アメリカ留学中の銀行口座開設とハンコのこと

アメリカ留学中に銀行口座開設

日本で銀行口座を作る時に必ず必要な判子。日本に住んでいるとどんな契約にも必要はものですが、これが日本に留学しにくる外国人にとって死ぬ程面倒な存在だということは皆さん割とご存知かと思います。

アメリカに来て思ったのは、ハンコ屋が無くなって困るのはハンコ屋だけ、ということです。ペーパーレスを推奨してる時代の流れにハンコは正直時代遅れです。

アメリカは当然判子文化ではないので、契約には判子の代わりに手書きのサインを使います。

これは実は物凄く楽で、「判子がないから契約や解約ができない!」ということがまずおきません。

留学中に判子は不要

私は当初、渡米前に日本で新生銀行の口座を作りました。新生銀行の場合は予め日本でお金をいれておき、アメリカのATMでドルで引き出せるのでこの銀行を選びました。(現在も同じ形態かどうかは分からないのであくまで私の時は、という参考程度にして頂ければ幸いです)

そうすると引出額に関係なく3ドルが引かれました。私が留学した当初は1ドル80円前後というえげつない円高だったので別にそんなに気にせず使っていましたが、今は正直この日本円口座からドルで引き出しというのは余程のことがなければやめた方が良いです。

そんな訳で自分のお金を引き出すのに毎回3ドルも引き出される事に納得ができずとりあえずアメリカの銀行で口座を作ることにしました。

bank of Americaを選んだのは、単純に学校の近くにあったからだけで、他にはchaseなどがあります。

学生のステータスで口座を作るとき、私の場合はパスポートとI-20があればそれだけで口座が作れました。日本のようにハンコを作る、という面倒な手続きはありません。

この後に親とのjoint accountも作り、その際に親はcheckingとsavingの2種類の口座を作ったのですがcheckingの方が必要ない事に気づきました。口座を一つ削除するのはオンライン上で済むのです。加えて、口座全てを解約、となっても、電話一本で済むのです。

日本みたいに「ハンコがないから今日は解約できない」なんてことが一切ありませんでした。解約の際に口座にお金が残っていれば小切手で日本に送ってくれます。既に日本に帰ってきてからの解約の場合、「日本からの国際電話が高額じゃ…」と思った方も多いと思いますが、「ハングアウト」というアプリを使って電話をかけるとアメリカとカナダにかけるのは無料なのでそれを使えば何も費用は発生しません。

海外での銀行口座開設は留学生のひとつの小さな課題だと思いますが、気負わずに現地で頑張ってみてください。

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