができます。最大5年間の滞在が許可されます。そのほかの国籍保有者の滞在許可期間は1年で、許可証は毎年更新されなければなりません。従って、日本国籍の方は毎年更新する必要があります。

更に、場合によってはドイツ語コースへ通う条件などが課されることがあります。

滞在許可証の延長に関しては移民局と市役所からそれぞれ連絡がくるので、それまでの木kん自主的に延長手続きを行うことはできません。

更新の申請却下がなされる理由としてあげられるのは、スイス国内で犯罪行為を行った、あるいは、経済支援が必要なほど資金がないことなどです。

ちなみに、難民もこのBを受け取ることができます。

・定住許可証(C)

スイスに5年以上10年未満滞在するとC許可証を受領することができます。更新条件が課されることはありません。

・暫定滞在許可証(F)

難民と認定されない場合、暫定的にF許可証を受けることができます。F許可証は毎年更新が必要です。

尚、スイス国内で違う州に引っ越すと、永住権を取るための年数のカウントがやり直しになります。

永住権取得を目的とするのであれば可能な限り他の州への引越しは避けた方が良いでしょう。

滞在許可延長の手続き

長期留学する上で必要な滞在許可証の延長手続き

とーっても面倒な滞在許可証延長!

スイスで暮らすにあたり、移民局と市役所両方への手続きが必須になります。
どちらか一方への申請だけでは滞在許可証の更新はできません。

滞在許可証が切れる約1ヶ月前に市役所からパスポート、現在の滞在許可証、大学からの在学証明カード、クレジットカードを持参するよう手紙が届きます。

その手紙も合わせて持っていき、なるべく早い時期に市役所へ向かいます。

市役所に着いたら番号札を取り、案内されたカウンターで上記の書類の提出とコピーを行い、最後にクレジットカードで申請料(約1万円)を支払い完了です。

これで終わりかと思いきや・・・・

今後は移民局へ「自分はスイスで暮らしていけるだけの生活力がある」ということを証明しなければなりません。

まずは大学でこれまで滞在していた期間でどのくらいの単位を取得したかの書類を発行してもらいます。(私の場合は発行料として5CHF払いました)

次に、スイスで今後1年暮らして行くにあたり必要な資金があることを証明します。

証明方法は2通り。

A・・・スイスに援助してくれる人がいて、その人の銀行残高証明書および昨年の税金に関する書類を提出すること、B・・・スイスの自分名義の銀行口座において最低約250万の残高証明を提出することのどちらかから選べます。

日本からスイスの銀行にお金を送金するにはマイナンバーカードが必要だったり、自分の口座からスイスの口座へ家族の誰かに振り込んでもらおうとしても代理人であるという証明書を作成しなければならなかったりととても複雑です。

可能な限りスイスの銀行には留学初めの段階で送金しておくことをお勧めいたします。

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