英語学習に最適、相方を見つけよう!

英語学習 留学中、多くの学生を最も悩ませるのは言語の壁ですよね。 英語力の向上には様々な方法がありますが、今回は私が留学先で行っていたlanguage exchangeについて紹介します。

language exchangeとは?

language exchangeとは、language partner/ language buddy(以下パートナー)とペアになり、自分がパートナーに母国語を教え、そのかわりにパートナーの母国語を教えてもらうというものです。日本から英語圏へ留学する場合は、こちらが日本語を教え、ネイティブの英語スピーカーに英語を教えてもらうことになります。行う日程や時間、場所などはパートナーと相談して決めることになりますが、だいたい週に1回の1~2時間、お互いの授業の空きコマなどに大学にあるカフェで行うことが多いようです。会話の内容は、英語に関する質問から友達と話すような日常会話まで様々です。

 パートナーを探す方法

私は次の方法でパートナーを見つけました。まず、学年はじめに大学の語学コースを通じて、language partnerの募集に登録します。その際母国語、学びたい言語、何人パートナーを募集するかという質問事項に回答します。それから1週間から2週間くらい経つと、語学コースの講師もしくは事務からメールが届き、パートナーの名前と連絡先(メールアドレス)が送られてきて、個人的に連絡をとるというものです。 このように大学の語学コースを通じなくてもパートナーを探す方法はあります。
  • 日本サークル(Japanese Society)の活動に参加し、日本語学習中の学生にランゲージパートナーを探していることを話してみる
  • 友人に頼んで、日本語を勉強している知り合いがいたら紹介してもらう
  • 大学で日本語を勉強している学生を見かけたら、声をかけてみる
いずれも日本語を学びたい学生を見つけ、ランゲージパートナーを探していると持ちかけてみるという流れです。

 language exchangeのメリット

 日頃の疑問が解消される

留学先で毎日英語に囲まれて過ごしていると、自然な表現方法や同義語のニュアンスの違いなどについて、細かい疑問がどんどん出てきます。もちろんlanguage exchange以外の場でネイティブの友人に質問することもできますが、あまり語学の質問をしすぎるのははばかられるかもしれません。しかしlanguage exchangeであれば、自分も教える機会があるために遠慮せず、ささいなことでも質問することができます。パートナーもはじめから教える姿勢でいるので、とても丁寧に答えてくれます。

 リラックスしながら同年代の英語を学べる

学校などで学ぶ英語と、同年代のネイティブが話す英語には大きな違いがあります。大学のlanguage exchangeでは同年代とペアになるため、同年代が使っているカジュアルな英語を学ぶことができます。カフェで友達とお話している感覚にも近いので、あまり勉強、勉強という感じはなく、とてもリラックスした気持ちで学ぶことができます。

 日本語を教えるのも楽しい

私はそれまで日本語を教える経験がほとんどなかったのですが、language exchangeを通じて、母国語を教えるのは意外に楽しいなと感じました。パートナーが日本語を習得していくのを見ると、とてもやりがいを感じることができます。 英語学習

 注意するべきポイント

 パートナーの英語はわかりやすい

language exchangeにおいてパートナーはこちらの英語レベルをだんだん理解してくるので、そのレベルに合った無理のない英語を話してくれます。さらに1対1の会話なので理解できない部分があると、その度に聞き返したり質問したりすることができます。しかしネイティブスピーカーのグループに入って会話をする際はそういうわけにもいかず、聞き返すタイミングがないことや単語の意味を推測しながら会話することもあります。授業のディスカッションなどでは後者の力も求められるので、パートナーとの会話だけに満足せず、色々な英語・シチュエーションに慣れておくことも重要です。

 日本語の需要は減りつつある

私が留学していた大学では、日本語を勉強する学生は少ない上に年々減り続けていると聞きました。一方で中国語を勉強する学生が増えているようです。そのため日本人がパートナーを見つけるのは、他のメジャーな言語に比べると難しいようです。

 おわりに

いかがでしたか? 留学中、特にはじめのうちは英語力で劣等感を感じたり、間違えることや聞き返すことが申し訳ないと感じてしまったりすることもあると思います。そんなときにも、パートナーとの会話は精神的な支えになってくれます。 皆さんも留学先で是非language exchangeを活用してみてはいかがでしょうか。

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