
海外留学をする際に多くの人が最低でも段ボール一箱分の荷物を海外へ送ることになると思います。実はこの荷物の海外発送、提供会社や発送方法によって料金が大きく異なるので留学費用を節約したい方はぜひこの記事を参考にしてみてください。
海外へ荷物を送るには、なんやかんやで【日本郵便】がお得!
私が実際に荷物を送った際にいろいろな会社の料金プランを見ましたが、日本郵便が一番安かったです。
実際にどれくらいの金額がかかるかを具体的なプランを見ていきましょう。手紙や、書類を送るサービスもありますが、今回は小包を取り上げます。
1.配送方法
日本郵便の国際郵便には、主に4つの発送方法があり、配達の目安は下記になっています。
- 国際スピード便:2~4日程度
- 航空便:3~6日程度
- エコノミー(SAL便):6~13日程度
- 船便:1~3ヶ月程度
各方法によって特徴が異なります。国際スピード便は一番料金が高い代わりに、一番早く着き、船便が一番安いため、発送までに時間がかかります。留学開始が間近に迫っている人は国際スピード便を、ある程度時間に余裕がある人は船便を利用すると良いでしょう。
2.料金プラン
日本郵便の公式サイトでは、自分の荷物の送り先や荷物の重さなどから料金を計算してくれるページがあります。その場で料金が分かるので便利です。
料金ページ:https://www.post.japanpost.jp/cgi-charge/
では、実際にやってみましょう。今回は段ボール一箱10kgを東京からアメリカに送ることにします。

アメリカを選択したため、州の指定がその後表示されました。今回はカリフォルニア州を指定しました。
すると、料金プランが表示されます。

このように結果がでます。方法によって料金が1万円以上変わっているのがお分かりいただけると思います。また、送り先や重さによって料金も変動しますので、ご自分の荷物の料金はサイトを利用して事前に調べることをおすすめします。
留学の場合、滞在期間が限られていますので、船便はシンドイかもしれませんね。
3.荷物の送り方
荷物の送り方は送り先の国や発送方法によって異なりますが、ここでは最短日数で届く国際スピード便を利用した発送方法をご紹介します。
①郵便局に行く
最寄りの日本郵便の事業所に行き、必要書類を受け取る。ここで受け取るべき書類は
- EMSラベル (必須)
- 税関告知書 (国による)
- インボイス (国による)
です。しかしながら、上記の3点も国によっては必要がない場合もありますので、最寄りの日本郵便で自分の荷物の送り先の国に必要な書類を聞いてみてください。
②必要書類の記入
EMSラベルは全員が必須記入です。ここで送り先の住所などを間違えて書いてしまうと荷物が届かないという事態が起きてしまうので気を付けましょう。
基本的には、国内で小包を送るのと同じような項目です。
詳しい書き方は
こちらを参考にして下さい。
▼EMSラベルの記入方法:
https://www.post.japanpost.jp/int/use/writing/ems.html
送るものの内容をどう書くか悩むところですが、一つ注意点です。
日本から洋服を送る場合はused clothsと記入してください。Clothsとだけ記入すると新品の服を海外から輸入したことになってしまい、多額の関税を払わなければなくなります。
そのほかの税関申告書・インボイスは日本郵便の窓口で相談して必要事項を記入してください。
③必要書類と荷物を持ち、最寄りの国際郵便を取り扱う事業所へ行く。
基本的には自分で荷物を持っていきますが、いくつかの事業所では無料で荷物を自宅から回収してくれるサービスもありますので、事前に事業所へ確認をすることをおすすめします。
※日本郵便・国際郵便
https://www.post.japanpost.jp/int/index.html