アメリカ留学中の人必見!Farmer’s Marketに行こう!

アメリカはいろいろな小さい街でも大きい街でも毎週末にFarmer's Marketが開催されることがとても一般的です。なのでFarmer's Marketとはなにか、そしてFarmer's Marketの魅力をお届けします。 アメリカのファーマーズマーケット

Farmer's Marketとは

Farmer's Marketはアメリカの様々な街で週末に行われている農家や食べ物の生産者の直売所です。フランスなどでいうマルシェに似ています。 マーケットで売買されるものは、野菜や果物だけではなく、肉類や魚介類、乳製品など様々です。焼き菓子やパン、チョコレートにコーヒーなども取り扱われます。ただし、Farmer's Marketで取り扱われるものは、どれも地元で生産されたものや、オーガニックなもの、大量生産ではなく手間がかけてつくられた、環境にも人にも安全でやさしい食べ物ばかりです。 大抵のところは毎週土曜日の朝に開催されていて、遅くても午後2時くらいまで終わってしまいます。地域によっては春から秋にかけてのみ開催といったところや、時期によって室内と屋内の会場を使い分けて行われていることも珍しくありません。マーケットの規模は街の大きさに左右されがちですが、小さな街でも農業、畜産業、漁業などの第一次産業の盛んな地域では大きなマーケットが開催されます。 各地域のFarmer's Marketを運営している団体に登録するだけで、誰でも出店可能になります。
アメリカのパン屋さん

アメリカの農業と食文化

アメリカでは日本よりも食に対する安全性の危険意識が高いです。というのも、日本よりも行政による食の安全の管理がなっていません。ある意味では食に対する選択肢が日本よりも幅広い分、個人の責任も高いです。 アメリカの農業は日本の農業とは文化が違います。日本の農業はそもそもが家族経営によるものが大部分であり、アメリカの農業ほど大規模な大量生産に傾かなかったことから有機農業に関しては遅れ気味です。 日本の農業は有機農業ではない場合でも、アメリカの一般的な農業よりはよっぽど環境への負担が少ないです。一方、アメリカの農業は日本の農業よりも有機農業と普通の農業の間の溝が深いのです。アメリカでは資本主義の風潮が強いこともあり、合理的かつ効率的な大量生産が長く行われてきました。生産者と消費者が遠く離れてしまった農業です。 しかし、この大量生産では食の安全性や環境への配慮がされてこなかったことによる環境被害を背景に、大量生産ではなく、人間の時間と手間そして自然の力を利用した農業が発展してきました。現在では中流以上の家庭や教養のある人達、環境保護者の間では、食についても持続可能かどうかということが重要視されます。ファーマーズ・マーケットの人々やオーガニックファーマーが目指すのは農薬を最低限にするだけではなく、利用する電力やガス・石油などのエネルギーを最低限にし、出来る限り人間の手間と自然の知恵を利用する生産方法です。 そして多くの人がチャレンジしているのが地産地消の実践です。これは日本では国産野菜を選ぶことが一般的ですが、アメリアでは生鮮食品でさえアメリカ国内・国外を問わず、地域の外からはるばる輸入されてくることが多いのが現状です。 どんな食べ物を消費するかは個人の勝手です。だからこそ自分に出来る限りでいいので、ベストな選択をすることが持続可能な農業・漁業を可能にすることに繋がります。消費者が何を選ぶかはとても大きな影響を生産者に与えることができるのです。 アメリカに留学したら、Farmer's Marketを覗いてみてください。

アメリカ留学 関連記事

アメリカ語学留学!どの都市がいい?留学費用は? アメリカ語学留学費用 アメリカの大学・大学院へ進学!必要な条件は?入学試験はある? アメリカの大学・大学院進学
ホームステイ?アパート?それとも寮?アメリカ留学滞在方法のメリット・デメリット アメリカ留学の滞在方法 自分にピッタリの留学エージェントを探せ! 留学エージェント選び
留学エージェントにパンフレット取り寄せ
> アメリカ留学のおすすめ留学エージェント
留学エージェントに資料請求