学生として滞在するなら通わなきゃ損!安くておいしいパリの学食

学食 日本だけでなく、世界中から多くの留学生がやって来るパリ。学生のための制度や環境がしっかりと整っていますが、その中でも絶対に利用したいものの一つが学生食堂です。 パリには気軽に入れる学食があちこちにあり、いつも多くの学生たちでにぎわっています。もちろん語学学校生でも、さらには一般の人でも利用可能です。 ただでさえ生活費の高いパリ。安くておいしいごはんがたっぷり食べられる学食に通わない手はありません!

街なかにあるレストランが実は学食

パリの学食は、日本のように各大学の中にあるのではなく、街なかに立っています。そのため、知らなければ普通のレストランに見え、通り過ぎてしまうかもしれません。パリの各地にありますが、やはり学校が多く学生も多い5区に集中しています。お昼には行列ができ、ちょっと遅れると人気メニューは売り切れていたりするので、なるべく早めに行くのがおすすめです。 また、昼だけでなく、食堂によっては夜も営業しているところがあるため、夕食を外で済ませたい場合には利用してみるのもいいですね。 この学食は、フランスの公的機関であるCROUS=学生センターが運営していて、メニューや栄養バランスもきちんと考えられているとのこと。日本の大学生協をイメージすると分かりやすいかもしれません。このCROUSは学生寮の運営なども行っていて、学生としてフランスに滞在するなら何かとお世話になると思います。 フランス

学生証を提示して専用のカードを作成

学食の利用自体は一般の人も可能ですが、学生料金で利用するためには、学生証を提示して専用のカードを作ってもらう必要があります。このカードがあればチャージしておけるため支払いが簡単で、自分専用のオンラインページで利用履歴や残高なども確認できます。 実は、私がパリに来た当初は学校近くの食堂にこのシステムがなく、学生証なしで誰でも学生料金になっていました。今も専用のカードが作れるようになったとはいえ、クレジットカードでの支払いも可能で特に学生証のチェックがあるわけではないため、実際には学生でなくても学生料金で利用できてしまいます。 私も何度か友人たちを連れて行き、自分の分と合わせて専用のカードで学生料金を払いましたが、何も言われませんでした。その友人たちは本当に学生だったので学生料金でよかったのですが、もし学生でなかったとしてもそのまま通ったと思います。ただ、一度ご案内した60代後半の留学生の方は、さすがにレジで学生証の提示を求められていましたが・・・。 フランスのクロワッサン

ボリュームたっぷり!値段も味も文句なし!

学食はセルフサービスです。中に入るとその日のメニューが並んでいて、順番に好きなものを注文したり自分でお皿を取ったりしながらトレーに載せていきます。注文する際、フランス語に自信がなければ、指差すだけでOK。留学生もたくさんいるので大丈夫です。基本的にたっぷりよそってくれるため、あまり食べられない人は「un peu(少し)」と言った方がいいかもしれません。 値段はポイント制になっていて、合計ポイントで支払いをします。例えば、私はいつも前菜1皿、メイン1皿、パンにするのですが、これでなんと3.25ユーロ、デザートを付けても3.8ユーロです!パリで外食するのは高く、普通のレストランで同じ量を食べれば最低でも15ユーロはするので、かなりの格安と言えます。ちなみにメニューは日替わりなので、毎日通っても飽きることはありません。 気になる味ですが、これがすごくおいしいんです!安くて学生向けというと、味も大したことないんじゃないのとイメージしがちですが、値段の割には、というのでなく、本当にちゃんとしたレストランで食べるような味なのです。あまりにも意外だったので、私も初めてのときは本当にびっくりして、思わず一緒に行った友だちと「何これー!」と叫んでしまいました。語学学校でみんなにこの話をしても、なかなか信じてもらえないのが悔しいのですが。 学食

フランスへ留学するならぜひ

私が知っているのはパリの2つの学食だけですが、市内には他にも何軒かあり、そしておそらくフランス全土にも同じようなシステムがあるはずなので、特に学生として滞在する人はぜひ利用してみてください。実際に私も、この1年間はほぼ毎日通っていました。 自分で作るより楽な上、パン屋でサンドイッチを買うよりお財布にも体にもやさしく、なおかつおいしいので、きっと満足できると思いますよ! ※値段は2018年6月現在 留学エージェントに資料請求

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