![留学準備](https://www.ryugaku-voice.com/voicew/wp-content/uploads/2018/06/fr_kura_internship203.jpg)
前回の記事では、フランスと日本でのインターンシップの違いやなぜ志望したかの理由などを書かせていただきました。
今回は時間軸で、私がどのようにフランスでのインターンシップに向けて準備をしたのかを紹介していきたいと思います!
渡航10か月~半年前
- どの国/都市でインターンシップしたいのかを決める
- そこで自分の興味のある業務に携われるのか調べる
- 英語(英会話)の勉強をはじめる
現代の日本の学生にとっては「早すぎるのでは!?」と思うかもしれませんが、情報は早めに集めたほうがよいです。自分がどこで何をしたいか、特に思いつかないという方は、「夏が好き」、「この映画が好き」という一見単純なことに、無意識で好きな土地柄や分野が隠されているので、じっくり考えてみましょう!
英語はご存知の通りどの国でも通じやすい言語なので、英会話教室へ行き勉強を始めました。
当初は、「How’s it going?(元気?)」すら聞き取れない、自分の趣味について答えようとしてもカタコトな状態でした。
ちなみに、英語一番苦労したのは「L」と「R」の発音の区別です。習得するまでには、結局半年かかりました。英会話と違い発音の練習は一人でもできますので、「V」と「F」と合わせてチャレンジすることをオススメいたします!
これが、のちのフランス語習得にも活きていきます…。
渡航半年~3か月前
フランスの学生は、学校のカリキュラムにインターンシップが組み込まれていることもありますが、そうでない場合、自力で応募しています。学校からのコネクションでリストなどのネットワークを利用することもあれば、自分で志望する会社の代表メールアドレスに連絡し、猛アピールの末インターンシップをゲットする学生もいます。
自力で探す場合、フランスではフランス語の、他の国ではその国の母国語でのコンタクトを心掛けたほうがよいでしょう。例えば、いくらC.V.(履歴書)に「フランス語検定2級」などと書いてあってもそのC.V.自体が英語だと説得力に欠けます。
文法が完璧でなくても熱意は伝わりますのでなるべく志望する国の母国語で交渉にチャレンジしましょう!
私の友人は、インターンシップ募集としていなかった企業に直接コンタクトを取り、特例で受け入れが決まりました。募集がないからといってあきらめるのももったいないですよ!
渡航3か月~1か月前
- 滞在先探し
- 航空券手配
- フランス語会話の勉強をはじめる
フランスは住居不足ではないので滞在先には困らないと思います。ホームステイやルームシェア、民宿など様々な選択肢がありますが個人的にはホームステイがオススメです!
理由としては、①フランス語を話す機会に恵まれる可能性が高い ②フランスの一般家庭を知ることができる ③インターンシップでの業務に慣れるために体力や気力をかなり使い、自分で家事をする余裕がない からです。
エージェントを使わないと日本から滞在先を探すのはかなり大変だと思います。現地では「Annonce(アノンス)」と呼ばれる掲示板でのルームシェア募集が主流のようですので、勇気があればこちらを利用するのも手です!
航空券は仕事先との契約が決定した段階で予約するのがよいでしょう。航空会社によっては預けた荷物が行方不明になる可能性が高いところもあります。注意して調べてみてくださいね!
また、フランス語会話はこの頃からはじめました。正直遅かったな…と思います。よく本屋さんで売られている「フランス語会話集」を丸暗記してもよかったかもしれません。仕事先でほとんど使わないことが分かっていたため少々怠けたことを反省しています。ただ、英会話教室で習得した発音のおかげで、短文を覚えさえしていれば聞き返されることはありませんでした。
渡航1か月前~
一般的に、海外で日本円から現地の貨幣に両替すると損になると言われています。日本にいるうちに外貨に両替しておきましょう。
ここでぜひ覚えていてほしいのが、フランスで使用されているユーロには、5、10、20、50、100、200、500ユーロ札が存在します。しかし、200ユーロ札(約2万5千円 6月27日時点)や500ユーロ札(約6万4千円 6月27日時点)というのは、フランス人はめったに使いませんし見たこともほとんどありません。使おうとすると警備員に呼び止められることもあるとか。
日本で両替すると100ユーロ札以上の大きいものを渡される傾向にあるので、なるべく細かく両替してもらったほうがよいでしょう。
フランスはスリや置き引きなどが多いので海外保険には必ず入りましょう。安いプランだと1,000円単位でも加入することができます。航空会社のミスでスーツケースが行方不明になったとしても保証されます。
荷物については、スリッパは絶対に持って行ったほうがいいです。それ以外に困った思いはしませんでした。
フランスは素敵なお土産ばかりなので、行く前からスーツケースが一杯なのは避けましょう!
![留学の持ち物](https://www.ryugaku-voice.com/voicew/wp-content/uploads/2018/06/fr_kura_internship201.jpg)
次回はいよいよフランス パリへ渡航してからのお話になります!
こちらの記事も参考に。
フランスでのインターンシップ(スタージュ)の実情 ~STEP1 計画~
フランスでのインターンシップ(スタージュ)の実情 ~STEP3 滞在してからの生活スケジュール~
フランスでのインターンシップ(スタージュ)の実情 ~STEP4 いろいろな疑問や不安を解消しよう~
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