東洋のヴェネツィア蘇州に留学中!交通機関について

蘇州水辺 你好!中国・蘇州に留学中の蘭香です。 生活に地下鉄やバスなどは欠かせませんよね。日本とは違っていて驚いた、上海・蘇州の公共交通機関について今回ご紹介します。 上海は分かっても、蘇州は知らない…ですよね? 私の住む蘇州についてまずご説明します。蘇州は中国・江蘇省東南部にある中心都市です。東側が上海に面していて、上海から高速鉄道でわずか30分足らずで着く、日本からとてもアクセスしやすい都市です。 人口は1066万人(2015年時点)と言われています。
出典:蘇州市観光局
蘇州は、シルク、運河や庭園が特に有名で、数多くが世界遺産として登録されており「東洋のヴェネツィア」と呼ばれるほど街には緑が多い街です。 そんな蘇州に住み、上海が好きな私が、日本と違ってビックリしたことをご紹介します。

1.運賃がビックリするほど安い

上海・蘇州ともに市内バスはほぼ一律2元。1元=17円とすると、なんと約35円。また、地下鉄の初乗りは上海が3元から、蘇州はバスと同じく2元。 日本と中国というの物価の違いがあるとしても、かなり安いですよね。手軽に利用できるので、特に平日朝・夕方以降の出退勤の時間帯にとても混む印象です。 蘇州交差点

2. バス運賃がエアコンの有無で変動する

バスは、2元だとお話しましたが、実はもっと安い1元のときもあるんです! バスは行き先が地域名ではなく、路線の番号で書かれています。その路線番号の前に「*空调*」と緑色で表示が書いてある車体が2元ですが、それ以外は1元。 今のような季節だとエアコンが入っていて、涼しいです。駄菓子が買えるような10円台で移動できるなんて日本では考えられませんよね。

3. 券売機が硬貨しか使えないことがある

上海・蘇州ともに、切符はほとんど券売機からの購入です。 蘇州券売機 券売機というと、日本なら紙幣や硬貨問わずに使えると思いますが、1元または5角(0.5元相当)しか使えないことがあります。どうしても手元に硬貨がない場合は、自販機で何か買ったりして捻出するか、改札の隣にあるサービスカウンターで購入します。 サービスカウンターの係員はかなり雑に中国語で対応しますし、混むときはとても混んでしまうので、時間の節約にも頑張って硬貨の捻出することをおすすめします。

4. 荷物検査がある

地下鉄や高速鉄道・リニアに乗るときは、改札を抜ける前に必ず荷物検査があります。 飛行機に乗るときの保安検査のように、飲み物がある場合はバッグから出して手に持ちながら荷物検査を抜けます。 また、必要があれば検査場にいる係員の目の前で飲んで安全であることを示すこともあります。財布やスマートフォンだけで、バッグがない人はそのまま通過できます。

5. 高速鉄道の切符購入にはパスポートを提示する

上海~蘇州は26~40分で移動する高速鉄道[高铁(ガオティエ)]があります。 ビジネスシートから席が無いシートまで4つのレベルから選ぶことができます。中国人であれば、身分証明書で十分ですし、券売機で購入が可能です。 中国以外の外国人であれば、乗る予定の人全員分のパスポートを持って窓口へ行く必要があります。パスポートはコピーより原本そのままを提示することをおすすめします。   このように、日本と異なりかなり安く通学やお出かけができる上海や蘇州。 素敵な場所や食べ物がいっぱいあなたを待っていますので、ぜひお出かけしてみてくださいね。
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