【オーストラリア】ホームステイ体験談~トラブル回避の方法は?

オーストラリアのホームステイで学んだ 水の大切さ

オーストラリアのホームステイで学んだ 水の大切さ

オーストラリアに交換留学をしていた時、私はホームステイをしていました。日本にいる時、シャワーを浴びて湯船に浸かるのが好きだった私は、オーストラリアに滞在中も、日本にいる時と同じように、何も気にせずシャワーを浴びて過ごしていました。

特にオーストラリアの猛暑はとても暑く、汗も沢山かくので、シャワーを浴びるのは絶対です。ホストファミリーも特にその事については何も言われなかったので、”水”を気にしてシャワーを浴びることはありませんでした。

しかしある日の冬の寒い日のこと。とある家庭に泊まっていた私は、普段通り、また他のホストファミリーの家でもやっていた様にシャワーを浴びていました。するといきなり、バスルームのドアを叩き何かを私に訴えかけるホストマザー。水の音で声がよく聞こえず、そのままシャワーを浴び続ける私。するとシャワーのお湯が水になり、ついには止まってしまいました。驚いた私は、体にまだついたままの泡をタオルで拭き取り、すぐにバスルームから出ました。

リビングにいくと不機嫌そうなホストマザー。しかし、シャワーの使い方で怒っているのかもしれない?という事はなんとなくわかりました。何故普通にシャワーを浴びてはダメなのだろう?と悩んで友達に相談すると意外な答えが。

オーストラリアは砂漠が多く乾燥地帯。降水量も少なく、水は彼らにとっては貴重なもの。節水を気にする家庭は多いとのこと。そんなことを知らなかった私は、自分の常識が相手にとって非常識になることがあるのだということを痛感しました。さらに、彼らの国の情勢や環境問題など、文化を知ることの大切さを知りました。

それからというもの、私はシャワーは5分で入ろう!と心を入れ替え頑張りました。お風呂好きの私にはかなりキツいお風呂事情の環境での生活でしたが、とてもいい経験となりました。

そして、当たり前の環境が、実はとても幸せな事であるのだと思いました。日本に帰国してから入った最初の湯船が最高に気持ちよかったのを今でも覚えています。笑

オーストラリアに留学する際には、水事情を頭に入れておくといいかもしれませんね。そして、ホームステイの際には家でのルールはきちんと確認しておくことが大切です。

オーストラリアで体験したホストファミリー比較6軒

【オーストラリア】ホームステイ体験談~トラブル回避の方法は?

高校一年生から二年生の十ヶ月にかけて、オーストラリア・シドニーに、交換留学をしました。私はこの期間はホームステイをしていました。シドニーに建つ家は、全体的に非常に小さい事が多く、家にスペースがないので、長期間ステイする事ができないなどのファミリー側の都合などもあり、計六件の家へのステイを経験しました。

そこで今回は、ホームステイを検討している方に向けて、参考までに私がステイしたホストファミリーのファミリー構成や思い出をシェアしたいと思います!

【一軒目】三ヶ月間
父・母・姉・弟 ペット(犬とアヒル)

一軒目の家は元々知り合いのファミリーフレンドの家に泊めてもらっていたので緊張なく3ヶ月間過ごせました。ホストファザーとシスターは日本に留学経験があり、日本語が話せましたが、私のためにと家でもずっと英語を話してくれました。

ホストマザーも優しく、いつもディナーも美味しかったです。ホリデーにも連れて行ってくれて3ヶ月間があっという間でした。

【二軒目】一ヶ月間
父・母・姉・弟 ペット(犬2匹)

二軒目のお家のファミリーとは少し溶け込むのに時間がかかり、最終的には相性が悪く、ホストファミリーを変えてもらうことに。

理由は、私の英語力がいまいち低く、意思疎通が出来ないことに相手ファミリーが所々腹を立ててしまい、お互いに円滑な関係が築けなかったため。しかし、それも良い経験となりました。

【三軒目】二週間
父・母・兄 ペット(犬1匹)

ちょうど私がステイした時期に、この家の娘が交換留学生として、日本の私の高校に留学をしていました。ホストファザーもホストマザーも非常に穏やかな方で静かにゆったりと生活できました。

【四軒目】二週間
母・姉・弟・弟 (猫2匹)

お父さんがアメリカに単身赴任しているファミリーでした。お母さんがかなりイケイケなお母さんで、出した洗濯物がよく無くなってしまったり、部屋の私物が勝手に取られてしまったりと大変でした。笑

【五軒目】一ヶ月間
父・母・姉・妹 (猫2匹)

ここの家のホストファザーは、お医者さんで、ホストマザーは大学の講師というかなりエリート一家でした。

ホストシスター(妹)も、日本に短期留学経験があり、日本語も勉強していたので、お互いに英語と日本語を教えあえて非常に楽しかったです。一緒にホストシスターと夜2人でディナーをしたり、映画を見に行ったり、本当の姉妹みたいに優しくしてくれて本当に楽しかったです。

【六軒目】ラスト四ヶ月間
父・母・兄・娘 ペット(犬、猫1匹ずつ)

ホストファザーがオーストラリア人、ホストマザーがベトナム人のファミリーでした。ホストシスターは絶賛反抗期でいつもホストマザーと喧嘩していました。笑

ホストマザーが私と同じアジア出身ということもあり、話がよく合いました。ホストマザーはとても優しくて、いつも掃除、洗濯、料理と全部素早く身の回りの世話をしてくれていました。ホストファザーも面倒見が良く、宿題の手伝いなどをしてくれました。

十ヶ月で約六軒のお家にステイさせてもらいましたが、どの家族もみんな色々な特徴や家族のルール、ポリシーや家族の歴史があるのだと感じました。移動が多かったので、各家族に順応に対応することはストレスが溜まり少し大変でしたが、非常にいい経験になりました。

私を快く受け入れて下さった全てのファミリーに、今でも感謝の気持ちでいっぱいです。

ホームステイ先でのトラブルどうやって解消する?!

