ニュージーランド・オークランドでの仕事探し!採用までの流れ

こんにちは!AOIです。
ワーキングホリデーにおいて最大の試練の一つとも言えるのが、現地での仕事探し!
特に初めての方は、何から手をつけて良いのかわからない・・という方もいるのではないでしょうか。
今回は、そんなニュージーランド・オークランドにおけるワーホリの仕事探しの方法と、気をつけたいポイントについてお話ししたいと思います。
オークランドでできる仕事の種類
ニュージーランド・オークランドにおいて、ワーキングホリデーの人達が就くことが多い仕事を英語スキル別に挙げてみるとざっくりこんな感じかなと思います。
◼︎初心者レベル(ほとんど喋れない)
日本食レストランのキッチン、清掃員、ファーム(農家)での仕事 など
◼︎初級レベル(簡単な日常会話)
日本食レストランのホール、日系スーパーやショップの店員、ローカルカフェ・レストランのキッチン、日系旅行会社のツアーガイド、工場での仕事、建設作業員 など
◼︎中級レベル(日常会話可)
ローカルカフェ・レストランのホール、ローカルショップの店員、お土産屋さん、日系企業でのオフィスワーク など
◼︎上級レベル(意思疎通に困らない)
ローカル企業でのレセプション、オフィスワークなど
仕事探しの進め方と流れ

基本は日本で仕事を探す時と同じですが、細かい点がいくつか違ってきます。
具体的な流れは以下のようになります。
①CVとカバーレターの作成
②求人に応募する
③面接を受ける
④トライアルを受ける
→採用!!
それぞれの項目について、詳しく説明していきます。
①CVとカバーレターの作成
仕事探しの際に必要となるのが、CV(履歴書)とカバーレター。
日系企業に応募する場合を除き、英語で作る必要があるため、事前にしっかりと調べて準備をしましょう!
◼︎CVとは?
CVは日本でいう履歴書のこと。連絡先情報や学歴・職歴、自分の持つ能力やスキルなどのアピールポイントを記入します。枚数はA4で一枚、多くても2枚ほどにまとめるのが一般的。職歴などは長々と書かず、応募先に合わせて必要なスキルがアピールできる内容にしましょう!
◼︎カバーレターとは?
こちらは日本でいう送付状もしくは添え状のようなもの。
基本的にはCVの内容(自己アピールなど)の要約、応募先への志望動機などを書きます。
お店によっては必要がない場合もありますが、ニュージーランドではCVと併せてカバーレターの送付を求められる場合が多いため、作っておくと安心です。
英語で書類を作るのは難しそう・・と思う方も多いと思いますが、インターネットでテンプレートを調べて、自分流に簡単なアレンジを加える流れで作成すればそれほど難しくはないと思います。
きちんとできているか不安な方は、ネイティブの友人や、語学学校の先生などに一度チェックをしてもらうと安心かもしれません!
② 求人に応募する
CVとカバーレターが出来上がったら、さっそくHiring(求人募集)をしているお店や会社に応募してみましょう!
◼︎インターネットで探す
ニュージーランドには仕事探しに使われているWEBサイトがたくさんあります。日本語サイトでは「NZ Daisuki」、現地のローカルサイトでは「Trade me」「Indeed」「Seek」などが有名です。
ただし日本とは違い、応募してCVやカバーレターを送っても返事がなかなか来なかったり、1週間以上経ってから連絡が来るということもよくありますので、返信を待ち続けるのではなく気になる求人にはとにかくどんどん応募をしていきましょう。
◼︎お店へ直接行って応募する
日本ではインターネットや求人媒体での募集が多いですが、ニュージーランドでは店先に直接Hiringの紙を貼ってスタッフを募集することがとても一般的。

このような貼紙を見かけたら、直接お店の人に声をかけてCVを渡します。運が良ければその場で面接をしてもらえるため、効率的に仕事探しを進めることができます。
また、募集の貼紙をしていなくてもタイミングが合えば働かせてもらえることもあるため、気になるお店があったらぜひアプライしてみましょう!
始めはなかなか勇気が要りますが、お店の人も対応に慣れているので大丈夫ですよ。
◼︎友人、知り合いからの紹介
フラット探しと同様、現地で友達ができれば、知り合いづてに仕事を紹介してもらえることもあります。
コツは、とにかく色々な場所で仕事を探していることを人に言いまくること!笑
「今ちょうど知り合いの店で人募集してるよ!」など、思わぬところで仕事のオファーにつながることもあります。ちなみに私の友人は、この方法でローカルのジュース屋さんの仕事をゲットしていましたよ!
③面接を受ける
CVなどの書類が通ったら、次は直接Interview(面接)となります。
面接で聞かれることはだいたい決まっていますので、必要なポイントを押さえて準備をしていくと良いでしょう。
- 簡単な自己紹介
- これまでの職歴とスキル
- いつまで働けるか、週に何時間くらい働けるか など
ニュージーランドでは仕事の際に即戦力を求められますので、職歴やスキルは応募している仕事に関連する内容をストレートにアピールすることが重要です。
④トライアルを受ける
カフェやレストランなどの飲食店では、面接の後に「トライアル」を受けてくださいと言われることがよくあります。
トライアルでは実際にお店で2〜3時間働いてみて、その働きぶりを見てお店側が採用するかどうかを判断します。ほとんどの場合、トライアルで問題がなければ採用してもらえることが多いです。
ちなみに私は3つのお店で面接をして、そのすべてにトライアルがありました。
トライアルで働いた時間はすべて無給だったので、ニュージーランドではそれが一般的なのかもしれません。
仕事探しのポイント
◼︎情報収集は早めに始めること
これもフラット探しと同じで、私はワーホリに行くことを決めたら、すぐに現地の仕事事情や求人情報を調べ始めます。
事前のうちから募集を見ておけば、どんな仕事があるのか、給料の相場はどのくらいかなどを知ることができますし、頻繁に募集がされている求人はブラック企業である可能性もあるので、いざ仕事探しを始めるときの参考になります。
◼︎気になる求人には直接アタックする!
やはり一番確実な方法は、直接足を運んでCVを渡す方法です。
なので、WEBサイトなどで求人が載っていたとしても、志望度が高い応募先には直接CVを持っていくことをおススメします!
私もこの方法でお店に乗り込み、その場で面接、同日にトライアルまでやってもらい、最終的に採用が決まりました。
まとめ
これまでカナダ・オーストラリアでワーキングホリデーを経験してきた私ですが、ニュージーランドでの仕事探しは特に根気が必要と感じました。
カナダやオーストラリアでは、書類が通って連絡が来たら即面接、合格ならすぐ次の日から働き始める・・など、採用までの流れがスピーディに進むことが多かったのですが、ここニュージーランドでは書類提出から面接、トライアル、合否の決定まで合計2週間近くかかってしまうこともありました。
書類を送ってから2〜3週間後の忘れた頃に面接の連絡が来たものもいくつかあり、私の友人も似たような状況だったので、もしかするとこれはニュージーランド人ののんびりした気質のせいなのかもしれません。
ですので、ニュージーランドで仕事を見つけるにはじっくりと焦らずに仕事探しを続けることが重要だと思います。
これからワーホリで渡航されるみなさんの参考になれば幸いです!
それでは。