絶対訪れて!ドイツのクリスマスマーケットレポート

ドイツのクリスマス

こんにちは。ドイツのフランクフルトに留学中のライターAnです。

ドイツといえば、クリスマスマーケットをイメージする人も多いのではないでしょうか?皆さんのイメージ通り、ドイツ人にとってクリスマスマーケットはとっても大切な行事。そんなドイツのクリスマスをレポートします!

そもそもクリスマスって?

クリスマスは、キリストが生誕した日と言われています。日本では平日ですが、ドイツを初めとするキリスト教の諸国ではクリスマスは祝日です。
12月25日は、ヨセフとマリアがベツレヘムの小屋にて、イエスを授かった日とされています。マタイによる福音書には、東方の三博士が乳香・没薬・黄金を持ってイエスの誕生を祝ったとされています。

ドイツは国民の62.8%がキリスト教。国全体にキリスト教文化が根付いているので、クリスマスは一年の中でも最も大事にされている祝日のひとつです。
宗教にまつわる祝日やイベントは、そのルーツを知るとより楽しむことが出来ます。

 

ドイツで最も街が賑やかになるシーズン

10月の半ば頃から、スーパーなどではクリスマスのお菓子が発売されています。また、街中には1年中クリスマスの飾りを売っているお店も珍しくありません。
そして氷点下の気温が珍しくなくなってきた11月の後半から、いよいよ街ではクリスマスマーケットが始まります。ドイツのクリスマスは、一年で最も街が賑やかになるシーズンといっても過言ではありません。
クリスマスマーケットは、ドイツ語で「Weihnachtsmarkt」。大きい都市から小さい都市まで、どこでも開催されています。

 

街を彩る”クリスマスマーケット”

① 街中に所狭しと登場する屋台

クリスマスマーケットは、メインの広場を中心として、木で出来た屋台がたくさん出店されます。フランクフルトであれば、「レーマー広場」が一番大きく、そこから街の中心部に広がるように、数え切れないほどの屋台が出店しています。日本の夏祭りの屋台をイメージしていただくのが一番わかりやすいと思います。

ドイツのクリスマス

また、どの街にも大きなクリスマスツリーがあります。ちなみに、ドイツ最大のクリスマスツリーは、ドルトムントのものだそう。

 

② 名物は?

【飾り編】

  • くるみ割り人形

チャイコフスキーのバレエでも有名なくるみ割り人形。くるみを口に入れてレバーを引くと、くるみの殻が割れるという仕組みです。
たくさんのくるみ割り人形が発売されていますが、お値段は意外と高め。ひとつ75ユーロ〜100ユーロすることも珍しくありません。これらは全て手作りで作られたもので、手間がかかっているためです。
他にも可愛らしいオーナメントや、木のプレート、小さな雑貨などがたくさん販売しており、どれを買えば良いか迷ってしまいます。
ドイツのクリスマス

 

  • ランプシェード

オーナメントの中でもひときわ綺麗で、どことなく不思議な雰囲気を持っているのがランプシェード。これは中に電球を入れて光らせるもので、ドイツの家庭では一般的です。エスニックな雰囲気があり素敵。折りたたんで販売してあるので、持ち帰りも安心です。
ドイツのクリスマスのランプシェード

 

  • キャンドル

カラフルなキャンドルや、キャンドル入れもたくさん販売しています。街によって販売しているものに違いがあるので、見ているだけでもとても楽しいです。こんな可愛い雪だるまのキャンドルも…!
クリスマスのキャンドル

 

【食べ物編】

  • グリューワイン

グリューワインとは、ワインにシナモンやスパイスなどを入れて煮込んだホットワインのことです。ドイツのクリスマスマーケットではどこでもグリューワインが販売しています。寒いドイツでも体がぽかぽかと温まるような、ちょっぴりスパイシーな美味しいワインです。赤も白も販売していますが、赤がメジャーです。