ホームステイ先でのトラブルどうやって解消する?!

ホストファミリーとの相性は、ホームステイをする中で非常に大事な要素の一つです。
私が高校2年生の時シドニーに留学した際にお世話になったホストファミリーは6件! 理由は、短期間での受け入れであれば可能な家族が多かったため。

そんな中6軒中、1軒だけ残念ながら相性が合わないホストファミリーが。お父さん、お母さん、ホストシスター、ホストブラザーの4人家族で、ホストシスターが私と同じ学校の生徒。毎日登下校は必ず一緒にしていました。

留学してまだ3ヶ月も経っていない時期だったので、コミュニケーションも拙い感じでした。

言いたいことが言えず、伝えたい事が伝えられない。翻訳機を使っても完璧には伝わらないので、意思の疎通に苦労しました。留学生を受け入れるのに慣れているホストファミリーであれば、ある程度留学生との接し方が分かるものの、その家族は今まででそのような経験はありませんでした。

一生懸命伝えようとしても、インテリジェントなホストシスターは、「貴方が何を言っているのか分からない。」「私が悪いのか?」と怒ってしまうこともしばしば…笑

また、洗濯物を洗う際、基本的には自分でやった方が早く終わり服も無くならないので、自分でやっていいかお願いをしたのですが、ホストマザーがやるとの事で、洗濯は頼むことに。しかし、1週間経っても服が返ってこない!なんて事が多々ありました。

少しずつストレスや馴染めない環境の中で、どんどん自分が萎縮していくのが分かりました。

英語が話せない自分がいけないのだ。ホストファミリーに馴染めない、自分の柔軟性が欠けているのだと悩む日々。ついには学校で友達に打ち明け泣き出してしまう始末。笑

ある日、2つ学年が上の友達が、私の話を聞きつけて、クラスに会いに来てくれました。

彼女も、日本に実際に留学した際、ホストファミリーに馴染めず苦しい思いをしたとのこと。だから貴方を助けたい!私の家においで。と言ってくれました。

その後話はすぐに先生に回り、担当の先生と校長先生とホストファミリーと話し合いをすることに。結果的に、1ヶ月もしないでホストファミリーを変えてもらうこととなりました。校長先生には、次問題を起こしたら日本へ強制帰国!とまで言われてしまい、、その後も私の選択は間違っていたのかと悩んだ瞬間もありましたが、ホストファミリーと校長先生に謝罪の手紙を書くことに。後日校長先生の所へその手紙を持っていくと、先生は、その手紙を読んだ後、私に強いハグをしてくれました。気にすることない。学んでいけばいいと。

ホストファミリーとの相性は、どうしても生じてしまう問題でもあります。でもそれは誰のせいでもないのです。家ではなるべくリラックスして過ごせる環境を作った方が、自分のためにもなります。お金や限られた時間を、嫌な感情とずっと過ごす必要は私はないと思いました。

また海外では自分の意思を持ち伝えることが必要です。嫌な気持ちを自分の中にずっと留めておいては苦しくなってしまいます。

ホストファミリーとの上手なコミュニケーションの取り方

ホストファミリーとの上手なコミュニケーションの取り方

留学生活をホストファミリーの宅で過ごす人も多くいるでしょう。初めて出会った家族といきなり一緒に生活をするのは、始めは少しストレスが溜まるでしょう。

私は初めてステイした家で、どこにいたら良いか分からず、貸してもらった自分の部屋にいる時間が多かったです。慣れてくると、リビングで過ごす時間も増えてきました。拙い英語で家族と話すことが恥ずかしい気持ちもありましたが、積極的に仲良くなりたいという気持ちが強かったです。

ホストマザーとのコミュニケーションは、主にお料理や犬の散歩をする時。ホストマザーが夜ご飯を作っている時、Do you need help?と声を掛けて手伝っていました。ホストマザーは料理が上手だったので料理も教えてもらいました。

ホストシスターは1番やはり関わりやすく、一緒にショッピングやパーティに行ったり、お菓子を作ったりして楽しみました。時々宿題を教えてくれたり、もちろん英語も教えてくれました。

ホストブラザーは、時々一緒に映画を見たり、近所のスーパーに買い出しに行ったりしました。話し方が早くて、単語と単語を繋げて話すような、いかにもティーンネイジャーの英語を話すので、聞き取るのが大変でした笑

ホストファザーは日本語が話せたのですが、日本語を家で話すことはありませんでした。パソコンの設定や携帯電話の契約など、生活必需品を揃えてくれました。

一軒目でなんとなくホストファミリーとのコミュニケーションの取り方のコツを掴んだので、二軒目以降も同じような要領でコミュニケーションを積極的に取りました。自分の素が出しやすい関係性がホストファミリーと築けると、留学生活も明るく豊かなものになります。相手に失礼のない程度で、楽しくリラックスして過ごしましょう!

まとめ

結論、ホストファミリーは相性が合わなければ、周りの人に相談をして、変えるのも1つの手だと思います!そして、ホストファミリーを変えてもらったら、罪悪感を捨て、前の嫌な気持ちは引きづらずに忘れること。どんな状況でも常に前を向いていく姿勢が留学中、自分の精神面をいい状態に保つ上ではかなり重要になってくると思います。

Be kind yourself! どんな時もセルフラブを忘れずに!

留学エージェントに資料請求