【留学生の就活】留学後の進路で迷ったときに:思考を整理する3つのヒント

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留学も折り返し地点に来ると、帰国後の進路が気になる頃かと思います。特に3年生の人は、日本にいる友人たちが就活モードになり、嫌でも意識するのではないでしょうか。半期で帰国した人は、右も左もわからぬまま3月解禁…なんてなりたくないですよね。今回は、主に民間就職を想定して、留学後の進路選択の際に役立ててほしい3つのポイントを紹介します。

 

はじめに:留学は、就活に有利か

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「今はグローバル化の時代だから、留学は就活に有利」

なんて、どこかで聞いたことありませんか。最近は、エントリーシート(ES)で海外経験を書かせたり、留学経験者専用の就活サイトがあったりと、何かと留学が特別扱いされています。正直、圧倒的に就活に有利なのかどうかはわかりませんが、「してないよりはしている方がいい」というのは事実だと思います。例えば、初めて海外旅行に行くとき、旅慣れた友人が一緒だと安心できますよね。経験というのは、その人が信頼できるかどうかを判断する一つの基準になるかと思います。企業にとっても、まだまだ未知の領域である海外市場を開拓するのはリスクがあり、信頼の置ける人材を育てるのも一苦労です。その分、語学力や留学経験があって、異文化で生活していくバイタリティを持った学生がいたら、興味を持つのは自然なことだと思います。

企業だって、社内のグローバル化を進めていきたい。

企業だって、社内のグローバル対応力を上げていきたい。

しかし、留学経験者だからと言って、安心してはいられません。実際に就活を経験してみると、「一体何人の留学経験者に出会ったのか」と思うくらい、留学経験のある人はたくさんいます。その多くが1ヶ月程度の短期留学ですが、受ける業界によっては、ほぼ全員が長期留学経験者という場合があります。私も外資系企業のグループ面接で、受験者3人とも長期留学の話をする場面に出くわしたことがありました。「留学vs留学」だと、似たようなエピソードを話しがちになるので、自分の留学経験の何を取り上げて、どう説明するのかがとても大切です。その内容次第では、留学が武器になることもあれば、自分の評価を下げてしまう危険もある、ということを忘れずに。

ちなみに、自分が留学をアピールしない限り、面接で留学経験についてはあまり聞かれません。自己PRに使わず、経歴のところにだけ書いておくと、「あれ、留学行ってるんだね」と面接官の方から聞いてくることがあるので、その時は話題程度に話します。「留学だけ人間」になるのではなく、色々なネタを用意しておきましょう。

 

進路選択の幅を知る

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「留学行ってるし、やっぱり将来は外交官?」

これは、私が留学から帰ってきたときに周囲(主に上の世代)からよく言われたことです。「留学経験者=海外赴任のある仕事」というのは、ステレオタイプ化していて、それが自分自身にとっても周囲にとっても単なる憧れや思い込みにつながってしまいかねません。留学経験者の進路はむしろ多様化していて、安直に海外志向だけではなくなってきているように思います。

ただ、傾向としては語学力や留学経験を生かしたいと思う人が圧倒的に多く、海外赴任のチャンスがある商社やメーカーが人気です。実際に留学経験者の友人を見ても、総合商社、化学メーカー、貿易など、グローバルな事業展開をしている業界・企業への就職が目立ちます。一方で、留学を経験した人みながみな、海外志向になるわけではなく、地方公務員など日本を拠点とした働き方を選択する人もいます。その場合も、日本で暮らす外国人のサポートや国際交流など、何かしら海外とのつながりがある仕事を希望する傾向にあるのかなと個人的に感じます。

このように、「海外と関わる」という切り口だけでも、単に海外赴任や出張の機会の多さだけではなく、日本にいながらにして日常的に海外とのやりとりがある仕事もあります。海外で働くという華やかなイメージだけに捉われず、様々な形で海外とつながる仕事があることを知りましょう。

 

