マレーシア留学前に知っておきたい!気になる生活インフラ事情

マレーシア Selamat Petang!こんにちは、Zukiel Skywalkerです!! 前回の記事ではマレーシア留学のデメリットや実際に私が経験したハプニングなどを紹介しました! 「マレーシア留学のデメリットは?実際に経験したハプニング・トラブルは?」 皆さんは海外旅行に行った時に、「これをもし事前に知っていたら損しなかったのに!」とか「あらかじめ調べておけば良かった…」などと思った経験はありませんか?今回の記事では、私が留学していた時に「留学する前に知っていたら慌てずに済んだのに!」と感じた、細かいマレーシア事情を前編と後編の二つの記事に分けて、ご紹介していきたいと思います!!

マレーシアの携帯、インターネット事情

日本の携帯会社では、海外でも日本で使っていた携帯を使えるようにするサービスや海外専用の端末を貸してもらえるサービスなどを行っているのですが、私はあまりこのサービスをオススメしません。そもそも海外で暮らすのに、日本の携帯会社を使うメリットがあまり無いからです! 代わりに私がオススメする方法は、「SIMフリー対応の端末に変える」ことです。皆さんはSIMフリーというワードを聞いたことはありますか?SIMフリーとはどの通信会社とも契約が出来る、つまり「AU」や「Softbank」などのキャリアに属さないものを指します。要するに、このSIMフリーに変えてしまえば、海外の通信会社ともサクッと契約出来ちゃう訳です!! マレーシアではプリペイドSIMが主流で、日本の月額制とは異なり使う分だけSIMに料金をチャージしていく形になります。現在、マレーシアでは「celcom(XPAX)」、「maxis(Hotlink)」、「digi」、「U Mobile」の四社が主流で、maxisが一番安定した通信環境を提供していると言われています。 私も最初はmaxisを利用していたのですが、近くにtop up(チャージ)できるお店が無かったので途中でU MobileのSIMに変えてしまいました。通信環境は日本と差はほとんど無いので、快適に利用する事が出来ます。契約の初期費用はどの通信業者でもおおよそ300円くらいなので特に負担になる出費にはなりません。また、SIMフリー対応端末は日本の家電量販店で1万~3万円代で良い物を購入することが出来ますし、現地であればもっと安く端末を購入することが出来ます。 そしてこれらの通信会社はポケットWi-Fiのサービスも行っており、気軽にインターネット環境を整えることが出来ますよ!しかし、ポケットWi-Fiだと動画を観たりしているとすぐに通信制限がかかってしまうので、生活の中心として使用するには不向きだと思われます。長期滞在をする方は、ネット回線を部屋に通してしまったほうが良いかもしれません。  

マレーシアの交通機関事情

基本的にマレーシアはどこへ行っても車社会です!ですので、車を購入する予定が無い方は電車、バス、タクシーが主要移動手段となるでしょう。

電車

電車はクアラルンプール市内から周辺都市を結ぶ路線、そして成田エクスプレスのように都市~空港間を結ぶ特急列車など、東京と同じように路線が発達しているので移動がとても便利です!ですが、マレーシアの電車の治安は良いはずなのに、なぜかKTMコミューターと呼ばれる国鉄を利用した時に車両の窓ガラスがバキバキに割られているのを見てかなり驚きました。日本なら事件ですよね(笑)そして国鉄は古いので遅延が絶えません…。ですので、国鉄を利用する際は時間に余裕を持って出発しましょう!国鉄はこの様に悪い印象になりがちですが、シンガポールやタイ行きの寝台列車も運行しており、飛行機よりも安価にチケットが取れるので節約旅行にはオススメです!! ちなみに、ドラマ「JIN-仁-」でおなじみの俳優、大沢たかおさんもかつてドキュメンタリードラマ「深夜特急」で、このマレー鉄道でマレー半島を旅したことがあるんですよ!このドラマの影響で、このマレー鉄道の旅をしてみたいと思う方が多いみたいです。 鉄道と同様に、マレーシアでは安い高速バスもかなり発達しているのでバスと電車を駆使して学生ならではの貧乏旅をするのも面白いかもしれません。しかし、ローカルのバスは停留所が多い路線もあり、タクシーのほうが早かった…なんてこともあるので注意が必要です。 マレーシアの電車

