留学中にアルバイトってどうなの?in フランス
留学をするとなると避けられない問題はお金ですよね。たくさんの素晴らしい経験ができる分、お金もたくさんかかると思います。そこで、留学中にアルバイトをして、少しでも金銭面に余裕を持ちたい!そんな方へ、今回はフランス留学中のアルバイトについて書いていきます。
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ビザの種類
まず留学中にアルバイトをするにあたり、ビザによって労働時間の上限が異なります。いくつかビザの種類はありますが、代表的な2つのビザを紹介します。・学生ビザ
このビザは学業を目的としてフランスに3ヶ月以上滞在する方に適用されます。アルバイトをすることはできますが、あくまで学業が目的のため、年間946時間以内と定められています。(約週18~20時間程度)・ワーキングホリデービザ
このビザはフランスと日本の若者の国際交流を促し、互いの親交および理解を深めることを目的としています。ビザの有効期限は1年間です。学生ビザに比べ自由に制限されることなくできるのが特徴です。労働時間に制限はありませんが、フランスの法律により、週35時間が上限と定められています。日本とは異なる雇用制度
日本ではアルバイトという雇用状態がありますが、フランスにはアルバイトという概念がありません。フランスでは全て正規雇用となります。大きく分けると雇用制度は2つに分けられます。また、2016年現在のフランスの最低賃金は時給9.67€(ユーロ)です。日本円に換算すると、時給1,141円程度になります。・CDI(Contrat de travail à durée indéterminée) 無期限雇用契約
日本でいう正社員のようなもので、雇用期間に期限がありません。また、有給休暇をとる権利が保障されています。・CDD(Contrat Durée Déterminée) 期限雇用契約
契約社員のようなもので、雇用期間に期限がある契約です。9カ月ごとの契約で通常更新は二回が限度のため、最長18ヶ月になります。CDDからCDIへのステップアップがある場合もあります。また、有給休暇をとる権利が保障されています。アルバイトの探し方
新聞やサイトの求人コーナーから探してみましょう!フランス語が堪能な方は街の掲示板などからも探すことができます。求人コーナーが載っている新聞やサイトについては前回の書いた「絶対に役立つ!パリで生活するための情報源!」にていくつか紹介したので、チェックしてみてください。(「絶対に役立つ!パリで生活するための情報源!」)実際に働いてみよう!
実際にアルバイトをやるにあたって、不安なことがたくさんあると思います。自分の語学ややりたいことに合わせて決めてみましょう。語学が不安
まだフランス語は全然話せないし、語学が出来ないまま働けるのか。とても不安だと思います。しかし、今日フランスでは日本食ブーム!パリではあちらこちらに日本食料理店が立ち並びます。私たちが日本で利用しているような店もちらほら見る事ができ、最近では一風堂もパリにできたとか。特にオペラ地区は日本人街と呼ばれ、日本人がたくさんいます。語学に不安な方は、日本人が経営する日本食料理店でバイトをしてみたらいかがでしょうか。日本食料理店以外にも、ジュンク堂があったり、カラオケがあったりするので、飲食店以外にもたくさん見つかるはずです!ただ、日本人ではない外国人が経営している日本食料理店もあるので、要注意です。フランスならではのアルバイト
フランスには日本では少し珍しいアルバイトをすることができます。- ベビーシッター(フランスは共働きが一般的なため)
- 美容院(美容師を目指している方にオススメ)
- ファッション関連(パリコレ関連やブランド品などの買い付けなど)
- 画家のアシスタント
- パティシエ・調理人(料理人を目指している人にオススメ)
- 犬の散歩
- 部屋の掃除
- 観光ガイド(日本人向け)
おわりに
今回はフランス留学時でのアルバイトについて書きました。留学をするとなると語学の勉強だけと考えてしまいますが、人間関係を広げたりや新しいものを吸収するために、アルバイトをしてみるというのも良いかもしれませんね!勉強とアルバイトをうまく組み合わせて、自分なりの最高な留学生活を過ごしてみてください。 参考文献:在日フランス大使館フランス留学 関連記事
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