留学前後の自分の変化に目を向ける

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「留学って、自分にどんな意味があったのだろう」

そう言われても、意外と思い浮かばない…。でも、留学という大イベントを通じ、様々な文化や価値観に触れて、自分に何かしらの変化が起きているのではないでしょうか。例えば、今まで興味もなかったことに関心を持つようになったり、自分の好き嫌い等の価値観がはっきりしてきたり。そういった留学前後の変化に目を向けてみると、今の自分がどんな状態なのかが見えてくると思います。

私も最初は、自分のどこが変わったのかよくわからなかったですが、意識して振り返ってみると、前ほど海外志向じゃなくなっていることに気が付きました。留学前は、海外で働くことを見据えてそのプレ体験として留学したつもりだったのですが、実際に住んでみて思うところがあり、「海外で働くこと」のプライオリティが下がりました。それは、自分は海外に住むには不向きで、旅人の方が性に合っているという自覚と「あまりにも日本のことを知らないまま海外に出てしまった」という自戒であり、私は日本を拠点にして、たまに海外に行く働き方を選びました。

これが、いわゆる就活の軸の作り方なのかなと思います。そもそも軸はたくさんあってよくて、そのなかで優先順位を決めて、最終的には譲れない2~3本にしていくものだというのが持論です。「海外で働く機会がある」という軸があったとして、その軸は私にとっては企業や仕事を決める絶対条件ではなかったということです。

留学に行くと、「成長する」「変化する」「苦労する」という周囲からのステレオタイプ的な期待があるので、面接ではある程度それらに応えることも大切です。留学を通じて、自分がどう変化したのか、どういう考えをするようになったのか、よく振り返ってみてください。

 

まずは行動あるのみ

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「そうは言っても、自分のやりたいことがわからない!」

という人には、とりあえずどの業界もまんべんなく見に行くことをおすすめします。留学している時点ですでにインターンシップなど就活の第一線に出遅れているので、留学していなかった友人たちよりも「動く」ことが大切です。

例えば、公務員か民間就職か迷っているならば、とりあえず公務員試験の勉強を始めて、どこか興味のある会社のインターンシップに行ってみましょう。インターンシップは、その多くが会社説明会の延長+企画・提案体験なので「行かなくてもよい」と言っている人がいます。でも、インターンシップに行くメリットは、「より多くの社員に会えること」と「就活仲間づくり」だと思います。就活を経験して感じたのは、社員や他の就活生との相性がそのまま就活のモチベーションにつながるということでした。例えば、「この人が働く会社なら自分にも合うかもしれない」「この人と同期になりたい」という思いが面接でのパフォーマンスにも表れますし、逆に「ここの社員はなんだか表面的な優しさだな…」「このインターンたちと同期になるのは嫌だな…」と思った会社にはエントリーすらしませんでした。インターンシップを通じて、その会社で働く人と、これから働くかもしれない人を見ることができたのは、企業を判断する上でいい経験だったなと思っています。

ネット上の情報を鵜呑みせず、自分で確かめることが大切。

ネットの情報を鵜呑みせず、自分で確かめることが大切。

インターンシップの時間がない人は、本選考を練習の場にして、ESや面接の場数を踏みましょう。この時期であれば、一部の民放、人材、IT、外資系などが本選考を行っているはずです。そこで周りの就活生を見て、どんな志望動機を練ってきているのか、どんな構成でエピソードを話しているか、注目してみてください。それが自己分析や業界研究の参考になりますし、何より就活の第一線の雰囲気がつかめるかと思います。留学を実行に移したそのエネルギーと行動力を、ぜひ就活でも発揮してください!

 

おわりに

いかがでしたか?

留学後の進路選択で悩んだときのポイントとして、「進路選択の幅を知る」「留学前後の自分の変化に目を向ける」「まずは行動あるのみ」の3つを紹介しました。

留学経験者には、留学生ならではの就活の悩みがあるかと思います。今回は初回として進路選択を中心に書きましたが、今後も【留学生の就活】というシリーズで就活に関する話題をお届けします!

次回もお楽しみに。

 

この記事の著者

まー

まーイギリス留学経験者

都内在学の大学5年生。
大学3年次にマンチェスター大学に1年間の交換留学に行き、移民政策や人種・エスニシティについて学ぶ。帰国後は、卒業を1年延ばして外資・日系企業ともに就活を経験。
旅とお茶が好き。

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