タクシー

「出来ればタクシーで快適に移動したい」とお思いの方にオススメなのが、「Grab Car」という東南アジアで展開している配車サービスです! 利用方法は至ってシンプル。自分のスマホにGrab Carのアプリをダウンロードして、必要情報を入力。自分が今いる場所と行き先を登録するだけで、近くのドライバーが迎えに来てくれるのです!タクシーよりもはるかに割安な上、料金は行き先を登録する際にあらかじめ表示されるのでドライバーとの値段交渉は一切なし!ですので、変なトラブルに巻き込まれる心配がありません。 実際に私もペナン島内を移動する際に沢山利用しましたが、一度もトラブルに巻き込まれませんでした。 ただ空港やホテルの前などの、一般のタクシーがお客さんを待機しているような場所でGrab Carを利用すると、タクシーの運転手が「俺の客を横取りするな!!」とGrab Carのドライバーに殴りかかる事件が過去にあったらしいので、そういった場所でこのアプリを利用する時は、座席の後方部には座らずに助手席に座り身内を装ったり、タクシーのたまり場から少し離れた場所に来てもらったりなどの工夫が必要な時もあるので注意です!!  

マレーシアの車、免許事情

「留学するなら現地で車買って運転したい!」とお考えの方もいると思うので、車や免許の情報をここで紹介していきたいと思います!! まず免許ですが、日本で取得した運転免許証(または国際免許)を、マレーシアの運転免許証に切り替える方法が一般的です。切り替えをする場合、あらかじめ日本大使館にて免許の翻訳をしてもらいます。そしてパスポートや写真、日本の運転免許証などの必要書類を用意して、最寄りのJPJ(現地の交通局)にて切り替えをしてもらいます。 ちなみに、マレーシアの免許はASEAN圏内であるタイやベトナム、シンガポールなどの国々でも有効なんですよ! 「免許自体持ってないし、どうせならマレーシアで安く免許取得出来ないの?」という方。結論から言いますと長期滞在ビザを持つ人なら一応出来ます。ただし、あまりオススメはしません(笑) なぜかと言うと、以前にも触れましたがマレーシアのドライバーはとにかく運転が荒く、事故死亡率はアジアでNo.1、つまり初心者が運転するにはめちゃくちゃ危ない環境なのです!免許取得費用はおおよそ3万円と日本の10分の1程度の価格で取れてしまいますし、筆記や実技試験も英語で受けられる上に、日本ほど厳しくないと言われています。 しかしその分、安全に公道で運転する為の知識や技術が身に付かないので、費用は掛かってしまいますが、留学出発前か日本へ一時帰国したタイミングで取得するのが一番良い方法でしょう。 マレーシアでは関税の影響で、外国車である日本車やアメリカ車、そしてヨーロッパ車は日本の倍の値段で売られています。 日本車でも、中には1000万円近い価格で売られている物もあるようです。「なにも新車じゃなくても中古で十分だし…」と思いたくもなるでしょうが、それはとても危険です!マレーシアには日本とは違い車検が無いので、まともに整備されていない中古車がゴロゴロ転がっていると言われています。 更に、よく雨が降る影響で、車にも水によるダメージが及んでいる場合が多いので、中古車を購入後に修理費が余計にかかるかもしれません。実際に私も、マレーシアの道で立ち往生している車を幾度も見かけました。 安心して走るには新車を買えということになりますが、いくら信頼の日本車が欲しくても、日本の倍近くのお金を出すのはもったいないですよね?ご安心ください。マレーシアにはマレーシアの国産車、Perudua社のMyviと呼ばれる信頼性抜群の車が売られています。マレーシアに来れば分かりますが、この車は本当に乗っている人が多く、どこへ行っても確実に見かけます。私の一番仲の良かった友人もこのMyviに乗っており、故障はほとんどしたことが無いと言っていました。この車はある日本車がベースとなっているので、丈夫なのも頷けます。価格もおおよそ160万円くらいだそうなので、リーズナブルにしっかりした新車が欲しい方はこのMyviをオススメします!!   次回の記事、「留学前に知っておきたい!気になる細かいマレーシア事情を徹底紹介!後編」では前編には収まりきらなかった水や食品、テレビや病院などのマレーシア事情をご紹介したいと思います!! それでは、また次の記事でまたお会いしましょう!! Jumpalagi! See you later!!
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