大学付属の語学学校と一般企業の語学学校は何が違うの?

語学留学語学学校には大学付属の語学学校と一般企業の語学学校に分けられます。どちらも「英語を学ぶ」学校ですが何が違うのでしょう?

英語の種類・授業内容

基本的にはアカデミックな英語。大学付属の語学学校は基本的にその大学へ入学する留学生を想定して授業やクラス編成がされています。エッセイやレポートの書き方、プレゼンの仕方、授業の聞き取り方などです。例えばリスニングではTEDが教材としてよく使われました。選択授業ではTOEFL,アメリカ史、スラングなどから選べました。なので大学付属語学学校で学ぶ英語はクラスのレベルが上がるにつれ基礎英語というより大学で使う英語になります。 一般企業の語学学校ではもっと一般的な日常生活の英語を学びます。その基本的な授業にTOEFL、アカデミックライティングなどのコースが追加されます。なので基本英語プラス自分で組み合わせるといったイメージです。

費用

大学付属の語学学校は費用が高いです。私の通っていた大学付属語学学校の2セッション分(15週前後)とコミュニティカレッジの1セメスター分(15週前後)の授業料は同じくらいでした。CSU付属の語学学校で1セッション(7週)$2000ほど。 一般企業の語学学校では安いものから大学付属語学学校並みの費用の高いところまで様々です。私の通った安い語学学校で月$400ほど。 語学学校の費用が高ければ高いほど先進国の留学生が多く、安ければ安いほどよりworld wideな学生たちがいました。

サポート・サービス

大学付属の語学学校は費用が高い分サポートがかなり充実しています。留学前手続きでは返信が比較的早かったり、対応が丁寧できめ細やかでミスが少なかったり、優しかったり。現地では充実したオリエンテーションの中で銀行口座の作り方や保険や書類のチェック、必要であれば住宅についての相談などの生活のサポートをしてくれます。編入や転校手続きなどじっくり相談して、大学付属ならではのコネクションをつかってサポートしてくれました。私の通った大学付属語学学校はその大学周辺地域のコミュニティカレッジなどともちゃんと協力体制ができているので、的確なガイダンスでスムーズに手続きすることができました。 一般企業の語学学校ではお金を出した分だけのサポートが得られると思ってください。なので格安語学学校のサービスは最低限です。NYの語学学校は規模が大きいこともあり、結構シレっとしたクールなビジネス対応でアットホームのかけらもないものでした。(笑)サンフランシスコでは小規模の語学学校へ行ったので、レセプションの人も顔や名前をよく覚えていてくれたので、NYほどビジネスライクではなかったです。学校によって差があるものの、自分の目的と何をするべきか、何を知りたいのかを分かっていないと手続きなどのやり取りは困難です。しかし慣れれば煩わしいこともなく、何の問題もありません。

語学学校の場所

大学付属の語学学校はその名の通り、大学のキャンパスの中にあります。そのため現地の大学生がボランティアやアルバイトとしてその語学学校で働いていることもあるので、大学との交流があります。さらに、学生街があるような大き目の大学であれば、大学生とルームシェアをしたり、学校内・学校外の寮が充実しています。大学生のルームメイトと暮らし、大学のキャンパスに通うといった生活になります。私の通った所は郊外の学生街だったこともあり、地域住民や施設とのコネクションがしっかりしていました。 一方、一般企業の語学学校は大型の英会話教室のように一般的なビルの中に学校があるところがほとんどです。基本的に都市部に集中しています。住むところは寮というよりは自力でアパート・ルームメイトを探します。短期留学なら安いホステルなんかもいいかもしれません。 同じ英語を学ぶ語学学校でも大学付属の語学学校と一般企業の語学学校でかなり内容が変わってきます。ぜひ留学計画に役立ててみてくださいね! 留学エージェントに資料請求

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