ロサンゼルスにあるAnnenberg Petspaceに行ってみた!

Fall Break を使ってロサンゼルスにあるAnnenberg Petspace に行ってきました!坂上どうぶつ王国で以前紹介されていたので、知っている人も多いのではないでしょうか!!

ロサンゼルスにあるAnnenberg Petspaceに行ってみた!

Annenberg Petspaceって?

では、坂上どうぶつ王国見てない!見逃した!そのシェルター知らない!という人のために基本情報から…

アメリカのロサンゼルスにあるこのシェルターは、人々の暮らし、動物たちの暮らしを豊かにすることや、人間と動物の関係性や絆をより深めていくことを目的としています。

2階建てになっていて、一階には薬局・手術室・デンタルケア室・リハビリセンターなどがあり、二階には犬猫の住居スペースがあります。
シェルターと言えど、動物病院となんら変わらない設備が整っているだけでなく、獣医さん1人、動物看護師2人が常駐してシェルター内の動物のケアを徹底しています。

このシェルターは、アネンバーグ財団という個人財団が運営費をメインで出しているそうです。そのため、寄付をしたいという人が現れても受け取らずに、他のシェルターに寄付してもらうよう説明をします。 

ロサンゼルスにあるAnnenberg Petspaceの施設内

Annenberg Petspace では常時、犬猫約40匹ずつを保護しています。ロサンゼルス中のシェルターから引き取ってきている子たちがほとんどです。

お話を聞く中で私が驚いたことは、ケガを負っている子や、障害を抱えている子、シニアの子などを中心に引き取っているということ。その理由は、獣医もいて施設も整っているからこそ、ケアの必要な子を引き取って送り出すことが大切だからと、教えてくださいました。

(実際にサウスロサンゼルスにある市が運営する動物保護施設にも訪問してお話を聞きましたが、殺処分ゼロを目指してはいるが、実際はスペースが十分に確保できないため、治療が困難な子やシニアの子たちは殺処分になってしまうこともあるそうです。市が運営する動物保護施設についてもまた後日詳しくアップしていきます。)

地域のシェルターでは獣医と動物看護師がつきっきりで完璧なケアを受けることは難しいから、若くて健康な引き取り手が比較的見つかりやすい子ではなく、ケアの必要な子を引き取るようにしているそうです。

ロサンゼルスにあるAnnenberg Petspaceの施設内

実際に、Annenberg Petspaceでは交通事故で後ろ足が麻痺してしまい前足2本でケンケンしているかのように歩いていた子を引き取り、治療やリハビリを重ね、今では他の犬と同じように歩けるようになるまでに回復している子もいます。

写真の枚目がリハビリに使われた水中トレッドミルと言われるものです。水を張って、わんこが水の中を歩けるようになっていて、太り過ぎてしまっている子のダイエット、足腰が弱い子のトレーニングやリハビリに使われています。

一度張った水はトレーニング後に毛などを取り除き、再利用されているそうです。ワンちゃんにも、環境にも優しいなんて素敵すぎる…

それでは、後半をお楽しみに!!

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