面白いのがその販売システム。グリューワインを頼むと、ワインの値段(3ユーロ程度)のほかに「Pfund(3ユーロ程度)」がかかります。これはグラス代で、グラスを屋台に返すとPfundが返ってくるという仕組み。もちろん、グラスを記念に持ち帰ることも可能です。
クリスマスのワイン
グラスは街によってデザインが違うので、いろいろな街に行って集めるのも楽しいです。

 

  • レープクーヘン

ドイツの伝統的なクッキーで、こちらもシナモンやスパイス、フルーツの皮などが入っています。こちらの写真のようにメッセージが入ったタイプもありますし、何も書いていないものも販売しています。味わいはジンジャーブレッドのようで、独特の風味がします。
ドイツの伝統的なクッキー

 

  • アーモンド

「Mandeln」と表記してある、カラメルアーモンドです。ドイツのクリスマスマーケットを歩くと甘いいい匂いがしますが、匂いのもとを辿るとアーモンドにたどり着きます。日本ではあまりドイツ名物として知られていないアーモンドですが、ものすごく美味しいです。

 

  • ホットドッグ

ドイツではいつでも野外でホットドッグが販売していますが、クリスマス期間に食べるホットドッグは特に美味しいです。中でも、ニュルンベルクで販売している「ニュルンベルガーソーセージ」は、細い3本のソーセージをパンで挟んだもので、ボリュームもあり美味しいです。

 

③ どこの街が有名?

ドイツのクリスマスマーケットでは3つの都市が有名です。

ニュルンベルク

バイエルン州の都市で、「Christkindlesmarkt」という世界一有名なクリスマスマーケットがあります。特に12月中旬以降や土日は非常に混雑しますが、ライトアップされたフラウエン教会とクリスマスマーケットのイルミネーションがとても美しいです。
ドイツのクリスマス

 

 

シュツットガルト

シュツットガルトは「世界最大」のクリスマスマーケット。とにかくものすごく広く、一晩では全てを見きれないほどです。
名物は、屋台の上の飾り付け。シュツットガルトでは屋台の上の飾り付けで毎年コンペを行っているようで、他の街以上ににぎやかで豪華なクリスマスマーケットを楽しむことが出来ます。
ドイツのクリスマスマーケット

ドレスデン

ドレスデンは「世界最古」のクリスマスマーケット。他の街のクリスマスマーケットに比べ荘厳な雰囲気で、観光客も他の2つに比べると多くなく、落ち着いて楽しむことが出来ます。ドイツのクリスマスケーキであるシュトーレンが有名で、様々な種類のシュトーレンを楽しむことが出来ます。
フランクフルトやローテンブルク、ニュルンベルクのクリスマスマーケットは似ていますが、東ドイツの雰囲気はかなり異なっているのでまた面白いです。

クリスマス当日は”家族で過ごす日”

そしてクリスマスマーケットは、12/23のお昼〜夜には全てクローズします。クリスマスイブとクリスマスは、日本のお正月のように「家族で過ごす日」。

みんなでクッキーを焼き、夜は軽食。イブの夜には教会に行きます。プレゼントを交換し、翌朝は10時〜12時頃にゆっくり起きて、ごちそうを食べるのが習わしです。日本のお正月のようなものですね。
ちなみに、お店も全部しまっているので注意!観光スポットも含め、12/24〜26は、ほとんどのお店が閉まっています。
ドイツのクリスマスマーケットは、他の国のクリスマスマーケットと比べても圧倒的な規模で、名物もたくさんあり、心から楽しむことができるイベントです。

 

留学中の方はもちろん、ドイツ旅行を考えている方も、ぜひ訪れてみてください!
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この記事の著者

An

An★2016年9月からドイツ留学

ドイツのフランクフルト大学に9月から2月まで交換留学するAnです。
卒業を控えた大学4年生で、最後のモラトリアムを楽しんでいます!
ドイツでは国際金融や経営を学ぼうと思っています。

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